おろかな睡眠不足

好きな漫画やアニメやゲームの感想だったり推薦だったりを語彙力なく語ります

Poppin'Partyの無駄な会話群 in三期五話

アニメ『BanG Dream!3rd Season』第五話『ポピブイ!』、めttttttttttttttttttttttttttっちゃ良かった…………。
皆さんは目撃しましたか?あのいくら徳を積もうが辿り着けない理想郷の切れ端であり神髄を……何?脚本家は天才なの?天才であることにもっと誇りをもって……???ありがとう1000万回唱えても足りないんですけど本当に私は………私はずっと………と延々祈りを捧げた錯乱の果てに、いつかやったようにポピパの台詞好きなところ書き起こししました。アニメが見れなくなってもポピパ成分をいつでも摂取できるスゥ~~~~~~~ッ……ハァ~~~~~ッ……フフ………(怖……)。暇かと問われれば暇であってほしい。
 
(これは「Poppin'Partyの喋ってるマジで意味がない何でもない会話」が大好きなオタクが、三期五話を見て興奮しながら文字起こしした台詞にコメントをつけていくブログです!)
 
 
※無駄じゃない台詞はカットです!でも大体書いた気がする 全部みたけりゃCD買おう
 
 
 
 
 これはいつかのヤツ

textmemotime.hatenablog.com

 
 
 上から時系列です。
 
 

 蔵にて得票数の話

沙綾「(得票数を見ながら)RAS……2位だよ。もう4921票、だって……」
香澄「1位Roseliaだ〜!  (にゅっと有咲の前に出てくる)
有咲「香澄っ!?  (ぎょっとした後すぐに視線を沙綾の手元に戻す)」
沙綾「ライブだけで、っていうのがスゴすぎるよね……」
りみ「ポピパは?」
香澄「おおっ?  (身を乗り出す)」
有咲「(圧迫される)  おおいっ」
たえ「(香澄が開けた隙間からにゅっと顔を出す)」
沙綾「下の方だと思うけど……  (スクロールする)」
有咲「……うちらはまだ2回しかライブ出来てねーし……」
香澄「ポピパが出てこないぃ〜っ……」
沙綾「………あ。あった……。
……231位……」
『おー……(あー……)』
 
 有咲が背後でガン無視されるイントロパートで確信する勝利!!!(何の?) 香澄の切ない「出てこないぃ~…」が可愛い
 
 
 

蔵にてMVの話

香澄「私達も作ろう!」
『?』
香澄「ポピパのMV!」
たえ「ん?」
りみ「ふぇ?」
沙綾「おぉ?」
有咲「な、……マジで……?」
 
香澄「うん!やれること、全部やろっ」
有咲「全部って……、」
 
たえ「ポピパのMV。……ポピブイ!」 
香澄「ポピブイ!」
りみ「ポピブイ……めっちゃイイ〜っ!」
有咲「おお?」
 
沙綾「ウチのカメラ……は古いかぁ」
有咲「お、おお……」
 
沙綾「Galaxyの借りられるかな」
りみ「ロックちゃんに聞いてみよ?」
有咲「マジか!?」
 
香澄「うん!よーしっ、ポピブイ、作るぞーっ!(手を出す)」有咲「えええ……」
『(皆で手を重ねて)  ポピパ!ピポパ!ポピパパピポパー!』
有咲「(先に挙げた手を下ろして)  ……お前ら、MV作ったことあんの?」
『あ』
 
困惑しまくってる冷静ヶ谷有咲、皆でコールするときも仏頂面なの安定がある
 
 

 彩・千聖を待ちながら

りみ「(パスパレのMVを見ながら)  め〜っちゃかわい〜っ!」
有咲「お、おウッ……」
 
ワンカットなのにこんな面白いのズルい。りみりんちょっとスマホやめて隣でガッチガチの人を気にしてあげて……市ヶ谷さんは白鷺さんそんなに怖い??そんなガッチガチなる?????
 
 

番外編・パスパレ

有咲「(ルミナスのMVについての話で)やっぱり、海外ロケとか行ったんですか?」
彩「千葉だよ?」
有咲「千葉ァ!?」
りみ「千葉素敵〜っ♪」
彩「大きな牧場で撮ったんだよね〜」
千聖「彩ちゃんが歌ったら……」
彩「へ?」
千聖「牛が集まって来てしまって、大変だったわ」
彩「千聖ちゃぁん……!」
 

ポピパメインじゃないけど好きだったところです。いやそれマ〇ー牧場だよね?(〇ザー牧場は楽しい!)牛に集られる彩ちゃんという珍百景見たいんですけど

 
 

MVの話をパスパレに訊きながら

彩「あ、でもね、そこ以外は、全部CGなの」
りみ「しーじー……」
有咲「あ、ベルトコンベアのシーン!」
りみ「可愛かったぁ〜……♪」
有咲「どうやって撮ったんですか?」
彩「グリーンバックの前で撮ったんだよ」
有咲「あぁ、グリーンバック……!」
千聖「彩ちゃんだって、撮影中に熟睡してたでしょう?」
彩「う」
有咲「あ、みんなで寝てるシーン……!」
 
有咲が早押しクイズ並みに回答していくの予習復習しっかりしすぎだしだからこの子は優等生なんだな…という理解  彩ちゃんの知識の半分以上が麻弥ちゃんと千聖ちゃんの受け売りなのではないかという疑念があります りみりんの相槌お前が可愛いずっる……!
 
 
 

 ロックのMVアドバイス

六花「あ!MVは一箇所だけがいい感じでもダメだって。全体がいい感じになって完成する、バンドと同じだそうです」
たえ「なるほど〜 (得心顔)」
香澄「……なるほどぉ (悩み顔)」
 
香澄ぜってーーー分かってねえだろ!!!という気持ちで書き起こした ちゃんとチュチュ様の言葉を覚えてるロックちゃん偉い子
 
 
 
 

 有咲の家で撮り始め

香澄「有咲の盆栽達も入れてあげなきゃ〜(借りたカメラで盆栽を撮る)」
有咲「香澄っ、な〜に撮ってんだよ!」
香澄「うぅっ」
有咲「貸せ!それ借り物なんだからな」
香澄「うぇぇ〜っ!?」
たえ「私やる! (エアカメラを構えてりみを見る)
じ〜〜〜〜っ」
りみ「はわっ……」
香澄「おおっ!」
有咲「えぇ〜?おたえ大丈夫かぁ?」
沙綾「ふふ……。じゃありみりんと私がカメラマンやるから、有咲監督やってよ」
有咲「え?」
香澄「おお!?」
りみ「私、撮っていいのっ?」
沙綾「一番慣れてるかなって」
りみ「わぁ〜……!」
沙綾「交代で撮ろ?有咲はどう?」
有咲「カントク……監督、かぁ……!」
かすたえ「「カーントクっ!」」
有咲「監督かぁ〜っ!」
 
 沙綾の采配の巧さ、そして天狗になる有咲お前お前……!エアカメラのおたえは多分香澄の業務を引き継いでるんだと思うんですけど、有咲とりみりんから理解を得られてなくて、そういうところが好きです。バッドコミュニケーションも日常なポピパ。
 
 
 

 有咲の家で撮影開始

有咲「(カメラ構えるりみりんの隣で)んじゃあいくぞ?……顔あげるだろ?」
香澄・たえ・沙綾『……』
有咲「遠くを見てさ……」
『(ぽけー)』
有咲「箱に入って……」
『?』
有咲「逃げるっ!」
『!』
有咲「構えてっ、」
『パーーン!!!』
りみ「はいカーット!」
 
な ん だ こ れ RASのMV撮り方を又聞き再現したらこんな事になるのか……。ここでそれぞれのアクションと似たアクションを取る監督が良い。逃げる時の身振りが好き。
 
 
 

 生徒会室で暫定完成MVを見て

有咲「待て待て待て待て、なんだこれ怖い怖い!
沙綾「シュールすぎない、大丈夫?」
りみ「ちょっと曲と合わないかも……」
香澄「有咲の表情、固かったからなぁ……」
有咲「私かぁ!?香澄だって固いだろ」
たえ「もっと笑顔が必要……」
 
ぜんぜんだいじょばない ここまで超テンション高かった沙綾が一瞬で冷めてて笑った
 
 
 

公園にて 

香澄「いぇーい!」 
たえ「いぇーいっ」
沙綾「(カメラで撮りながら)お、いいですねぇ〜」
 
有咲「……あー、みんなで武道館行けたらいいなー、なんて思ってたけど」
 
沙綾「もっとキリっとして?」
香澄「いぇいっ!」
たえ「いぇい」
 
有咲「これじゃあ、夢のまた夢だな……」
りみ「有咲ちゃんっ」
(ピロリン♪)
有咲「お?
……あぁっ、何撮ってんだよ〜……っ!?」
りみ「綺麗だったから……」
有咲「へ!?
あ、あぁ〜、綺麗な夕日だなぁ〜……!」
りみ「ふふっ」
 
?????????????????????????????????すみません牛込りみさんちょっと……え……あの何回見ても意味わからない……「綺麗」とほほ笑む一連はなんなんですか?口説いてるんですが?天然で許されることにも限度がありますが!?!? ヒーローポーズかわいい向こう三人の記憶吹っ飛ぶ衝撃なんですけど………。(この後横目で覗き込む有咲の顔が好き)
 
 
 

公園にて・有咲これくしょん

香澄「ただいまぁ〜っ!(ベンチに座るりみの肩に手を置いて)何見てるのっ?」
 
(☆4[再来、桜舞う季節]の香澄の写真を見ながら)
たえ「春の香澄だ〜」
 
(たえが布団で寝てる写真を見ながら)
香澄「夏のおたえもいるよっ?」
 
沙綾「私、秋の有咲持ってる!」
有咲「何ぃっ!?」
香澄「私も〜!」
有咲「お前もか!」
たえ「僭越ながら……」
有咲「おっ、お前も〜っ!?」
たえ「(微笑みながらオッちゃんの写真を出す )」
有咲「おっ………うさぎじゃねえか!!!!!」
『わぁーっ』
香澄「オッちゃんまた大きくなったね〜!」
たえ「団十郎も最近ご機嫌!」
香澄「またおたえの家で合宿したいよ〜」
有咲「この間お邪魔したばっかりだろー」
沙綾「あ、母さんが、またみんなで泊まりに来てって言ってた」
 
 
 「おっ、お前も〜っ!?」←(この嫌そ〜ななんともいえない表情の動き天才)  有咲はデッキを組むときに必須の画像かなんかなの?私の携帯にものフェス限有咲いますけど…… というか泊まりすぎだよ楽しそうだな! 頻度が家出少女みたいになってるよ
 
 
 

蔵にて編集中

りみ「有咲ちゃん。そのデータ、貰えるかな……?」
有咲「え、それ使うのか?」
沙綾「……私、すっごい変顔してるんだけど……」
有咲「もっと面白いのあるぞ〜?」
沙綾「ええーっ!?」
たえ「オッちゃんも入れたーい」
沙綾「そうだよ、オッちゃん入れよう!」(若干食い気味)
 
沙綾そんなに嫌?って位にここ食い気味で笑った 話題逸らせてよかったね……
 
 
 

編集中・追加したい画像について

香澄「私も入れて欲しい映像あるんだ〜(鞄の中からDVDを取り出す)、ぽぴぱパピポぱーてぃの映像なんだけど……」
有咲「お、入れよう入れよう!」
たえ「(黒いうさぎの画像を見せて)  ゴッホも……」
りみ「うんっ」
有咲「………。本当にうさぎ入れるのか……?」
香澄「大事なもの全部!いっぱい入れよう!」
有咲「えっ、じゃあ天龍川も入れていいのか!?」
りみ「うん!」
たえ「(2匹のうさぎの画像を見せて)  クリスとココア……」
有咲「分かった分かった……」
香澄「りみりんはチョココロネ?」
りみ「もう入ってる〜♪  (選択済み)」
沙綾「流石!」
香澄「ランダムスターと、あっちゃん!」
沙綾「お、純と紗南も!」
たえ「……花園ランド」
有咲「もうなんか収拾つかなくなってきたな……」
りみ「でも……」
有咲「お?」
りみ「そういうの全部含めて私たちな気がするっ」
香澄「だったら、みんな出てもらおっ!」
 
ぽぴぱぱぴぽぱーてぃ、マジで舌噛みそうになるひたすらに言いにくい言葉……。うさぎのときは消極的なのに全部と分かった途端盆栽を推す有咲、先行して入れてるりみ、花園ランドを入れるとは…???????(真相はMVを、見よう!)
 
 
 

 番外編・MV参加を頼まれるRoselia

香澄・りみ「「お願いします!」」
あこ「楽しそ〜!」
友希那「え?」
リサ「いいよ〜☆友希那も良いよね?」
友希那「え???」
 
友希那さんミリも理解してなくていつ見ても笑う 
 
 
 

 蔵にてMV完成

(りみと有咲が正座で厳粛にしている……)
りみ「……出来ました……(しずしずとPCを前に出す)」
香澄・おたえ・沙綾『わぁ〜っ!』
沙綾「りみりんっ!チョココロネだよぉ〜っ……!(やまぶきベーカリーの袋を渡す)」
りみ「ありがとう沙綾ちゃんっ……!(取り出したチョココロネを咥えながらPCの前へ)」
有咲「やべぇ、ドキドキしてきた……」
香澄「みんなでカウントダウンしようよ!」
たえ「(間髪入れずに)ご!」
沙綾「早っ!?よん!」
有咲「さ、さんっ!」
香澄「にぃー!」
りみ「いちっ」
Click!
 
おたえの即カウントダウン~~~細かく全員の言い方のクセとかペースとかタイミングとか、そういう所ばっか好きになって見てしまうんですよね
 
 
 

無事にMVが完成したことを受けて

たえ「2人のおかげ〜」

有咲「ハァッハッハッ!崇め奉れー!」
沙綾・たえ・香澄『ははーっ!(ひれ伏す)』
 
有咲すーぐ調子乗るし調子乗れちゃう環境が整ってるポピパ~~~!!!(かわいい)
 
 
 

 投稿する時

有咲「……なぁ、みんなでやらねーか?」
『!』
(手を重ねて)
香澄「有咲がブルブルしてる〜」
有咲「うう゛っ」
沙綾「緊張しすぎ!」
たえ「りらーっくす」
有咲「うっせーっ!りみ、やるぞっ」
りみ「うん!せーのっ」
Click!
『うわぁぁーっ!』
有咲「アップしちまったぁ!」
たえ「全世界の目に…!」
沙綾「ちょっと、ドキドキするんだけど……!」
りみ「……もし、誰も見てくれなかったら……」
香澄「……私っ、一晩中見るよ!」
 
音頭を制作チームである有咲とりみが担ってるのも好きなんですが、「……私っ、一晩中見るよ!」という香澄の台詞がしっかりポピパの芯を担っててこれも好き……
 
 
 

投稿した!

『わぁぁぁ〜〜っ!!!』
香澄「やったよりみりぃ〜ん!」
沙綾「良かったぁ……っ!」
有咲「〜〜っいいねって、いいねがいつつもいいねってぇっ、りみぃ!」
りみ「………zzz」
有咲「寝てる!?」
たえ「頑張ってたから……」
香澄「ねぇー↓むれぇー↑、ねぇ〜むれぇ〜、あーりぃさぁもぉねぇ〜↑むれぇ〜〜↓♪♪」有咲「やめろー!」
たえ「………zzz」
沙綾「寝てる!?」
有咲「あぁ〜〜〜もぉっ、全員泊まってけぇ〜〜〜っ!!!!!!!!」
 
有咲も寝さすな!!!!!!泣きそうになりながらいいねを叫ぶ有咲超好き好き、幸せになれ みんなでおやすみ……ポピパ、お疲れ様!
 
 
 
くだらない話をしていると有咲が頑張ってくれるので実質有咲が好きというブログになってるけど正しい、私はいつもそうだ……有咲可愛いしポピパも可愛い、みんな可愛い、これ即ち真理也……そうか?そうだよ
 
ずっとRASメインでポピパや既存バンドが見たい私はもっとバランスよくやってくれグヌヌ~~としてたんですけど、でも五話は久しぶりにほぼポピパ単独回でほかのバンドもポピパも沢山もいっぱい楽しかった!相変わらず無駄話させたら天下一品だなアニドリは……。
 
みんなも、あにどりを、みよう!
 
以上!
 
 

『処刑少女の生きる道』を読んで欲しいブログ

 

――殺されるなら、がいい。

 

ga.sbcr.jp

 

https://r.binb.jp/epm/e1_113865_03062019170517/

 ↑のリンクから小説一巻の大量ページの試し読みが出来ます!読んで~~~~~~~~!!!!

 

読むべきかかったるくて迷ってるなら、試し読み区間と一巻のネタバレ踏んでもいいならこのままこのブログを読んでって下さい!私はこの作品がかなり好きなので色々おしゃべりをします!たのしいよ!

 

 

(n回目かもなあらすじ:異世界召喚されたトキトウアカリの前に現れた、清く正しい神官のメノウ。メノウのことが『何故か』大好きなアカリは、逃げるよって言われたので一も二もなく一緒に逃げるけど行く先々でトラブルは起こるしちょくちょく記憶は飛ぶしでさあ大変!でもメノウちゃんと一緒だから問題ないよね?)

 

 

 

 作品について

 

佐藤真登作『処刑少女の生きる道(バージンロード)』はGA文庫で刊行中のライトノベルです。主人公で処刑人のメノウが、殺しても死なないヒロインのアカリを殺す――その手段を探しつつ一緒に旅をする中、様々なトラブルに巻き込まれていきます。予想外の襲撃に周囲の裏切りに世界を滅ぼす大災害と、ありとあらゆるベクトルで襲い掛かるとんでもないイベントの数々や修羅場をなんとかかんとか潜り抜けながら――意図しないまま、殺す相手に持ってはならないはずの親愛を、抱いてしまう。そんなお話。

この作品の最も最高なところは、『出てくる登場人物がほとんど女子(レギュラーメンバーは全員女子)の上、激重な感情が女子の間でえげつない程向けられまくること』。これこそ、この作品の最大の特徴にしてNo.1ポイントだと私は捉えています。異論は認めますが異端は殺すしか…。

 

 

キャラクターについて(女と女の関係性について)

基本的に主人公のメノウちゃんは無自覚女の子たらしなので、いろんな感じにいろんな女の子に感情を向けられます。三巻でついに小言を貰ったりしますが、まあ本人が完全無自覚馬耳東風なのでいつか刺されそうで怖いですね*1。皆感情が、本当に、重いんだよな…。重いんだよな!!!!

 

*2 

 

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メノウちゃん本当にかわいいな…

 そんな主人公のメノウはポニーテールのまぶしい、どこにでもいる清く正しい神官…な、だけではなく。漂白された人格に、後から人としてのカタチを書き込むようにして「造られた」女の子です。それ故に、本来人としてあるべき筈の生への執着を持たないなどの欠陥を抱えています。演技は明るく、反対に素は冷静で薄情とも思える淡白さ。でも根っこは真面目で善良という、普通でいびつな女の子。

唯一親しい後輩のモモ以外に目立って心を開くこともない。…筈だった彼女の心は、アカリとの邂逅を期に変わり始めます。神官であり処刑人である彼女の『正しい悪人』であろうとする生き方は、殺した彼らへの贖罪の道のりであり、彼女の決意の表れです。

 

 

 

 

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お前の天然はきっと一生モノ

メノウの処刑対象として命じられている、メノウにゾッコンラブ(死語)二号なのがトキトウアカリ。異世界召喚された日本の女子高生です。とにかくハイテンション、楽天家、そしてメノウちゃんのことが大好きなトラブルメーカー。本人もそんなに彼女のことが好きな理由を理解しておらず、最早本能的な好意をもってメノウに接し、そんな彼女を理解不能とメノウがつれなくあしらうのが常となっています。異世界特典として《時》の純粋概念という能力を保有しており、自身の死すらを自覚なく『巻き戻す=回帰する』ことが出来ます。その為、メノウはアカリを殺す手段を探し求めることになるのですが。

――そして、その実態は幾度となく回帰を繰り返したかつての「トキトウアカリ」が、これまでの記憶を封印した姿。殺され損ねた自分自身を、今度こそメノウに殺させるために。大好きなあの子に殺してもらうために――彼女は、何度も時を回帰する。

 

 

 

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いつまでもどこまでも健気~~~~~!!!!!

  また、こちらもメノウにゾッコンラブ(死語)一号なのが後輩のモモ。リボンがとってもかわいいですね。そんな愛らしい外見とは裏腹にメノウの為にのみ生きているといっても過言ではないバーサクぶり、神官でありながら神を信じず、神官であるメノウの為に神官になった女の子です。メノウ以外のすべてが――特に現状は彼女の最もそばにいるアカリが、敵です。メノウの為なら、なんだってできる。

メノウのことを『先輩』と呼び甘えた声で話しかけ盗撮するその姿からは想像がつかないほど、彼女は他者に対する容赦というものを知りません。それはメノウ以外に興味がない事の表れでもあります。メノウより、精神面においてよほど優れた処刑人である彼女は、情に絆されやすいだろうメノウとアカリが親しくなることに危惧を覚えています。そして、とある女に付きまとわれてしまう事実を呪っている。

 

 

 

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敵なら脅威、味方なら心強いを体現する姫ちゃま

 

 付きまとうのがさてこちらのアーシュナ殿下。一国の姫でありながら騎士に志願したうつけもの、生粋のバトルジャンキー、そして服がとても変。メノウとアカリ(とモモ)の旅路にちょくちょく交わり、時に敵、時に味方として状況を混迷に導きます。馬鹿みたいに強い。メノウとモモも腕利きの処刑人として実力はとても(どころじゃない位に)高いのですが、彼女はそれに追いつけどころか追い越せ追い越せな、もう熱すぎるくらい純粋な強さを有しています。マッジで強くてそのストイックさがカッコいい。…一国の姫が何故?地位を活用した情報網の広さ、行動力とあらゆる面でハイスペックを発揮するこちらもこちらでトラブルメーカー。アカリが力のない厄介者なら姫ちゃまは力のある厄介者ですね!はた迷惑だな!

 

 

メノウからはアカリに困惑交じりのはりぼての好意(諸説アリ)と殺意、アカリからメノウには上限を知らない無限大の好意。――今度こそという、祈り。

 

メノウからモモには絶対の信頼、モモからメノウには絶対の好意。危うい程に、奇跡のような。

 

モモからアカリには1ミリの隙もない嫌悪、アカリからもまた――『モモを知る彼女』からは同じ質の嫌悪。

 

 アーシュナからモモ(とメノウ)へは厄介な程の興味関心、神官二人からはアーシュナへは厄介さと頼りになることに対するなんとも複雑な感情。

 

 

全てが入り乱れぶつかり合い、そんな混沌の中で進むメノウとアカリの旅路が最ッッッ高~~~~に面白い。

 

 

そして3巻では、※以下3巻のネタバレ反転

このぐちゃぐちゃの状況に石をぶち込むように、ただ一人――メノウを、モモを嫌い、アカリを応援しちゃうサハラちゃんが登場しちゃうのでもうぐちゃぐちゃのぐちゃですよねニコニコしてしまうな!!!!3巻の混迷具合大好きだしメノウちゃんにすべての感情をぶちまけたメノウちゃん嫌いなサハラちゃんが余裕をなくしたメノウの唯一のパートナーになるだろう4巻が楽しみじゃないやつおんのか!?私楽しみ過ぎで最後のサハラちゃんが皮肉いうシーンずっと読み返してます……ウフフ……モモとアカリの殺伐犬猿旅路も考えるだけでニヤニヤしちゃうな……(反転終わり)。ね!!!!もう何も分かんねえよな!!!!(ニコニコ笑顔~~~!!!!)

 

 

 

 

 設定と伏線と描写について

 他、注目すべきはその設定の妙です。


異世界転生もののテンプレート、「異世界転生してチート能力を獲得」「ヒロインがすぐに主人公にべたぼれ」etc…なんていう思わず反吐が出ちゃうような在り来たりを、この世界は確かな現象として成立させています。

全部理屈があって、理由があって、それによって引き起こされた結果がある。だからこそ好ましい。

この世界において、現代日本から『迷い人』…異世界召喚される人が現れることは、ものすごく珍しい事ではありません。異世界でありながら共通語は日本語、というところなど、様々なところに日本からもたらされた文明の存在を見て取ることができます。

そんな異世界召喚された日本人は、その誰もが『純粋概念』と呼ばれる超強い能力……所謂チートを付与されています。能力の特性は人によってよりけりですが、どれもが驚異的であり、持ち主である迷い人を侵食することで、さらに強大になっていきます――それこそ、最後は世界を滅ぼす程に。

この世界は、一度異世界人の手で繁栄し、滅びかけている。そんな前例があるからこそ、処刑人は迷い人を殺さなくてはならない。たとえ彼らに罪がなくとも、その存在こそが世界にとっての罪なのだから。

 また、転生者が持つ能力自体の枷もポイントです。自身すらも狂わせる悪魔の能力は、浸食と共に使用者の記憶を削り取ったり、世界を歪ませたりと、見えないところで代償を奪っていきます。それは各地で人災《ヒューマンエラー》と呼ばれる被害を生み出した異世界人も、そして――アカリも、また。

巻が出るたびに明かされていなかった事実や知らなかった情報が明かされ、また知っていた/知らず敷かれていた伏線がどんどんと回収され、また新たな謎が敷かれる。この恐ろしい程の世界観の深さは、何度読み返しても飽きがこないな、と思います。その認知が正しいと誰が言った?的なのがもう畳みかけるように来るんですもん。

 

 

そして何より熱くたぎる戦闘描写ですね。身分制度の強いこの世界において最高位の第一身分(ファウスト)、神官であるメノウちゃんは、神官の中でも最高位の青い神官服に身を包んで戦います。さながら魔法のような錬金術のような……不可思議な導力と呼ばれる力を、『教典』という本を使って様々な形に変えて敵を翻弄します。そんな宗教色が強い独特のバトルスタイルはメノウのもの、同じ導力を利用してもスタイルはモモもアーシュナも全く違うので本当に人それぞれで面白い。*3

 

 

最後に

 

とにかく今推してる最高ライトノベルです、私は女と女が好きなのでまさかこんな作品とGA文庫大賞とかいう滅茶苦茶大々的な場所で出会えるとは思っていなかった。奇跡も導力もあるんだよ……。

以下は処刑少女に狂うツイートです。

 

アア~~~~~~~カワイイ~~~~~ 

 

死が近い 

 

あっ!主語が強いオタクだ!けどヒロインが表紙かざってる的なラノベ認識されてる可能性があんの腹立つのはマジ! 

 

「これは、彼女が彼女を殺すための物語」は一巻帯のキャッチコピーですが、 『誰』が『誰』を、という点に言及してないの滅茶苦茶好きです。冒頭に置いた二巻のキャッチコピーはもっと好きです。

 

スン……(._.) 

 

 そしてこの動画はそんな処刑少女のイラストを使った素敵動画なわけですがこれ本当凄いので見てもらいたいな…とそっとリンクを貼ります…。

 

 

 

誰かにとっては幾度目の、彼女にとっては『初めて』の道のり。『初めて』の感情。――『初めて』の、友達。

そんな彼女たちが送る「処刑少女の生きる道(ヴァージンロード)」、素敵ラノベ、何卒宜しくお願いします!

以上!

 

*1:現に激重感情のせいで死にかけたし

*2:以下画像引用元:

https://ga.sbcr.jp/sp/virginroad/

*3:戦闘、ここにもアカリの信頼が作用してくるのがずるいな~~~と思います。彼女の信頼をモロに浴びるのは多分戦闘が一番だったろうなと思うので。わあお。一巻戦闘ラスト付近の挿絵最高では?

あの瞬間、確かに私はまゆちゃんのプロデューサーだった

 

きっと彼女は私だけを/私は彼女だけをみていた。

 

 

『IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR  Special 3chord♪ 』無事終了お疲れさまでした~~!幕張二日目、名古屋一日目、大阪二日目にライビュで参加させていただきました。

 

私個人としては、メインで担当している荒木比奈と結城晴がいない本日大阪は、ものすごく他人事での参戦でした。前日のセトリからニュージェネが歌わなそうなことも察していたし*1、ドはまりするほどに好きな曲も多くはなく*2、まあ楽しめればいいな~、みたいな。そんな軽い気持ちの公演でした。この後エモさで死ぬんですけど。

 

さて、それとは別案件。中間近くのブロックの話です。新田美波さんのVoyageがすごくきれいな歌で、思わずほろりと泣いてしまいました。生バンド、生演奏だからこそのアレンジが美しくて、さざ波の中で彼女の歌を聴くような感覚が心地よかった。

ハンカチで涙をぬぐいながら、次の曲は、と備え始めて、ピアノのみで知らないイントロが流れ始めた時に、ああ知らない歌のかな~、と思いました。最近は某バンドゲームに熱心なこともあって、幅広いデレの曲をすべて追えていない状況でした。

なので、これは初見だなぁー、とワクワクしていたら、するりと登場する一つの影。

 

私はマジで記憶力が芳しくないため、人のことをすぐに顔で判別できません。だから外見的特徴を覚えようと躍起になって、その、右手の小指で揺らめく真っ赤なリボンを強く強く覚えていました。それは彼女のトレードマーク。

 

――ああ、まゆちゃんだ。

まずそう思いました。

 

牧野さんが――佐久間まゆちゃんが、一人立っている。あの瞬間の、スクリーン向こうとこちらの、おおよそバラード系の曲が始まっているとは思えない大きなどよめきは明らかな異質を、現実を、その姿すらを疑う観客の意思でした。

ライブビューイングの特権として、曲の紹介をテロップで見ることができます。現れた文字列は『エヴリデイドリーム』『牧野由依』…この曲を、知っていました。私はエヴリデイドリームを知っています。ハマった直後は登場していたすべての曲を聴きまくっていましたから。エヴリデイドリーム。佐久間まゆちゃんのソロ曲。しかし、エヴリデイドリームのイントロであるとするならこれは明らかなスローテンポ進行、おまけにピアノ伴奏のみ。…何か、普段とは違うものが始まろうとしている、と、察した直後。

 

『一目ぼれ、から、始まった――』

 

――歌詞の、始まりの一言目。たった一言。

それを脳が認知した瞬間、涙腺が壊れてしまったかのように涙が溢れました。誰が一番驚いたって私自身です。

涙が止まらない。どうして。ただ、呆然と聞き入るしかない。

 

『毎日が夢のよう、です』

 

分かったこと。「それ」は佐久間まゆの言葉でした。歌じゃない、きっとあれは歌だけれど歌じゃなかった。彼女の語りかけてくる言葉の一つ一つが、強く、強く強く胸を打ち据える。

 

私はまゆちゃんのことを知りません。まずもってCoPです。担当は荒木比奈です。好きなユニットはニュージェネで、そういう狭い世界でささやかにPをしている、彼女とはまるでかかわりのないプロデューサーです。確かにキャラクターは知っているけれど、それはあくまで創作の知識みたいな簡素なもので、そんな知らない彼女の、知っている歌を聴いていて、どうしてこんなに涙があふれる?

 

『なんて、神様…ごめんね』

 

とうとうこらえきれず、しゃくりあげそうになってハンカチで口元を押さえました。呼吸がままならない。訳もなく声が出そうになる。苦しい。この歌にかき乱される感情がどうやっても止められない。

 

とても気持ちの籠った歌だと感じました。緩急をつけて、強弱があって、喜怒哀楽が全て愛情となって注がれている歌。鬼気迫るような激しさと、今にも消えそうな儚さが入り乱れる。危うさを秘めた一途さとはこういうものなのだと教える様な。まっすぐにただ一人を想う歌。

 

まゆちゃんは歌っていました。大好きなあなたへの想いを。あなたって誰なんだろう。現地のまゆP?このライビュ会場の?ライブを見ていないP?裏手にいる誰か?誰でもないのかもしれない、分からない。考えていました。荒れ狂う気持ちはもうどうにもならなくて、ハンカチも顔もぐっちゃぐちゃで、だから、せめて、せめてこの場所にいるものの義務として見届けようと画面をみて、目が、合って。

 

ふ…と、『気づき』ました。

 

違う。誰とか何故とかどうとかそういう事じゃない。私の担当とかも関係ない。私のこれまでも、未来も何も関係ない。

 

『――ねぇ、あなた?』

 

私だ。

 

あなたは、『私』だ。

 

これは、あの子が『私』を想う、歌なんだ、と。――自然に、そう思っていました。

 

だからきっとあの瞬間。

私は、ただ一人の、彼女だけのプロデューサーでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

みたいな感情にさせられたんですけど私は比奈のPであってまゆちゃんのPではないんですよね!?!?!?!??だよな???!?!?!?!そうだよ!?

いや本当にびっくりしました、理屈じゃなくて夢中になってこんな気持ち嘘じゃない、ってくらいに、あの曲中、瞬間、全ての工程をぶっ飛ばして、まゆ自らに「まゆP」にさせられました。共感してもらえるかは分からないんですけど、本当にあの瞬間の私は佐久間まゆに想いを寄せられるPである、と錯覚させられたんです。文字列にすると最早ホラーなんですけど、本当にそういう事があったんですよ。

どんな魔法って牧野由依さんのエヴリデイドリーム~マイスイートハネムーンなんですけど、結局ハネムーンも私Pとまゆちゃんの思い出となったため最後までもう枯れ果てるくらい泣きまくって、続く夏恋で情緒不安定の果てに曲に殺されるかと思う位にはふらっふらでした。

夏恋のイントロに嬉しくなりながらもまってくれ、と思わずにはいられなかった。整理する時間が欲しかった。あの曲を、抱いた感情を確かな自分のものにするための時間が欲しくて、けれど与えられるはずもなく、それらは新たなエモい曲に押しつぶされて…どんどん見えなくなって、うすれていく…………くっそ~~!!!!!あんなに意味の分からない最高の体験をしたのに!!!!!という感情で今眠い頭を必死に回してこの記事を書きました。すごかったです。あのブロックの畳みかけどういう思考をしてたら成立するのか本当に意味不明なんだよな…。なんか一片でも感情が伝わったら嬉しいです。

 

以上!

*1:この後死ぬ

*2:この後死ぬ

キミは「じぇるくん」を知っているか

じぇるくんにまつわるあれこれの話です。

※すとぷりではないです

 

 このアクキーこそが「じぇるくん」。

 

…謎のゆるキャラが現実に出力されるところまで来たので、せっかくだからじぇるくんのことを書き残しておこう、というブログになります。雑記以外の何物でもない…!

 

 

 じぇるくんとは?

 

 

「じぇるくん」は謎のゆるキャラです。

白くて粘性のありそうなゲル状ボディに、虚空を見つめる点々の目、弧を描く口元。めちゃくちゃシンプルな造形。

 

『そんなキャラなんて知らない』?『サンエックスにもいない』?それは当然です。

 

一年以上前に私が生み出したので!!!! このオリジナリティーの低さで!!!!

 

 

ぷれぜんてぃっどばーい保科(私)。2018年10月10日が最古のツイート。当時のアイコンは残念ながら残ってないんですけど、確かデレステで爆死した勢いで作成した虚無の生き物でした。

 

 

この子はもしかしたら歪んだ課金欲が生み出した現代の妖怪なのかもしれませんが、じぇるくんはしかし案外シンプルで可愛い見た目の上、なんと素朴で可愛かったのです(二回目)。

 

 

以後、私の垢ではこのようなうめき声のツイートが散見されるようになります。ホラーじゃねえよ。

そうなんです、じぇるくんというよくわからない謎の生き物に擬態して謎のうめき声を吐いて生きているのが滅茶苦茶楽だということに、私は気づいてしまいました。なんてこと…!

中身空っぽなロールプレイは現代社会で摩耗したメンタルを救うのかもしれません。そんなこんなで呻きだした私は定期的にじぇるくんのアイコンを変えたり*1、適当な絵を描いたりして、じぇるじぇる呟くようになります。

 

 

 

 

 

本当にやかましく呻くのでウケてしまいますね…

 

 

 

 

 良く分からない 絵たち(色々描いてる)

 

 

 

 

 時によく分からない設定を生み出したりしつつ。整合性も安定性も一切ない…。

 

これだけだったら、私が一人でTLで狂ってるだけで終わるんですが(終わってしまえ)、しかし――それで終わらせない人たちがいました。

 

 

そう、フォロワーです。まあ他にいないな。

 

 

フォロワーとじぇるくん

 

 ????

 

 ?????????

 

 

一番じぇるくんのことをわかっていないのは私説すらある(いやわかんねえよ!!!)、そんなことに困惑する保科をさておいて、当アカウントのフォロワーの人達がえらくこの意味の分からないゆるキャラを気に入ってくれました。

度々上げるじぇるくんの絵に反応をくれたり何でもないツイートに言及をくれたり、そんなことをされたら嬉しくなっちゃいますが!?!?!?!?!?私と一緒にじぇるくんという謎コンテンツを楽しんでくれるフォロワー、神か?


その上なんと、ファンアートまで作ってくれました。

 

現在もヘッダーにさせてもらってます 

 

ぬるぬる動くが!?

 

 仕事が早いんですよンモ~~~!!!!

 

じぇ、じぇるくん…!!!!!!!じぇるくんは全国各地に散らばるフォロワーから愛されているのかおちょくられているのか分からないけど、認知されている…!!!

 

 

更にどういう因果か、フォロワーではなく「フォロワーの弟ちゃん」にまで認知されファンアートを頂きました。フォロワーの弟ちゃんにファンアートをもらうな…

 

 

 

また、鍵垢含むフォロワーの中には同じく謎のゆるキャラもちのフォロワーもいまして、そこのゆるキャラたちと交流もさせていただきました。…やってることが創作垢みたいになっていることにいまさら気づいた…。

 

 

ふくろくんはレジ袋の利用規制により存亡の危機に瀕している世知辛い子。すぐ死にます。おばけくんはふよふよ辺りを漂っている眉間のシワがチャームポイントの故人。誕生日は命日です。じぇるくんはなんなんだろうね。

 

 

 

プロダクトについて

 

そんなTLのゆるキャラ三角形の一辺であるおばけくんのフォロワーが、何と先日おばけくんのアクキーを作られました。

 

 

こ~~~~~れが大変かわいかった。(いや本当にかわいい…!!!!)

 

 

なのでわたしも、つられてじぇるのアクキーを作ることにしました。影響ばかり受けるクソチョロオタクめ…。でもフォロワーがいなかったr絶対作らなかったしじぇるくんのことも好きにならなかったと思うと結果オーライなんですよね…。

 

 アンケを取って集計したりしつつ、

 

 ぬるっと注文したり。

 

 

 

それで今日、そんなじぇるくんアクキーの完成品がとうとう届いたんですよ~~~!

 

 

 

これらなんですが、実は全部即日で捌けました。(こんなことあります????????????)(あるよ)

 

やっぱり私が一番じぇるくんの需要を把握できていないんだ……何が起こるか分からない、それがヴァレンタインディ………不思議だね今の気持ち……

 

というわけで、以上、謎のゆるキャラを作ったらみんなに気に入ってもらえたお話でした。じぇるくん、定期的に私のアカウントで発信しているので興味があったら宜しくお願いします!

 

おしまい!以上!人生何があるかわかったもんじゃねえな!!!

 

ポケモンカレー図鑑が完成したので嬉しい雑記

これは雑記だよ

 

先月末、1ヶ月かかったカレー図鑑がついに完成しました!

 

長い道のりだった…。

 

延々売られないカレー食材、だるくなって三皿作って辞めてしまうカレー作り、足りないきのみ回収のために自転車で爆走、キョダイパウダーの為にレイドバトル、売られないカレー食材、積もるTwitterの『譲 フサパック』の検索履歴、だるいカレー作り、足りない限定食材、きのみ、レイドバトル、売られない高級食材、レイドバトル、フォロワーへの食材の無心ツイート、売られない高級食材、きのみ、レイドバトル、売られない高級食材…………ん?

 

え?

 

えっ今日もしかして、高級食材四種類全部売ってる!?!?!?!?!?!?食材屋お前やればできる子だったんだな!?!?!となった1月30日、その日に縁あったフォロワーさんからキョダイパウダーまで頂けて、ひっくり返りました。

高級食材を確認するためにゲームを起動する毎日ともこれでおさらばだバーカ!!!ケッ!!なんでコイツゲームでストレス溜めてんだ?

 

ポケットモンスターシールド、発売から地味にずーっとやり続けていて、図鑑関係はこれでコンプリートと相成りました。

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リーグカード!【0000 0001 WGC2 33】なのでよければどうぞ

初めてクリスマスで貰ったゲームソフトが確かダイヤモンドだったので、それからもう十年以上経つわけですが、以降発売されたポケモンゲーム全部やってるのに図鑑完成させたの実は初めてだったりします。

さいころからポケモンの収集要素に興味がなかったので、殿堂入りしたらそれでおしまい!!!!!!!はい!!!!!次のゲーム!!!!という人生でした。うまあじ部分だけすすって生きてきたつもりです。

今回も若干そうなりかけたんですけど、なんか殿堂入りして…何となく、がんばろうかな…という気持ちになって(初めてでした!)まず、ポケモン図鑑収集からやりました。

 

 

交換募集ツイート見たり、フォロワーにお願いしたり、現実のソード持ちの知り合いに声かけたり、積極的にミラクル交換をしたり、攻略サイトを見てベイビィポケモンの孵化方法や限定進化の条件を調べたり…。ワイルドエリアでレアポケモンが出現するまで粘ってみたり、天候に振り回されたり、思いもよらないポケモンと出会ったり…。

 

あれ?

 

…これ、案外楽しい…?

 

これたのしいな、えったのし…たのしい!大変だけど達成感がある!!着々と埋まる図鑑、人との交流、新発見、嘘だ…楽しい…などとしている間に、なんだかんだあって図鑑埋まりました。すごいな、なんだかんだ埋まるんだもんな。

 

 真面目にリスト作ったりしました

 

 なんで『ハイファイブ∞あどべんちゃっ』歌ってんの?

 

その後しばらくはバトルタワーに挑んで初戦負けしたり、拾ってなかったわざマシン集めたりしてたんですけど、ふと…カレー、埋めたくなっちゃったんですよ…。

 

 

 

 

 

 

そんな(頭の悪い)ツイートをしつつ、紆余曲折あってこっちも全部埋めました。冒頭に戻ります。

最後の難関はいつまでたっても食材屋で売られない高級食材達でした。マジで。本当売られないので困るし、買えている人は早々に買えてしまうので特にSNSでの取引も多くないしで、本当に、売ってくれて、良かったです…良かった一月中に買えて…。

 

最終日は20皿近く一気に作ったので、いろんな来訪もありました。

 

 

 

 

 

 いや、みんなカレー好きなんだな…とびっくりしました。ウニは食材ではないのか…。

 

 

 

 

 まあそんな記念ブログでした!

 

ので、せっかくだから一切ステータス的なものをやりこまないトレーナーの下で特に考えられもせず脳筋一直線に育てられた自ポケモンの話でもしようと思います。みんないい子たち。以下マジでマジの雑記です。

 

あだ名をつけるのが好きなんですが、剣盾は舞台のモデルがイギリスということもあり、基本、紅茶系で統一することにしました。普段は図鑑を埋めないため余裕でなんとかなるんですけど、今回ばっかりは途中でレパートリーがなくなり後半滅茶苦茶雑になって悔しい。けど、殿堂入りまでの仲間は統一させています…!

 

 ダーズィ

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 元サルノリ、現ゴリランダーのダーズィ。唯一無二の相棒です。発音するとどうしてもダージーになります。だーじー。言いにくいんだよな誰だよ名付けたの。

由来は一番好きな紅茶のダージリンから。アタック全振り、特攻隊長。ドラムアタックとばくおんぱが全ての敵をなぎ倒す。ギリギリまで耐え抜いて起死回生の一撃を食らわせる彼に幾度となく救われてきました。冷静沈着なイケメンなのに、キャンプでころころ変わる表情が愛おしい。

 

セイロウ
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 元ココガラ、現アーマーガアのセイロウ。昔だったらそらをとぶ要員だけど今回はそれもなしの為、自由に生きてもらってます。

由来はセイロンティーから。序盤からの手持ち唯一無二のひこうタイプで、ワイルドエリアのころころ変わる天候にも強くて本当に助かった。フフ、目つきが悪く見えるのに本当はくりくりしてるとこ、進化しても全然変わらないね…(彼氏面)。

 

アルグ

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元ガーディ、現ウィンディのアルグ。フェアリータイプのじゃれつく、あくタイプのかみくだく、そしてほのおタイプのかえんほうしゃと、オールマイティに戦ってくれるでんせつポケモンでした。

由来はアールグレイから。小さいころから『序盤からガーディを連れて冒険する』という夢があったのですが、まさかこんなところで叶うとは…。もー本当もふもふで可愛いのにチョー強い。キャンプで寝ているところ激写したの時々眺めて癒されてる。

 

 ミッシェル

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ヌイコグマ、現キテルグマのミッシェル。由来は…由来?『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』の着ぐるみマスコットミッシェルに決まってますが!?!?!?!!?*1サンムーンのころはまだバンドリをしてなかったので、バンドリを始めてから、次手に入れるキテルグマには絶対ミッシェルと名づけると決めていたのでそのような宿命になりました。控えめとか分かってんじゃん…とオタクスマイルが浮かびます。

とかく強いよミッシェル。アームハンマーであらゆる敵を殴り倒す。あばれるですべてを叩き潰す。もふもふで物理をすべて受け流す。最強か?って位に延々無双してくれるので、も~、ときめいてしまいますね…。

 

モンター

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ツンベアーのモンター。シュートシティ直前に突然のシンボルエンカウント、チャンピオンリーグのピンチヒッターとして加入してもらったこおりタイプの戦士です。

由来はロイヤルモンターニュから。ゆきなだれにふぶきと、凍らせのスペシャリストです。鋭い爪のばかぢからもま~、威力がえっげつなく、リーグ中はマジでお世話になりました。

 

 後から殿堂入りのリボンを確認したら、知らないマークついててビックリした。

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 あかしの存在を全然知らなかったので、何か彼女の気に障ることをしてしまったのか…?と暫くびくびくしてました。ちがった。一緒にカレー食ってくれてありがとうな…。

 

 

 

 

そんな感じでポケモンを楽しんでますというお話でした~~~~。ゲーム楽しいぞ!

以上!

『どうして私が美術科に!?』の竹内黄奈子が好き

Twitterでフォロワーが喧伝していた『どうして私が美術科に!?』という漫画がありました。芳文社の漫画が無料で読めるFUZで全話ちょうど読めるキャンペーンをやっていたので読みました。

ちょ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~良かったので全巻買った!やっと二周目読み終えた!すき!なんで連載終了してんの!?きなこっこ嘘みたいに好き!という!話を!します……ドウシテ……

 

 

www.dokidokivisual.com

 

(なぞではないあらすじ:酒井桃音は普通科と間違えて美術科に入学した女の子。居残り教室で出会った黄奈子のお陰で、少しずつ美術のことを知っていきたい…と思い始めます。同じ居残り組の蒼、紫音、すいにゃん先輩と一緒に、美術X室で今日も居残り!)

 

 

相崎うたう作『どうして私が美術科に!?』は、まんがタイムきららMAXで連載されていた4コマ漫画です。タイトル通り、普通科と間違えて美術科に入学してしまったアホアホ主人公酒井桃音と、そんな彼女と美術X室で居残りをする四人の愉快な仲間たちの高校生活一年間のお話です。

『どうして』という表題は、美術科に通わざるを得ない桃音がずっと自分自身に抱き続ける疑問であり、友人四人もそれぞれ美術に対して抱き続ける疑問。Why。――どうして私が、私達が『美術科』に居るのか?そして何を目指すのか?仲良し5人組でいろんなことを話したり経験する中で、少しずつその答えにたどりついていくのが本作のメインストーリーになります。

基本はギャグ。天然が入りまくった桃音、辛辣マイペースな黄奈子、美術に目がない紫苑、フリーダムな蒼、そして美術X室の妖精すいにゃん…こと、留年している一人年上翠玉先輩。毎回終わらない課題にひぃひぃ追われつつ、楽しく高校生活を満喫します。

というかここまで読んで知らない方は読んでもらったほうが早いのでは!?!?!?!?!!?読んでください……

(会員登録無しで3話まで、登録すれば一巻分+二巻一話が無料で読めます!)豆腐の人見てくれてありがとう…

 

comic-fuz.com

 

ネットの海に散らばる感想読んでいると繊細な人間関係の描写が強く推されていることが殆どで、まあその通りなんですけど……そんな覚悟のいる読み方ではなく、ふわっと、この5人が可愛いというだけで読むことだって全然ありだと思うんです。

随所に差し込まれる尊い描写と同じくらい、ちょっと抜けてる彼女たちは楽しく私達を笑わせてくれるので。

まずは手始め、軽い気持ちで読んで欲しい、そしてあわよくば深読みして欲しい、様々な感情を…。そういう…。そういう気持ちがある…私自身が最初から難しく考えるのメチャクチャ嫌いなんだ…そのせいでこの作品をずっと知っていたのに読むのをためらってしまったという過去がある…ので…ふわっと…まずはふわっといこうぜ…。

 

めちゃくちゃ好きな話(竹内黄奈子が好きな話) 

 ※だいぶ偏った話になりますしがっつり三巻までのネタバレがあります。マジの感想です

 

えっれえ好きな登場人物の一人、竹内黄奈子という少女がいます。ぶっきらぼうで無愛想、いつも眠たげな面倒くさがり屋。目付きが悪い。口も悪い。

どこかシンパシーを感じたのか庇護欲をそそられるのか…等の明確な動機は不明瞭ですが*1、いたく桃音を気に入っている。桃音だけなんですよ距離が果てしなく近いうえ存分に嫉妬を押し出す相手*2。そして、美術科は不本意ある旨がささやかに語られる少女。

そんな彼女は、性格から反さず人付き合いが苦手な女の子です。普段は桃音を介してなんとかコミュニケーションが成り立つのですが、こと高校から知り合った紫苑と蒼の幼馴染二人組と一対一で関わる事を億劫と困惑半分で避けようとします。

所謂『一人を媒介に知り合った友達と普段は3人仲良くしているけど、媒介となった人がいなくなるとどう接していいかわからなくなる現象』ですね。そんな名称あるのか?

 どうびじゅ*3における主人公が桃音で有ることは間違いなく、しかし並行して、この作品では黄奈子という女の子の物語も長期にわたり展開されます。彼女が不本意な美術科にいるわけ、苦手な二人との交流、美術との向き合い方、そして両親との向き合い方。

特に五人組を前提とした内輪のアプローチ話はしっかりと。幼馴染二人組な紫苑と蒼と、彼女は自分との共通項を見つけることで少しずつ親睦を深めていきます。それは主人公たる桃音は関わらないささやかな成長。雑に5人のやり取りの中で「仲良し!」で片付けても良い話を、わざわざ一話分ずつ、黄奈子と紫苑/蒼の二人メインで展開するあたりに、作者さんの人間関係へのこだわりを感じます。

竹内黄奈子の表情は桃音に向けたふにゃったものや翠玉先輩との辛辣なものまで様々に好きですが、特に三巻に収録されている蒼と二人のお出かけの最後の『悪い顔』が本当に好きなんです。あの、蒼へ気を許したことが丸わかる瞬間、マ~~ジで良い……。蒼の抜けた返答もかわいい。誰も彼もが可愛いな!?!?

基本、関係性はライトなものが好きなので、向ける感情が重すぎるキャラを若干敬遠してしまうところがあるのですが、 黄奈子はその上で本当に好ましくて仕方ないキャラなんですよね。二巻の演劇シンデレラも大好きなんですが、相棒的関係性執着オタクの私の中でそれがガッチリ確定し(てしまっ)たのは翠玉先輩がメインのお話でした。

 

菱川翠玉と竹内黄奈子。まず前提としての中学からの付き合い、というにも関わらず、一~二巻分におけるこの二人の描写はあくまで名前呼びに留まる程度のものでした。もしくは付随して、ちょくちょく互いが互いに関する情報をフォローしたりするくらい。後ナチュラルに互いに無遠慮。

翠玉の下の名前に関する呼び方で、誰もが彼女の自称&推奨する「すいにゃん」と呼ぶ中、ただ一人、本当に後輩としての立ち位置を経験した黄奈子だけが彼女を頑なに「翠玉先輩」と呼び続けます。呼ぶ。あとは概ね普通。以上。

普っっっ通~~~に考えてもっとなんかないのか!?!?!?!?とびっくりしました。も~、すいはびっくりだお…。うそだ…本当に、そんなに、なにもなかったのか…?こんな個性全振りの先輩と無気力後輩がわざわざ互いを認知した上で、無遠慮乱雑対応はいつものこと、顔を合わせたときにからかうような素振りを見せる程度に後輩も意識しているのに、本当に、取り立てて、語ることが、ないのか…?

結局、全巻を通して彼女たちの過去にあっただろう多くの交流が明確に描写される事はなく(二人が文としてサラッと断片的に説明する程度)、その殆どが謎に包まれて終わります。しかし、わずかながらに垣間見ることのできるお話が、あった~~~~~!!!!うれし~~~!!!

 

単行本3巻、32話~33話。2人が中学の美術部の頃の焼き増しのように学外展の委員に選ばれるところからお話は始まります。この2話は連続して二人をメインとして進んでいくんですが、連載期間における二ヶ月間をふんだんに使用して翠玉の抱え込む体質とずっとそんな彼女の後輩である黄奈子の関係性がじっくりと描写されます。突然の莫大な供給、初めて読んだ時悲鳴をあげなかった自分を褒めて欲しい。

3巻全体的にカルピスの原液を飲まされてるのでは?と思うくらい内容が激濃なのに減糖なのでスルスル飲めちゃう☆とキャッチコピーが銘打たれてしまう読みやすさで最終的に死に至るのですが*4、ま~~~~個人的にべらぼうに最高でしたこの二人。

翠玉には『すいにゃん』という絶対に保ちたいキャラがあって、黄奈子には確かな彼女の後輩という自負があって、けれど素直じゃない二人はその「内に隠した心情」をなかなか表に出さない。出さないままの均衡が、高校という場所において翠玉の失態で崩れる連続二話であり、桃音に酷いことを言われても淡々と怒っていた黄奈子が、全体を通して唯一感情を露わにしてキレる話です。その内心を考えるだけでますます大好きになってしまうよ竹内黄奈子!そしてそれに応えるように、けして外れることのなかった『猫かぶり』の猫耳フードが外れる「すい」じゃない、けれど確かに翠玉である「私」、ア、ア、アヴァヴァアヴァ…(過呼吸)

最後、互いが互いにおいてどんな立ち位置であるか、を自ら口にする超ヤバイシーンがぶち込まれるんですが、その〆方も信じられない位整ってて、ああこの二人はずっとこんな風に軽口を叩きあいながらささやかに触れ合いながら互いにどうでもいい感情に振り回されながらやっていくんだろうな、というのが感じられて~~~~~~~好き………です……。

 

 

おしえて!きららファンタジアの連載終了とどうびじゅの連載終了がこの世の最も悪なものとして取り上げていきたいくらいにはドウシテ…ドウシテ…と鳴きながら生きています。この世ってこんなにままならんのか?

現状どうびじゅの新規展開は望み薄であるため、もうこうなったらきらファンに召喚するしかないのでは…?イベントシナリオ『どうして私がエトワリアに!?』、実装お待ちしています!

 

以上!

*1:人はそれを一目惚れとでも呼ぶのかもしれない

*2:しゅーちゃんとのやり取り、マジであんな不安要素まみれなところから最終話に行きつくの天才すぎる…。

*3:どうして私が美術科に!?の略称

*4:手前の幼馴染ーズも後の中学同じクラスーズも大概ヤバすぎてヤバいのでヤバさを読んで感じてください

バンドリを好きな人に薦めたいボカロ曲

ボーカロイドは…!いいぞ…!

 

dic.nicovideo.jp

 

バンドリ、カバー曲が幅広く実装されていることでもそれなりに話題なはず*1のゲームですが、まあオタク向けゲームのためアニソンの割合が非常に高い。

 

そして、それについで高いと思われるのがボーカロイド関連の楽曲です。(多分…)

 

一応扱いとしてはネットに転がるインディーズ楽曲であるだろうボカロ曲を、こういった形で叩けるゲームというものを知らなかったのでインストールした時めちゃくちゃ驚きました。さすがだぞ!有名所をバッチリ抑えているんだな!

しかしフォロワーを見ていると案外実装されたときに「初めて聴いた!」と呟いてる人も多くて、そもそもバンドリというコンテンツに触れるまでネットコンテンツにすら触れていなかったような人もいて、バンドリというコンテンツのオタクとパンピーの架け橋を深く実感します。私だけが深い沼から深い沼に移り住んでいるのかもしれない。

なので、そんなバンドリから、カバー曲を通してボカロ、ひいてはボカロ曲に親しみを持ってもらえればな…というか聴いてもらえればな…という!そういう!記事です!

これフォロワーに向けてる私信!お前だ!コロッケの匂いにつられてきたお前だ!

 

※基本アホの私見なので話半分で読んでください

 

 

ぜんていのはなし(読み飛ばしてもいい)

ボーカロイドとは

楽器の販売で有名なYAMAHAが開発・クリプトンが販売している音声合成ソフトの名称です。

楽器じゃなくね?と思う人もいるかもですが、声というデータの楽器を売っているわけです。VOCAL+ANDOROID=VOCALOID

そのソフトにキャラクターを付与されたのが、初音ミク鏡音リン・レンなどのボーカロイドたち。クリエイターごとに様々な味付けができる曖昧な設定がネットという媒体とマッチして、爆発的な人気を博しました。声のもととなった人は公開されていて、例えばミクは声優の藤田咲さん、リンとレンは声優の下田麻美さんの声が素材として使われています。

制作会社によってさまざまなボーカロイドが発売されていて種類は多岐にわたるのですが、そこは割愛。

ボカロ曲は基本、このボーカロイドがボーカルとして使われる製作楽曲を指します。

 

ボカロPとは

ボカロ曲のクリエイターは、名称の最後にPをつけられることが多いです。そう呼ばれるための定義は様々ですが、一言で表すならばボーカロイド含むDTM・楽器を使って曲を1から創る製作者」を指します。普通は歌唱するアーティストで共通してくくられるのが曲というものですが、ボカロは歌唱する存在が普遍的なため、曲を楽しむユーザーはクリエイターの存在の方を重視してくくりを作るので良く注目されます。今もこの記事で注目してます。

例えば、ミクが歌唱する曲が作られても、受け手の反応は「ボーカルのミクの新曲だ!」ではなく、「〇〇Pの新曲だ!」というような受け止められ方をするのが一般的です。

この〇〇P、という呼び方は、ミクがリリースした当時から流行っていた『アイドルマスター』におけるプロデューサーとアイドルの関係性を、クリエイターとボーカロイドに当てはめて出来た通称だったりします。PはプロデューサーのPです。

自称だったり、ユーザー名をなぞらえたものだったり、制作した楽曲からファンにあだ名としてつけられたものだったりと色々あります。

 

 

 

 

 

 本題

バンドリのカバー曲から、独断度と偏見でいろんなボカロPを紹介していこうのコ~~ナ~~!ドンパフ

私の知識にもめちゃくちゃ偏りがあるので、紹介できそうな量として1バンドにつき2曲のカバー曲をピックアップ、そのクリエイターさんの投稿されたと関連楽曲1つを併せて紹介していきます。リンクは可能であればYou Tubeのものを貼っておきます。後好きな歌詞をにぎやかしで添えます。

基本、バンドリに実装されてる楽曲は、ボカロかじってるならどれも一度は見かけるか聴いたことあるだろ…?的な、ニコニコで軽くミリオン*2達成している曲ばっかりなので、正直バンドリしてればだいたいオッケーです。

あなたはただバンドリをしているつもりが、いつの間にか主要なボカロ曲を知っている優秀オタクに改造されているんだ…。

 

 

 

 

1.Poppin'Party

ポピパのカバーも結構幅広い!ミクコラボのロミオとシンデレラはだいぶ衝撃でした…。

 

メランコリック

www.youtube.com

こころ奪おうとしてたのは 私の方だもん

 柔らかなメロディーで紡がれる、あまい片思いの歌詞。言わずとしれた名曲です。

2010年投稿、Junkyさん作詞作曲、歌唱は鏡音リンちゃんです。

 

個人的にも、ものすごくお気に入りの一曲です。だってすっごいかわいいんですよこの曲~~…!FULLでも3分半という短尺なのに間奏からのラスラビにかけての盛り上がりが最高に素敵!以下紹介するカバー曲全てボカロ版のFULLが投げられているのでFULLを聴いてください…。

Junkyさんは楽曲提供もされている方で、私が推している「未確認で進行形」というアニメのOPとEDをされている方でもあります。知ってる人がいたら、改めて聞き比べてみると案外メロディに共通点が見つかるかもしれない。こっちもとってもいい曲です。╭( ・ㅂ・)و ぐッ!

 

 

・Happy Halloween

 

www.youtube.com

だって Happy Halloween  悪戯しちゃうぞ ding-dong-dang

 

Junkyさんの曲で特に紹介したいのはこの一曲です。2014年投稿、こちらも同じくリンちゃんの歌唱になります。

ハロウィーンをモチーフにした、ちょっとおどろおどろしくて癖になるメロディが特徴。サビのズンチャカ感がすっごい好きなんですよね。PVに表示される歌詞にもギミックがあったりして、すべてを通して楽しめる一曲となっています。

 

 

 

夜行性ハイズ

www.youtube.com

君は泣いたって 綺麗だよ

痛いけど優しい、そんな夜の曲。記事の趣旨に合ってないのわかってるけどこの曲本当に好きなのでマジで無理アアッ!!!眠たいが寝ない!!!!

2018年投稿、DECO*27さん作詞作曲、歌唱は初音ミクです。

 

ご存知昨年2019年、さっぽろ雪まつりにおいてミクと香澄の雪像プロジェクションマッピングに採用された一曲でもあります。改めてこの一文読み返すと本当に意味がわからなすぎてウケるな…。

かつての現地では二人のコラボ歌唱の曲が、バンドリでは香澄一人の歌唱、DECO*27さんの投稿ではミク一人の歌唱がそれぞれ楽しめます。現状FULLはミクさん版のみです。

妖怪夜行性ハイズとして、日々この曲を協力ライブで選択する日々を送っています(日記)。難易度が丁度いいのもそうなんですが、歌詞が本当に美しいんです。なんでこんなにきれいなんだろう…個人的に、一番ラストの「弱虫な僕達は~」からのメロディの上がり方が本当に天才だと思っています。現地ではここの香澄の歌唱が聞けたんですが、バンドリくんはどうしてそうしなかったのかな?????どうして?

私はこの曲を勝手に「小説版ポピパの曲」と名付けているのですが小説版とこの曲には一切の関わりがないという罠。

 

 

・ライアーダン

www.youtube.com

すでに恋の共犯者さ

そしてオススメしたいのはこの一曲です。2016年投稿、歌唱は同じく初音ミク

 

DECO*27さんは言わずとしれたヒットメーカーなのでアホほど紹介したい曲があるのですが、夜行性とは真逆なこの曲を。兎に角、中毒性がすごい。歌詞の切れ味の鋭さもさることながら、繰り返される転調に呑み込まれてします。是非とも聴いて呑み込まれて欲しいです。以前バンドリMMDでパスパレが踊っているのを見かけてからこの曲をカバーするのはパスパレであってほしいと願っていますが…。

 

 

 

 

 

2.Afterglow

か、かっこいい曲が多いな~~~!ロック系統ばかりで青春というか、年相応の若さがある。

 

 

アスノヨゾラ哨戒班

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君と僕もさ、また明日へ向かっていこう

あふれる圧倒的爽快感。この人といえばなガチ名曲。

2014年投稿、Orangestarさん作詞作曲、歌唱はIAです。

 

夕焼けの名を冠するバンドに朝焼けが滲む、そして、世界に立ち向かうようなこの一曲を歌わせるの最強の采配だと思っています。大天才しかおらんのかバンドリ運営には。

兎に角高音が強い曲で、これを歌い上げる美竹蘭さんの歌唱力は化け物か?と思います。聞いた後に感じる僅かな寂寥感、それを上回る爽快感。MV付きで見ると、イラストの鮮やかさと相まってこの曲の世界観がより一層引き立てられます。

Orangestarさんはその名前から「蜜柑星P」というP名で呼ばれることも。このアスノヨゾラを弱冠17歳で手掛けた真正の天才です。本当にすごい…。

 

 

 ・イヤホンと蝉時雨

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夏の夢に染まっていたいだけ

そして紹介したいのがこの曲。2014年投稿、歌唱は同じくIAです。

 

Orangestarさんは夏をモチーフにした曲を多く手掛けていて、この曲は「快晴」という一曲と並んでその最たるものだと思っていますが、もう、あの、本ッッッッッッッ当~~~~~~に、夏!!!!!!!!!!!!カゲプロ好きな人絶対好きになれると思うんだけどどうですか!?!?!?!前奏で聞こえてくる蝉の鳴き声、IAの涼やかな声色、弾むような透き通ったメロディ、紡がれる暑さの歌詞と、どれもこれもが鮮やかに夏の風景を鮮明に描き出す。お気に入りです。

 

 

 

ロストワンの号哭

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もうどうだっていいや 

劈くような誰かの悲鳴。

2013年投稿、Neruさん作詞作曲、歌唱は鏡音リンです。

 

ボカロコラボの一曲で、本当にAfterglowすごい曲ばっかり来るじゃん…と冷や汗をかいたの覚えています。カバー版のPVは本家PVを意識した上でAfterglowの要素も組み込んだ丁寧な作りをしているので、比較しても面白いです。

脳みそが空っぽなので中学の頃はよくボカロが好きな友達と頭カラッポで歌いながらタンバリン打ってました。馬鹿か!?

歌詞はもうえっぐいほどの「何にもなれない」絶望の歌なので言及は控えますが、アップテンポなメロディーと荒ぶるギターが大変癖になる。ラスサビイントロのドラムが好きです。

 

 

・脱法ロック

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脱法ロックの礼法なんですわ

いやNeruさんの他にもあるけど!でも!聴いてほしいこの曲を…!2016年投稿、歌唱は鏡音レンです。

 

カオスと中毒性にあふれる狂った一曲となっています。そして癖になる、質のいい音がそのカオスを作品として成立させてしまう!Neruさんの強さをばかすか感じられます。聴いているといつの間にか口ずさんでしまう、この曲を…。ウォッウォーォーオウオッォー

PVのカオスっぷりも大概やばい。手がけられているりゅうせーさんは以前から存じていた方ではあるのですが、正気ってなんだったかな…となる。なんだ…なんなのだ…。兎に角聴いてみなけりゃ何もわからない最高に弾けた一曲、ぜひ。

 

 

 

 

 

 

3. Pastel*Palettes

ハピシンとみっくみく聞きながらパスパレは可愛いのばっかりだろうな~~と思っていたら、急にからくりピエロなぞぶつけてくるから素で「は????」っつった どうして…

 

ハッピーシンセサイザ

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君の 胸の奥まで 届くようなメロディ 奏でるよ

ハジけるテクノポップ!掛け合いが楽しいデュエット曲。

2010年投稿、Easy Popさん作詞作曲、歌唱は巡音ルカとGUMIです。

 

女子ボーカルであることを存分に生かしたガールズトークな歌詞、Pastel*Palettesというアイドルガールズバンドに本当にぴったりな曲だと思います。原曲からして素敵。譜面も好き。ヘビロテしまくっても飽きの来ないメロディ、最高。「ごめんね夜遅く~」の掛け合いがはっちゃめちゃかわいいので早く発売してくれカバコレ!してるわアホ!!!!!も~~~千聖さんと彩ちゃんが楽しく掛け合うのズルくて…ずっる…となりますね、かわいすぎて…。

 

 

・Jump for Joy

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Jump for Joy Hands up

この方ので紹介したい一曲。2019年投稿、歌唱は巡音ルカ初音ミク

 

昨年度のマジカルミライ*3において「巡音ルカ 10th Anniversary」をお祝いした一曲です。得意とするテクノポップ調を惜しげもなく使ったフロアを沸かせるアゲアゲメロディー、現地で聞いたけど素敵な曲でした…。

 

 

 

 からくりピエロ

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回って 回って 回り疲れて

その想いは叶わない。

2011年投稿、40㍍Pさん作詞作曲、歌唱は初音ミクです。

 

歌詞の一文目で結論が出てしまうとんでもない構成、綴られる悔恨、切ないメロディーライン、「からくりピエロ」という言葉の意味と、すべてにおいて悲しい気持ちになってしまうバラード、いや本当何故これをパスパレに…????????????オタクは情緒が悪いので丸山彩の声で泣くぞ

ラスサビ前の間奏で繰り返される「回って」の空虚な感じがすごく好きです。回って、息が止まるの。

40㍍Pさんはハロハピのカバー曲であるところの「恋愛裁判」も制作されています。こっちもこっちで不倫案件だし、40㍍Pさんは明るい曲調のものを多数手がけられているのに、どうしてバンドリはこうも救いようがなさそうなものばかりを…?

 

 

トリノコシティ

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10文字以内で 答エヨ

そして紹介したいのはこの曲。2013年投稿、歌唱は同じく初音ミク

 

スタッカートを多用した素朴で弾むメロディとは裏腹に、歌詞は淡々と「あなた」を問い続けます。たった一人、「トリノコ」された「あなた」の歌。穏やかながらにぴりりと痺れる曲に仕上がっていてお気に入りです。

この方の作られた曲も本当に名曲ぞろいで、「ドレミファロンド」「妄想スケッチ」「だんだん早くなる」などはめちゃくちゃ好きなのですが、あえてこの曲を、推します…!

 

 

 

 

 

4.Roselia

いやもう本当に心底カッコいい曲ばっか歌うなロゼはよぉ~~~!!!!!

 

六兆年と一夜物語

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知らない 知らない 僕は何も知らない

人になりたい少年の曲。

2012年投稿、kemuさん作詞作曲、歌唱はIAです。

 

歌詞にしっかりストーリーがついていて、どこか切なく速いビートのメロディーがその熱を余さず曲に閉じ込める。夕焼けに吸い込まれる二人の行く末は誰も知らない。一度聴いたらそのメロディを忘れることは無い事でしょう。…えっ?譜面の叩きすぎ?

この早口言葉のような息継ぎのない高音サビは、kemuさんの十八番と言っても過言ではないのでは。六兆年も含め曲ごとに明確なテーマやストーリーが定められており、一曲の中で一つの物語を体感したような気分になることも特徴です。何より、熱く激しいこのバンドサウンドが癖になる。現在、彼が「PENGUIN RESEARCH」というバンドで活躍していることはもしかしたらご存知の方も多いかも?

 

 

・地球最後の告白を

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いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに

そして紹介したいのはこの一曲。2012年投稿、歌唱はGUMIです。

 

kemuさんのあらゆる作品が好きで溺れるように聞いていた頃があるので、得意のゴリッゴリのバンドサウンド系と大変迷うのですが、それとは真逆な一曲を。

恋と知るには遠回りしすぎた少年の歌。祝福するような鮮やかなメロディ、とにかくサビの上がり方が美しくて、いつも聞きほれてしまう一曲です。これカラオケで歌うとすっごい楽しい…。長い長い少年の人生が詰め込まれています。本当に好き。本当に好きなものばっかりじゃん…。

 

 

 シャルル

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さよならはあなたから言った

それは愛を謳う。

2016年投稿、バルーンさん作詞作曲、歌唱はflowerです。

 

まさか2016年以降にここまで素晴らしい曲が聴けるとは思っていなかった。初めて聞いたあの日からずっと愛しているしこの曲をバンドリに連れてきてくれてありがとうRoseliaサンキューフォーエバーになってしまいます、本当に素敵な曲です…。

メロディの美しさもさることながら歌詞のセンスが抜群にいい。「朝焼けとあなたの溜息 この街は僕等の夢を見てる」という二番冒頭の歌詞が私は特に好きなのですが、街という風景の認識を反転させて自分たちこそを夢に落とし込む、一番で心を置き去りにするように見下ろしていたはずのそれが今、終わりを迎えようとする彼らを僅かに息づかせるものになっている…みたいなそういう言葉遊びめいたそれが好きなんですよね、熱量で話がそれました。とにかく好きなんですこの曲が、まあ本当に好きで好きでカラオケランキングで名前が出るたびにテンション爆上げです。大好きです。

作者であるバルーンさんがしているセルフカバーもはちゃめちゃ良い。バルーンさんは現在、「須田景凪」という名義でボカロを介さないシンガーソングライターとしても活躍されています。

 

 

・メーベル

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そうやって 目を伏せるのは 何故

 そして紹介したいのはこの一曲。2016年投稿、歌唱は同じくflowerです。

 

「こんな言葉に意味などはないから」、という歌詞を借りるなら、きっとこの歌はすでに終わりかけた二人の空虚な言葉遊びなのだと思います。歌詞の耳なじみが本当に良い。メロディの甘さの欠片のない「静かな終わり」を予見させるようなシックさ、どこか大人びた曲調にflowerの少し幼い声がよくハマる。本当にバルーンが好きですわ~~~~~~~!

 

 

 

 

 

5.ハロー、ハッピーワールド!

このバンドも安直にわちゃもちゃ曲を歌わないのが憎らしいな…。大好きだぞ…。

 

いーあるふぁんくらぶ

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だんだん 君と同じ言葉が使えるね

ハイハイチャイナ!な一曲。

2012年投稿、みきとP作詞作曲、歌唱はGUMIと鏡音リンです。

 

神戸中央区元町の駅前で中国語講座に通っていたら、台湾のコンサートに行きたい女子高生のミカちゃんと出会ってリア友が減る話。何???読み解くと本当にそんな感じなんですど、軽快な歌詞とメロディで合わせてしまうと最高に楽しい一曲になるんですよね。聞くとちょっとだけ中国語が分かる曲。この曲もボーカル二人の良さをしっかり活用していて掛け合いが良くて、多分今カバーするならハロハピの合いの手が入ったんじゃないかな、なんて空想してしまいます。

 

・ロキ

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死ぬんじゃねぇぞ お互いにな!!

そして紹介したいのはこの一曲。2018年投稿、歌唱は鏡音リンと、なんとみきとPご本人。

 

二人のデュエットでロックする変則的な一曲。毒舌交じりの鋭い吐き捨てるみたいな歌詞を、リンちゃんとみきとPが楽しく…楽しく?歌い上げます。ロキロキのロクロクロール!*4というサビの歌詞がすっごい耳に残る。リンちゃんの癖のある調教*5がべらぼうに上手くて、それもこの曲を際立たせる一因になっています。

 

 

エイリアンエイリアン

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ココロは恋を知りました

キャッチーでちょっと不可思議なエイリアンの歌。

2016年投稿、ナユタン星人さん作詞作曲、歌唱は初音ミクです。

 

ドストレートに宇宙人の恋の歌です。けれど様々に想像の余地がある。サビのフレーズ繰り返しが大変癖になります。この曲をハロハピで「花咲川の異空間」と称される弦巻こころにぶつけるの正気の沙汰じゃない…。当時のTLの盛り上がりを思い出します。

ナユタン星人さんはナユタン星からやってきた宇宙人です。その辺は追及するとわけわかんなくなるので割愛しますが、とにかくこの方は作曲する楽曲に特徴が多い方です。異種間コミュニケーションや宇宙を題材とした歌が多い事、サビでの歌詞の繰り返し、何よりABサビC(B)サビ、という構成そのものが最早ナユタン節。調教やメロディラインにも強く「ナユタン星人らしさ」が溢れています。PVも含めるならあのなんとも味のあるイラストや歌詞の配置も。

楽曲提供も多くされていて、ナナヲアカリさんの「ダダダダ天使」やVtuberのミライアカリちゃんの「ミライトミライ」など、キャラソンや記念楽曲まで幅広く存在します。探してみると「そんな人にも!?」みたいなのがあるかもしれません…。

 

・太陽系デスコ

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交わった感度で綺羅めいて、星ッ!

紹介したいのはこの一曲。2017年投稿、歌唱は同じく初音ミク

 

タイトルの通り、一等星をミラーボールにあなたとダンスを踊ります。なんかこの曲をしっかり説明するのは難しいんですが、この吹きすさぶ恋という名の真っ赤なステップは聞いたもの勝ちだと思うんですよね…(逃げ)。「オー・オ・オー!」というシンプルながらに力強いコールは思わず口にしたくなるものがあります。聞いてみればきっと良さがわかると思うんです…!聞いて…!最後だし情に訴えてやる…!

 

おしまい

ここまででおおよそ九千字読んだあなたには文字を読む才能があります!!!!!!!!!!えらい!!!!!!!そしてわたしもつかれました!!!!!!!

 

ボーカロイドはインディーズのアーティストが自由に楽曲を発表できる、玉石混交の遊び場です。何万もあるだろう曲をすべて網羅するなんて到底無理ですが、10年以上培われた土壌では既に沢山の宝石が発見されています。検索は超絶楽になっているはずです。だからこそそんな素敵な楽曲たちを、バンドリを切っ掛けに是非一度聞いて貰えれば、そしてこの記事が億が一にもそのきっかけの一つにでもなれればうれしいですね。どうかな。

私はじん(自然の敵P)さんの楽曲が好きです!!!!是非聞いてください!!!!!!!!!!!

 

以上!

*1:周囲の人間が女女の話しかしてなのでいまいち実感がない

*2:100万再生のこと。ニコニコにおいては10万再生が大台とされて、それ以上は伝説扱いされます

*3:滅茶苦茶でかいミクのお祭り

*4:厳密には違う

*5:ボーカロイドの音を曲に合わせて歌っているように調整すること、またその技術のこと