おろかな睡眠不足

好きな漫画やアニメやゲームの感想だったり推薦だったりを語彙力なく語ります

「おしえて!きららファンタジア」の新展開が来てほしい

 

あけましておめできららファンタジア!?

 

kirarafantasia.com

Twitter連動のキャンペーンです。
「#きらファン初夢」のハッシュタグがついたツイートを
RTまたはいいねするとキャンペーンページ上で「お年玉券」が貯まります。
溜まった「お年玉券」はエトワリウムのかけらや各クラスの星結晶などの
ゲーム内アイテムと交換ができます。
詳細は、ゲーム内のおしらせ
「#きらファン初夢 Twitterキャンペーン」をご確認ください。

引用:https://kirarafantasia.com/news/6519/

 

こんな謎企画が始まったことで相互できらファンやってくれてる豆腐フォロワーさんと困惑しながら新年早々謎ふぁぼbotに成り果てています。ふぁぼ無限装置になれるなこれ……。

無料ガチャで星4クロを引き当ててご満悦なオタクですが(星5服も好きだけど星4も好き)、初夢、もといきららファンタジアに求める野望はもうこれしかありません。

 

 

>#きらファン初夢 「おしえて!きららファンタジア」の単行本発売、アニメ化決定、連載再開

 

 

そう、

そうだよ、

 

「おしえて!きららファンタジア」!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!大好きだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

kirarafantasia.com

 


(いらないあらすじ:召喚士のきらら、きららと一緒に旅するランプ、ランプの相棒のマッチがきららファンタジアについて色々教えてくれるぞ!結構わかりやすいので勉強になるぞ!ランプのきらファンへの向き合い方は末期患者のそれなので自分と重ね合わせて読むのもありです)

 

 

有馬作「おしえて!きららファンタジア」は、スマートフォン向けアプリ「まんがタイムきらら」オールスターRPG「きららファンタジア」公式サイトにて連載されていた1ページ漫画です。

はるか昔、きららファンタジアのリリースまでの間、徐々に公開される様々なゲームシステムやオリジナルキャラクターたちの紹介をしてくれるとってもすてきでためになる漫画となっています。

全27話と読みやすく、そもそもアプリリリース前の作品ということもあって、キャラクターをしっかり把握していなくてもサクサク読める作りをしています。

 

本当に、良い………………………………………この漫画の連載が終わっているという事実がこの世で最も受け入れ難い悪なのですが、なぜそのようなことが許される?運営は呼吸することを己に許すならおしえて!きららファンタジアの連載再開を優先してくれ、なんで……どうして終わってしまったんだおしえて!きららファンタジア……この心の隙間はきらら展の描き下ろしで満たされることはあれど埋まりきることは無い

 

何がいいって全部いいですけど、何がいいかの話をします。


①絵が可愛い

絵が可愛い!!!!余すところなくコロコロしている!!!!!

有馬先生の3等身デフォルメキャラたちが程よい狂気を感じる笑顔でちまちま動き回るのが、果てしなく可愛いんですね……デフォ顔の(・ᗜ・)この顔が安定して常に可愛く、そうじゃない顔もデフォルメが存分に効いていて可愛い……。

 

作画も塗りも贅沢に安定しているスットコギャグまんがが存在するのか!?と初見時は震えました。今も見返しては震えます。いつ見ても可愛い……最強じゃんね……。

f:id:mzgr3star:20200103013819p:plain

この顔本当にアホかわいい

 上記画像引用元であるvol.26の剣をぶんぶんするランプが一番好きです。というかこんな愛おしいアホ面を愛でるゲームが存在するんですか!?きららファンタジアっていうんですか!?えっ!?常に眺めていられるのはおしえて!きららファンタジア!?

 

 

②キャラがいい具合に壊れてる

kirarafantasia.com

きららファンタジアのオリジナルキャラクター、主人公トリオのうち2人であるきららとマッチが「若干きらら作品を知っている初見」の立ち位置なのに対し、きらら作品の崇拝者であるところのランプの発狂ぶりはゲーム本編においても凄まじいものがあります。

こういったお祭りコンテンツに内側からぶち破るがごとくメスを入れるオリジナルキャラクター設定斬新すぎてびっくりしたよ。

 

 

クリエメイト*1を見たが最後、好きすぎるあまり慌てる叫ぶ喜ぶ泣くを同時並行しながら土下座を繰り出したりする為、「限界きららオタクの擬人化」「エトワリアの俺達」など様々に呼ばれるオタクの代弁者ランプ。

f:id:mzgr3star:20200103015625p:plain

土下座に定評があるランプ(vol.3)

おしえて!きららファンタジアにおけるランプもまた、そういった限界オタクとしての情緒を引き継いでいるのですが、こっちのランプはいい具合にオタク深度が高くて、見てるこっちが不安になるくらいきらら系コンテンツにのめり込んでて読者の満足度が高いです。理解力が足りないけど愛だけがある(vol.12)、言語を喋れない(vol.2)、知識で会話のマウントを取る(vol.1)、情報更新のため暗闇で公式サイトを延々リロード(vol.4)、リリース延期にメンタル壊れかけ(vol.21)、アプリ内リセマラ実践中(vol.27)など、半分弱で様子のおかしいランプを観測出来ます。

静かにランプの奇行に引いてるきららさんも味があっていい。全部いいです。

ゲーム内だともうちょっとしっかり保護者してるマッチも、モチモチ新素材として様々に活用されている上、かなりだらしがない自称保護者に格下げされてていいです。全部いいです。

 

 

③マッチとランプ

\やれやれ/

里界隈の話題になるとランプも理性を取り戻すので、基本ランプにいぢめられるマッチがオチとして犠牲になります。でも元を辿ればマッチが悪い場合もあるのでさもありなんという心地ですし、基本この2人相互で何かしらの迷惑をかけあってるので素敵な関係性ですね!本当に素敵か?

有馬先生のマッチが基本口の開閉のみで表情を変えるのもシュールで好きです。話数によってはトリタロウ*2みたいにずっと目が合う上欠片も表情が変わらないので圧を感じる。

f:id:mzgr3star:20200103020644p:plain

やれやれ(vol.16)

 点と点と口、微笑みの真顔。

互いに遠慮がないのでマッチの中のランプは例えばでアホにされるし(vol.18)、ランプはマッチを的に剣の訓練します(vol.26)。どりゃー!びろびろに広げられても()伸ばされても(vol.14)慌てず騒がず「やれやれ……」してるマッチが好きです。やれやれするなら食うなや。個人的に相棒関係の2人組が基本的に好ましい傾向にあるので例に違わずこの二人も推してるのですが、ゲームだと当然のようにきららとランプの2人がメインなので(この2人も好き)、すちゃらかしてる2人が眺められるおしえて!きららファンタジアがいい。vol.20の掛け合いが全ての好きを凝縮している…(下リンク)

kirarafantasia.com

 

 

④読めば大体わかる

 読んで!!!!!いやもう読んで、本当に読んで欲しい 私がきらら展で図録を買った理由の半分はこの漫画なくらいには好きなので知名度爆上がってほしい かわいい~~~~~~~~みんなかわいい~~~~~~~~  ハァ 紙媒体で欲しい…どうして…

 皆も積極的に矢印向けていこうな

 

以上!!

*1:登場する原作持ちキャラクターたちの通称

*2:まちカドまぞくに出てくる延々こちらを見つめてる鳥

クリスマスを一人で過ごした後に見る動画の話

クリスマスは実家で過ごしますので大丈夫です。

 

 

 序文

自分が俗に言う価値のない側の人間であることはここ数年一人きりで昼食を食べ続けてながら理解していて、ずっと孤独であることがいかに気楽であるかを知り、そして惨めであるのかということから目をそらし続ける毎日でした。それに対して明確に改善をしなかったのはひとえに面倒くさいから、もしくは何もしないこと、それを意志を持って選んだからです。許されてしまうなら何もしたくなかったからです。私自身が落ちぶれた何にもなりえることのない塵であることと、やりたくもないことを一切合切はねのけることは同義であり、自分にとっての最善を選んだ私が何一つ得ないまま日々を漫然と過ごすことも当然でした。緩やかな自傷行為はモラトリアムとの離別に近づくにつれこの年の瀬に進行形で一つのクライマックスを迎えていて、何もしなかった、その事実と度々向かい合うたびに私はなにかしなくてはいけなかったんだと自責するわけですが、まあ、誰かが悪いわけではなく。全てこれまでの「努力不足」なんですよね、というどこかの誰かの塵みたいなお話です。

 

メリークリスマス!!!!!!!!(半ギレ)

 

本題

というわけで今日はクリスマスイブなのでクリスマスにふさわしい動画の記事を書きます。一限スタート午後はバ、といった具合に囚われる中暇を見つけて文字を打っていますが、フォロワーはででねーらんどに行ってるみたいで、…いいな…行く人いないから机上の空論です…。

 

さて、本日オススメしたいのは他でもありません。序文みたいな事を365日思っている人間とは多分近づかないほうが良いんですが、序文みたいなことを考えている人にピッタリな、そうじゃなくても見たら案外楽しめるかもしれないこういう感じの動画があります。それがこちら!

 

動画について

www.nicovideo.jp

 

 この動画は、「Getting Over It with Bennett Foddy」というSteamで販売中のゲームを、VOICEROIDの「結月ゆかり」「琴葉茜」、そして「ゆっくり霊夢の3名…2名と1生首饅頭?が実況する、所謂VOICEROID実況になっています。

このGetting Over It、最早人間の心を折るために開発されたのではと疑いたくなるような(多分そう)なかなかハードな作りのゲームになっていて、それをゆかりさんが四苦八苦しながら遊んでいきます。その様を応援したり野次を飛ばしつつ茜ちゃんとゆっくりさんが眺めるただそれだけの実況動画…では!ありません!それはまた別

 

登場人物と内容

この動画におけるゆかりさん達は作者である「ガッkoya」さんの手によって少し特殊なキャラクター付けがされていて、それぞれ名前が「世界一かしこい結月ゆかり」「茜ちゃんが失った何か」「でかいゆっくり」さんです。なぜ世界一賢いのか、何を失っているのか、どういうでかい、などは動画本編を視聴すればなんとなく程度には察せられます。その辺りの説明はありません。卑屈というか捻じくれた様に思わず親近感の湧いてしまうゆかりさん、仲介役なようで時折辛辣に毒を吐く茜ちゃん、そしてゆかりさんに対して好戦的なようでそうでもない時もあるゆっくりさん。

ファンの間ではガッkoya節とも呼ばれる独特なセンスとテンポの掛け合いで、ついつい耳を傾けたくなるような、「聴かせる」実況が繰り広げられます。

 

 愉快痛快殺伐凹凸凸トリオの織りなす実況自体は過去に何作か上げられているのですが、この動画は中でもダントツの人気を誇っている一作です。内容のえげつなさが他の比じゃないからだと思います。オタクにはマゾしかいないのか?

 

 

私の好きな世界一かしこい結月ゆかりの他の実況、もしくはクリスマスの前哨戦 

<「人生に似てますね」

www.nicovideo.jp

 

 

というかそもそもこの「クリスマスを一人で過ごした後に見る動画」が本当に実況かどうかすら不明。実況として見始めたのにもかかわらず、始終畳みかけられるような勢いのある文章を延々、いっそ心がゆがみそうな程に魅せられる動画です。コメントである種の文学作品なのでは?と言われる位、一つ一つの並べ方やボイスロイドを使ったイントネーションの付け方などを含む言い回しがとにかく上手いんですよね。

ホームグラウンドである実況というフォーマットからスタートした、クリスマスを題材に死生観から正しさへの向き合い方までありとあらゆるガッkoyaの文章が楽しめる逸品に仕上がっています。

 

あらすじ

クリスマス三日間を実況ゲーム探しに費やしたことを茜ちゃんとゆっくりさんに指摘されたゆかりさん(好きな食べ物は七面鳥)は、己の孤独が孕む将来への不安により謎の黒い靄を発生させてしまう。しかし自意識の裏側の存在である紲星あかりによって己のそんな靄を発生させる「かしこさ」を論破され、ゆかりさんはとうとう自意識のバランスが崩れ爆発してしまう――!

「(この実況はクリスマス特別実況です)」「(メリークリスマス!)(半ギレ)」

 

こうして簡略化するととんだとんちき話にも見えてくるので不思議です。

端的に言えば「何もなしえないまま何にもなれないことは許されないのではないか」というそれだけなんですが、本当、この実況を聞いて何か思うところがない、良くわからない人は幸せな人なのでそのままどうにでもなってしまえと思います。ゆかりさんの発言に重なることが一つもない?嘘だろ重なるだろ?滅茶苦茶重なるが?そして重なるということはすなわちゆかりさんがぶちのめされた普通人のカウンターもよく通るということです。だからこの動画に感じ入るところのある人はみんな傷を広げます。

 

動画説明文にわざわざ

 ※極端に精神が弱っている方には刺激が強い可能性があります御注意ください

 との注意書きがあるほどに、最悪、線路への一歩を踏み出す後押しになるんじゃないかって位にはえげつないものを秘めているのは間違いなく。人間の負の側面を延々と浮き彫りにする動画。それをギャグ調とシリアスで挟み込んでシュールさをもって伝えるものだから、本当に始末に負えない程魅せられてしまう。

 

 私はこの真綿を締め付ける様な自傷行為のごとき痺れる感覚が癖になってファッション感覚で動画を一週間ログインボーナスがごとく一日一回視聴していた時期がありましたがあの頃は多分おかしかったんだと思います。疲れてたのかな。そのおかげでフォロワーとガッkoya台詞リプライ合戦ができるようになったことは嬉しいのかよく分からない。

 

好きなところ

私が一番好きなセリフは、動画後半の

「ほら立って!皆が頑張れと言っています!

皆は頑張れと言っているんですよ!」

という一文なのですが、応援というものの本質が本人の意思を無視した強制という意味であるというそのことを、同じ一文をほんの少し変えて繰り返すだけで演出する手際の良さに本当惚れ惚れして、かつ頑張れという言葉の重さに吐き気を催すことができるので好きです。他にもいろいろあるのですが全部メンタルに来そうなので割愛します。この動画を正常な思考で好きっていう奴はみんなどっかイカれてるよ。

 

 

つづきの動画

因みにクリスマス~には実質的な続きがありまして、空気と化した壺おっさんの実況を三人でやり通すっていうシリーズもあるんです。

時系列が地続きになっているので、もしこの動画で三人、もしくはガッkoyaさんを気に入ってもらえたら是非見てほしいです。ちゃんとガッkoyaさんの紹介がしたいな…。

www.nicovideo.jp

タイトルが今度はの時点でクリスマス~が実況でないことは確信犯ですね、いや確信犯じゃなかったら怖いけど…。

 

 

www.nicovideo.jp

これはよくわからない方向へのめりこむゆかりさんとポンコツと化した普通人

 

 

 

 

 

www.nicovideo.jp

そしてこちらは、「ありえたかもしれない可能性」です。どうしても最終回の紹介になってしまうので是非とも最初から見てほしいですが、本来の続きはこうですね。

 

そうなんだよな。

 

 

 

 

跋文 

こんな風に、序文のような文章を書くと「そうじゃない!」って普通人が現れるかもしれないことに怯えながらも、きっとゆかりさんと同じ選択はできないのだろうと。『けものラビリンス』の最終回はいつも痛くて、自分は後悔をするだろうってそれだけは鮮明なんです。大人になった自分の姿は想像できなくて、何も分からないままもう直ぐ新年を迎えようとする私が何もなれないどうしようもなくどうにもならない未来だけが、それだけが、鮮明なんです。いつだって何も見えやしないのに。

 

めりーくりすます、皆さん良いクリスマスを。

アイカツ!37話まで見た

www.aikatsu.net

アイカツ!というデータカードダス筐体の存在ははるか昔から知っていたけれど、アニメを見ていなかったのはひとえにギリギリ、該当世代ではなかったからです。あとオシャレや女の子に興味がなかったからです。女の子に興味がない、前提としていまは興味があることの裏返しなのでギリギリ発言すぎてウケるな…。

あの頃の私はアニポケに熱かったので……*1。そんな私がなぜ《今》アイカツを見ているかといえば、ひとえにTwitterの影響だと言えます。Twitterしてなかったら見てないよ女児アニメ。まあプリパラはTwitterしてなくても見てたけど……なんで?女児アニメ才能あるんじゃないか?このオタク

 

そんな訳で表題通り、アイカツを37話まで見ました!多分お話的にも一区切り着いたと思うので*2、ここらで思ったことを色々書いてみます。ログなので意味を求めないで。

このブログはしがないオタクにアイカツ1期を大変アドしてくださったお犬さんの提供*3を感じるような感じないような感覚で勝手にお送りしています。ハロハピ本の総集編、絶対いいぞ……

 


※私は有識者でもなければ、そもそもそんな真面目に毎週見ている訳でもないどこにでもいるイマジナリー女児なので、イマジナリー女児の戯言として読んでもらえれば幸いです。イマジナリー女児は信じた瞬間からイマジナリー女児、Twitterには女子高生か女児しかいない

 


再放送アイカツ!、視聴中です。元々リアタイをするつもりなかったんですけど、ジワジワ生活ルーチンの一部と化していて、今は毎週木曜はバイトを早く切り上げて夜7時までに家に居ることが必然になってます。アイカツの後にシルバニアファミリーミニストーリーを見てvs嵐を後半から見てぐるナイを見ます。たのしいてれびざんまい、我が家はネット非対応テレビなのでまだまだ地上派テレビが生きてます。テレビ好きだよ……。

毎週1話ずつゆっくり、先がどれだけ気になろうと毎週1話ずつ見ている真面目女児です。えらいですね。なので、何だかんだ4月から既に8ヶ月近く見続けてます。半年ズレの季節感にもやっと馴染んできた、まだまだこれからの関係だねいちごちゃん……フフ……。考えたら新年あけまして水着回とかありえるのかな?そもそも再放送はいつまで続くのかな?来年で終わり????やだ〜〜〜〜!!!!!!!エーン

 

アイカツ、初期の頃とだいぶ印象が変わった気がします。初期の頃はこんなふうに延々と謎い仕事をこなしていくのかな…このアニメ大丈夫かな…と思っていたのですが、やっぱりキャラが増え仕事の幅も広がることで、話も拡がって面白くなっていきました。メインに据えられるのがスポ根であり人間関係であり、なのが、なるほどこれがアイカツ、という気分。クリスマスに木を切り倒し雪の斜面をくだり、オーディションでそりだった壁を登るアイドルを私は他に知らない。噂に伝え聞くアイカツは事実だった……。
しかし私は特に、そんな中繰り広げられる自室であったり食事中であったりに3人で話してる時のどうでもいいゆるさが好きになりました。スポ根も賢くなくて好きだよ。認識すれ違いテンポ良い謎言葉返し脈絡ぶっちぎり不可思議会話、無闇矢鱈なイチャイチャ、可愛い、ふにゃふにゃ落ち着く、あっそうかきらら枠で見たやつだ!ここが実家か?まさか女児アニメに日常系アニメ成分を摂取させてもらえるとは思わなかったです。脚本高橋ナツコに膝を打ちました。女だけの作品で輝くナツコ、私はゆゆ式こみっくがーるずも好きなので…(過去記事参照)
>この蘭が椅子に座ってあおいといちごがベッドに座ってる図好き #aikatsu
ほらゆゆ式じゃん(これは戯言なのでスルーしてください)…………………………………

 

 

ここ2ヶ月、様々なアイカツのオタクの皆さんに近い将来お前は死ぬ、かわいそう、覚悟を決めろ、ヤバい、生きてね、など散々に脅されてきました。ひとえに紫吹蘭ちゃんが可愛いと話していたからだと思います。なんでよ。まあ今ならTristarで曇りに曇りきる紫吹蘭の姿に2週間以上焦らされること/「頑張って」を見送る紫吹蘭の顔/「頑張ろう」をまた口にできる紫吹蘭の笑顔含め、様々な要因が絡み合った結果脆いオタクのお前は絶対死ぬからな、という意味だったと分かりますが、当然分からないので最近は脅えて過ごしてました。具体的には1週間がアイカツ!を中心として回るくらいにはアイカツ待ってました。アイカツ、少なくとも精神が摩耗するほど悪いってことがないので期待できるというそれ自体が楽しかったですね。何が起こるのか怖かったですけど……。………アプ…………ニメ………

 

www.aikatsu.net

かわいいねこの子、なんでこんなにかわいいの?


紫吹蘭の顔が切なく曇る度にしんどかったです。定期的に言葉なく呆然とテレビを眺めていました。し、しぶきらん〜!?!?!?!?しぶきらん…………。でもしぶきらんの想像の中のスタミナジュース作るいちごとあおいめちゃくちゃ可愛かった……。よかった……。本当、ラスト……。


いちごちゃんもあおいちゃんも好きだけど、蘭ちゃんがいっちゃん好きです。しまむーと同じ声は嘘だよ。ストイックでありながらも決して強くなく、2人を真面目に正せるけれどノリがいい。元からツッコミ一辺倒じゃないツッコミキャラがすごく好きなんですけど(櫟井さんとか)、いちごとあおいがド天然コンビゆえのそのストッパーをため息混じりに引き受ける紫吹蘭という存在、この3人を前提とした紫吹蘭が好きなのかもしれない……。本当に出会ってまだ半年ちょっとなんですか?うそはいけないとおもうんですけど。生まれた時から3人ズッ友じゃないのか……?いちごとあおいだけ……そう……。2人より背が高くて負けず嫌いなのに2人のことが大好きな紫吹蘭、お前はどうしてそんなに愛おしいんだ?バレンタインの友チョコしたいキミが好きだが………。

あと掃除のお兄さんも好きです。ちまちま出てきていちごちゃんに的確アドバイスをして帰っていく掃除のお兄さん、気だるげな声と作業つなぎに反する私生活とその慧眼、掃除のお兄さんに留めておくには惜しい人材ですね。てっきり掃除のお兄さん好きなの私くらいでそんな多くないのでは?と思ったらそうじゃないみたいで世界は広い……まだまだひよっこです……。

 


本当にアイカツ良いです。良いです、が、決して手放しで褒められるような全てが整い完璧すぎて思わずヴィーナスが涙した!みたいなレベルではないと思っています。そりゃそうだ、子供向けアニメだしな。脚本には良い意味でも悪い意味でもツッコミどころが多いし、ご都合はあるし、ちょっと話の展開雑過ぎないか?という回もある。作画グラッグラだったりめちゃくちゃ可愛くなったと思ったら次の瞬間不安定だったりも少なくない。

でもそれを含めて総括として、冒頭のように良い!と言うことのできるアイカツが好きです。思わせてくれるの個人的にすごく重要なんです。

要所要所の演出が、魅せ方が良い……というのが最大の要因です。私にとって評価ポイントは脚本の荒<演出の良さであり、もっと言えば最終的な視聴後の後味の良さが決め手です。この場合はまどマギ3話みたいな気分が悪くなる後味についての善し悪し話ではなく、「脚本の荒に引きずられたままED後も釈然としない」感覚を指します。
私の中で長期アニメはだいたいこの状況を乗り越えられるかにかかっていて、プリキュアに関してはドキプリとまほプリは越えられて個人的伝説となり、最新2作は越えられませんでした(今はメンタル面の大事をとって視聴をやめています)。まあ私の塩梅であり明確な指標などは無いので良い悪いは難癖に近いのですが、兎に角、「全てを良しとできる終わりに持って行けるか」どうかが鍵でした。アイカツはそれを成し遂げてくれた。以上項目全体の話と見せかけて最新話の話です。

そう、ダイヤモンドハッピー!!!!!!!!!!!!お前だよ!!!!!!!!!!!!!!!

 

ダイヤモンドハッピー

ダイヤモンドハッピー

 

 マジで好き この曲聞くたびに好きになる


OPとEDといういちばんよく聞く曲を節目に持ってくることって物凄く上手いと思うんです。というか挿入歌としての主題歌に弱い、というので、自覚あります。*4


さんざっぱらその作品の顔として印象づけられてきた曲が、様々な苦難や出来事を乗り越えた先で、初めて日の目を浴びる。そしてその曲を私たちは知っている。だってその苦難のさ中、彼女たちは知らずとも、いつも視聴者と共にあった曲なのだから。すっかり口ずさめるフレーズ、余すところなく覚えてしまったメロディー。それらを全く未知のものとしてソレイユが披露する光景がこの長い道のりのゴールであるということ。最高の曲が聞こえてくる、あの3人の曲として!聞き覚えのあるサビに立ち上がればチャンスチャンスチャンスウォーオーオー、はいOK!!!!!!!完璧!!!!!!!最高!!ぶち上がれ!!!!他に何もいらない!!!!!!!!!これがハッピー掴む生き方!!!!!!!3人でソレイユ!!!!!!!!お前が太陽!!!!!完

非の打ち所がない……👏👏👏


加えて成程、これが噂のソレイユかぁ〜!となりました。私がリークネタバレ絶対殺すマンのため極力楽しみたいコンテンツの情報は絞るようにしているのですが、それでもアイカツが7年前のコンテンツである以上いかにアイカツに興味がなかろうと入ってくる情報はあるわけで。私がアイカツに関して知っていたのが崖を登り木を切り倒すスクショにいる、でっかいリボン付けてる主人公がいちご、またメイン3人を指して「ソレイユ」と呼ぶ、ということでした。……もうほかには何も知らない。ここまで来たんだなとなりますね……。

 

どうでもいいけどいちごちゃん達と一緒に2人のチーム名考えてたんですが、いちごとあおいで『ブルーベリー』ってコンビ名良いと思うんですけど既存アイデアですか?これ 特許取れません?既存?いいひらめきだと思うので誰か評価してください。

 


話逸れる、直ぐ逸れる…。挿入歌の話ですが、以前あったカレンダーガール2周回*5は、私自身が謎にカレンダーガールに対して執着心を持っているせいで余計に思い入れが増してしまい録画が消せないままHDDにいます。(加えて3人旅行回も残ってる 多分こっちも消せない 幸せな3人を一生見ていたいですね……)カレンダーガール、なんであんなにいい曲なの?作品のEDとして1番を、アイドル活動をする彼女達の曲として2番をそれぞれ起用するの天才でしかなく、私は初めて聞いた2番の歌詞にぶん殴られて若干泣きました。急に泣き出すのこわいですね。なんてことないまいにちが とくべつになる……………話自体がカレンダーガールの歌詞をなぞるように展開されていたのも印象的で、1EDに過ぎないこの曲に、明確な区切りでもなくスポットを当てた話作りは最高に痺れました。私が好きなので贔屓加点が1000000点です。カレンダーガールの歌詞を聞く度に震える……、メロディーも全部良いぞ………何か知らんがめちゃくちゃ好きです、DNA的なアレに刻まれるアレなのかな………。

 

カレンダーガール

カレンダーガール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


以下文句

それはそれとして、もう少し何とかならんかったんかオーディションという文句は無限にありますが…???アレだけスケールをでかく開催したオーディションをきちんと勝ち抜いた存在がTristarに誰一人として残っていないの、結局何だったの?という疑問しかないです。クソー!あんな理不尽散々しかけておいてオーディションでなんも見抜けてないやんけ!かえでちゃんはオーディション勝ち抜いてる!?かえでちゃんは空から降ってきたので美月さんといちごちゃんと世間が許そうと私的レギュレーション違反です、みとめませーん!私が許さないからきちんと格上ではなく同格のオーディションを規定の手続きを踏んだ上で乗り越えてください!😠もしくはメイン回で挽回してくれ、前述通りオチさえ良ければ許すので……そうじゃなくてもかえでちゃんの魅力がもっと伝わる回を………せっかくフォロワーの推しなんだ……
ここのところの神崎美月さんの自由具合がなんとも言えずなんとも言えないチベスナフェイスを浮かべざるを得ないのですが、また先を見ると違うのかな……?今の見解を書き綴っておきます。
結論から述べれば神崎美月はまだ中学三年生であるという事実をもう少し周りの人間が受け止めるべきだったのでは?と。正直、あそこで美月さんが蘭を想ってこそ切り捨てたのは好判断だと思いますが、それでもあの、「誰かの人生を左右する」重責を一人に背負わせるのかとゾッとした。それが普通であり、彼女にとっての日常なのだとは思うのですが…ある意味、紫吹蘭の脱退というのは、知名度を遥か高みまで上げた彼女にとっては初めてとも呼べる失敗だったのかもしれないとも思います。けれど学園長はそれを面白いの一言で放置してる。なんというか度量があるというよりも神崎美月はトータルで完璧でありすべてが成功に繋がるという過信に思えてならないんですよね。どうなのかな、生徒の成長を信じているにしては放置が過ぎると思う……私はマスカレードを知らないので適当を口にしています。無責任で酷いな……
美月さんもまた、プロ意識で固められた才能のある……いちごと同じ、子供でしかないというのが私の見解なので………幼くして欠落のない天才は生まれず、だから先達という存在がいるのだろうに……うーん……。
いつも美月さんの言ったことを粛々とこなしている間抜け下請けに思えてならないスターライト学園、今マスコミから賠償責任求められてない?大丈夫?冷静に思い返すとまずそれが不安になってしまう、マスコミは慈善事業ではないだろうなので……。事前説明なく脱退込みの事実を突然ぶちまけられた紫吹蘭のいないTristarのライブ暴動起きそう……起きないのかもだけどそれはそれでやだな……。
てかユリカ様とおとめちゃんとさくらちゃん達にもっと注目して!?これから3人のターン来る?大丈夫!?!?毎回除け者にされる3人が辛い でもスター宮いちごではなく紫吹蘭をTristarに連れてく展開が作れる制作だから、きっとなにか大きな動きがあると信じているからな……。大丈夫かな……分からない、俺はアイカツを信じていいのか……?信じさせてくれシンライフォロワーが追うコンテンツを……。
なんでこんなネガティヴになってんだ……暗い話題のせいだな……暗い話題は良くない、暗くなっちゃうから……早く体力づくりのマラソンしてアイカツせな……。今日も元気にアイドルカツドウ!明日も元気にアイドルカツドウ!アイ!カツ!アイ!カツ!アイ!カツ!アイ!カツ!

 以上

*1: (今もだけど)

*2:来週なんで着ぐるみ着てるの?何?安定の分からない感情の高まりを感じる

*3:https://twitter.com/_wan5 総集編を楽しみにしております

*4:ラブライブ!の2期最終話ではμ'sが1期のOPを歌うシーンがあるのですが、あれが好きだった。泣いた。ラブライブ2期終盤大体泣いてるけど……。

FGOバビロニアアニメ0話の色彩ぶちかましもオイオイ泣いた。あれは曲の持つキャラクターぢからをマシュという少女の半生にぶちかましてくれやがったので泣きましたが、そもそもマシュ関連の話大体泣いてますね。だめじゃん。これ上げればあげるほど参考から遠ざからない?

最近のならアニポケサンムーンのエキシビジョンマッチ、ククイ博士のガオガエンとサトシのニャヒートが戦う最中、前作XY&ZのOPである「XY&Z」が挿入歌としてぶち込まれたのも良かった。あれは本当に良かった。因縁の2体が繰り広げるZワザの激しい応酬故の「Z」に絡めた曲選、炎と炎、まさに激しく"燃える"バトル!オマケにOPだから認知度も高いことがより盛り上がりにも繋がって、あの試合は最終決戦ではないにしろそれに準ずる、むしろそれ以上の盛り上がりだと感じました。あのシーンエモすぎて本当長文になる……(サンムーンは失敗だったと叩くオタク結構いるけれど、それなりに良かったと思うんですよね……まあ言いたいことは沢山あるし至上はXYなんですけど………)

*5:挿入歌&EDで2回聞く若干のてーきゅう状態を味わえた

まちカドまぞくの好きなセリフの話をしよう

 

これは趣味の「当ブログアクセス解析」を見てた少し前の話なんですが(歪んでる)、「シャミ子?今日のご飯何?」でサーチをかけると当ブログがサーチ結果の上位に来てしまうことを発見しました。ほんの一~二行の言及とも呼べぬ記述でこんな惨事が起こるとは予想だにもせず、ゆゆしき事態すぎて笑いが止まらなくなったし、そもそも「シャミ子?今日のご飯何?」Google検索している人が一定数いるのもじわじわくる。今明かされる!桃色の失言のひみつ

Googleくんもう少し頑張れよ他にもっと「シャミ子?今日のご飯何?」に言及してる人いるって!!と憤りつつ何かカモフラ記事を書けば変わるのだろうか?と考えたので書きます。結果ノーヒットでもいいです。と思っていたらめちゃくちゃ充実したニコニコ大百科発見して笑ってる

つらつら書きましたがこちら『まちカドまぞく好きなセリフ/シーン選手権~みんな最高だから一等賞~』な記事です。好きって話いくらでもできるからいくらでもする。中身は案の定ないです。まちカドまぞく、アニメも絶好調できらファンにも顔見せしてもう…うれし…。

 

※既刊5巻分の若干のネタバレが含まれます。

 

 

「残念、まぞくは死にました」

不用意なまぞくへのクイズ形式忠告の巻。淡々とした語り口ということが察せられるのに切れ味の鋭さがいい。桃、インターネットの恐怖の時とミカンの心の中でそれぞれクイズを出してるんですが、そのどちらにも躊躇なく一直線な回答を返すシャミ子の潔さが尋常でないところや(不正解)、紙芝居の際の裏側の「正解したら誉める」みたいな指示書きも好きです。正解した場合のイフルートはどこで見れるんですか?

 

「ききかんりーっ!」

ご存知ドスケベご近所さんに見られると困るタイプのシャミ子戦闘フォーム変身セリフ。「危機回避」じゃなくて「危機管理」。「危機対処」じゃなくて「危機管理」。「たすけて」じゃなくて「ききかんり」、このちょっと間の抜けた響きが好きです。実際シャミ子が出くわした危機に対してすることはそれらにつけいるコントロールなので理にはかなっている。

 

「対等に扱って貰えて嬉しかったです」

杏里ちゃんに顔面レシーブの謝罪を受けたときのまぞくの返答。多分病弱なシャミ子は体育の参加もままならなかっただろうし、参加できたとしてもすごく配慮されていただろうな…という過去と、ツノが生えたお陰で一般人程度に活動できてる今をいかにエンジョイしてるかが伺える。序盤、桃にトレーニングを強要されつつも病弱だった過去を盾にしなかったり、桃に認められたい、対等でありたいという意識はこの辺の感情に起因するのかもしれないし、しないのかもしれない。

 

「まぞくは13秒です」「おいマジか」

「歴史は75点…それ以外は壊滅です」「えっ低っっっ」につらなる杏里ちゃん辛辣シリーズ。まぞくはもう少し頑張れ

 

「シャドウミストレスさん」

配下の栄養管理~と、明日からまた修行~の、二巻二シーンで桃が使っている呼びかた。レア。まぞく、前述のまぞくは死にましたしかり、各巻特有な繰り返しの台詞が度々あったりするんですけど、この尊敬しているようで親しんでいるようで、ほんのりずるい呼びかたが可愛くて良い。

 

「認めませーん」

アニメで好きになったセリフ。鬼頭さんの演技が光る。「絶対に落とさないでね、絶対だよ」のときもなんですけど、人をからかう時に相変わらず淡々としつつもちょっと楽しそうな声色になるの上手いですよね…千代田桃じゃん…鬼頭さんのイントネーション、生き血を取られたときのセリフが「生き血…」ってちょっと焦るような一周回ってそうでもないような声なのも好きです。原作だと結構焦り目なのでそう予想してたら裏切られた。

 

「レディのお部屋にいきなり入ってこないで!」

ミカンさんの強がりセリフ。初日と魔力暴走の日、同じセリフなのに真逆の感情。

 

「はいきょ?」

自宅アパートが廃墟風建造物に認定されたときのシャミ子の認識遅めリアクション。理解不能。はいきょとは?

 

「このちからごいごいすーです」「わるまぞくめ…そこになおれ」

焦った結果とっさにごいごいすーが出てくるまぞく最高では?なおれといわれて正座するシャミ子も可愛いし、またやってくれたな…って顔の桃もいい。この場合桃の説教メインはシャミ子にやらかされたことではなく、気負いすぎる優子の責任感についてなのも○…。お前のことを想ってるんだよ!

 

「むしろ買い支えないとという義務感しか無い」

目を光らせながら良質なオタクの発言をするな 恐らく好きなものにはトコトン熱中する代わりに興味のないことにはトコトン興味のないタイプの桃色なので、その場合はだいたいネジ一本抜けてる気がする。二巻はそういう桃が多く見られる。

比較としては夏休みの宿題を放棄するときの桃、本当にやる気がなくていい。

 

「もえるごみと愉快な一族のために…?」

ごせんぞ卑下シリーズ、基本的に尊大なのに打たれ弱く底辺を知っているので謙ることになれてるご先祖の不意に溢れる自虐大好き

 

「いいかいリコくん、雇用主にサイケデリックな幻覚を見せてはいけないんだよ!?」

その通りすぎて定期的にジワる。隣話の、絵のタッチが終末を迎えてるハッパをキメたアッパラパー店長も好きです。店長はいつも正論と広い心と悪を許さぬ倫理観を持ってるマトモなバク

 

「色々となんでだよ」

いつもどおり天井裏からよろしくしてきた小倉さんに対する正常な反応を教えてくれる一般人担当杏里ちゃん 杏里ちゃんが定期的に狂ったまぞく周辺の感覚にメスを入れてくれることで助かっていると思う…。色々含め、シャミ子にも誰にでも直裁な物言いの出来る杏里ちゃんだから、シャミ子の学校における初めての友達になれたのかもしれない

 

「よしんばあったとしてもイカは釣らない!」

原子力潜水空母イカ釣漁…宇宙戦艦で空気清浄機の買い付け…、声を荒げる桃のツッコミが好きなんですが、ここのよしんばの言い回しが本当に良い…。

次点でなんかすごい棒でボールペンやらスコップやらを作るシャミ子へのツッコミですが、あそこ、前の話で桃の欲しがるものの要望に応えられなかったから、あの時桃に欲しがられたものを作ってるってTwitterで言及してる人がいて、本当にその通りだったからめちゃくちゃ興奮しました。

 

「アナタシャミ子にメシをたかせてるの?」

ドン引きミカンさんとかいう希少種を見せてくれる俺達の千代田 魔法少女の栄養を守り続けるメシたきまぞく 

 

「この家私が家主なのでお構いなく…」

重要情報を持っていたおかーさんへの賓客からのもてなし、倒錯しすぎて何が何やらだし、メチャクチャ冷静に応対するおかーさんの肝の座り方もいい

 

「シャミ子、今日のご飯何?」

行き着くところまで行き着いたちよもも腑抜けモード、「その件について深く追求されると闇落ちするからやめて」とミカンをはぐらかしたあの頃からさらに懐柔されている…メシのちからはいだいだ…。目のキラッキラ具合もさることながら油断しきったかぁーいらしい笑顔、千代田桃…

 

「これで勝ったと思うなよ~!」

シャミ子の決め台詞(負け惜しみ)ことこれ勝、変化球としては「覚えてろ~!」とか「…いえ、勉強させていただきました…」とかも可愛い。なんだかんだ魔法少女も口にすることが多かったり。シャミ子が叫んだりむくれながら口にする一方で、桃は怨念の如くドロドロと口にするのが特徴に思う。一巻ラストの体調不良のも好きだけど動物園のリコ君抱えながらも好きです。

 

「そこは引っかからなくていい」

耳にかかった髪の毛をくるくる回しながら、ちょっと目をそらして口にする、桃のごまかし常套句。一番の引っ掛かりポイント。

 

 

 

 

番外編

「やってきました異世界ハロー!」

ようこそエトワリア!きららファンタジア参戦決定15秒CMの一言目、もう語感が最高にまぞくそのもので大変に感動してたら、作者の伊藤いづも先生自ら付け加えられた一文、ということが判明してもっと感動した。まぞくが異世界のほうが現実危機管理フォームより着込んでいるのはつまりエーテルじゃないってことなのかな…大変可愛くて好きです そのうち杏里ちゃんも来ないかな?

 

そのうち間違いなく追記するかも 以上!

まぞくイベの物販に行った

行ってきたのでツイートログを付けます。主観しかないです

 

※若干愚痴を含む文章が混ざる上イベントの内容には一切触れないので注意

 

 

 概要

 

先日新宿にある山野ホールにて、アニメ「まちカドまぞく」のキャストの皆さんが登壇されるリアルイベントがありました。その名も 、

『まちカドまぞくすぺしゃるイベント
~お菓子をくれなきゃいたずらまぞくです!!~』

…!??!?!?!?!エ??!??!可愛い!?!?!??かっわいい!?!?エッ!?!??!?!?イベの中身なんも分からんけどシャミ子がかわいいということだけは分かる、初見で滅茶苦茶びっくりした

 

ということなのでさっそくゼンリョクで早速チケットを取ろうとしたのですが、

 

 開始十秒で売り切れるチケットにどう対応しろと?

 

 

いや本当、一般でチケット買えた人どんだけえげつないPCのある部屋住んでるんだろうと思う位には瞬殺でした。昼夜ともに目の前で売り切れていくさまを眺めているばかりのまぞくオタクの私には、行ける距離のためこうして一般として物販に参加するほかなく、

 

 

 

トートバックと資料集を求めて、いざ、13:30現地で集合で14:30から一般物販という風に相成りました。買えればいいなあと夢見ながら金ローのアナ雪見てたの覚えてます。

 

なんだこのツイ覚えがねえぞ鳴き声か?

 

 

 

当日

朝起きてポケモンしながらTwitterをしていたところ、チケ持ち限定の先行物販に参加するフォロワーの人達が「人ヤバくないか!?」とざわついているのに若干ビビる。

えらい! 

 

まあ、どうあがこうと列形成は13:30で販売開始が14:30なことは覆りません。

 

そのため、少ししてからさてそろそろ現地に行くかと

 

 

先行物販開始30分経たず、さっそく余命宣告を受けるごせんぞ、原作五巻か?

 

というか恐らくこの後30分持たないだろうということはすなわち二時間半後に始まる一般物販には残ってない可能性が高く、いや、でももしかしたら、ワンチャン…!!!!ねえごせんぞ!

 

 

ごせんぞーーー!?!?!?!?

 

 

「余…セミみたい…」って、セミどころかあらゆる生命の中で一二を争う短命ぶりですが!?

実に物販開始から45分と、あまりにも早すぎる死。「この物販、ヤバいのでは…?」と電車に揺られる中疑念が鎌首をもたげます。

 

それを裏付けるように、ここから完売報告がいくつか続きます。

 わからん

 

それでも、物販列へ向かう足が止まらなかったのは、ひとえに私の欲しかった「資料集」「トートバック」がまだ在庫僅少報告を受けてなかったからです。いやそもそも公式資料集を物販なんてところで出し渋るなよ…もっとページ数増して流通させてくれよ…。おまけにこの時点ではまだ通販が未確定だったので、ここを引き下がるわけにもいかず、本当に、意地でも欲しかったのですが、

 

 

いや全然ウケないですが?(思い出しギレ)

 一般物販まで一時間以上を残してリーチ!馬鹿野郎!!!!!!!!!!!!

 

踏み切り待ちでこのツイートを見た時に小田急線の箱根行きロマンスカーが駆け抜けていくのを呆然と眺めていました、電車の音と共にどこか遠くへ感情が薄れるのを感じた

 

 すれ違うオタクがゲラゲラ笑いながら手に携える資料集を力の限り引き裂いてやりたくなったけど我慢しました、私にはとても倫理観があるので……(自己紹介)

 

現地について少しして列形成が始まりました。

じわじわ暑かったです

 

体力がシャミ子とタメ張れる自信があるので本当にしんどい中ぼうっとツイッター眺めながら、増していく完売在庫僅少報告を見つつ、どうか一時間持ってくれと祈りを

 

 

祈りも捧げさせてくれねえのか!?!?!??!!?!?!!?

 

………………エーン……

 

無、なんかもう、そうか、とおもいました。そうか、わたしはエーミールだったのか?なに?物販ってものをたくさん売るところではないのか?そうか…

 

超早口で呟いてそう

 

 この↑のツイもはや負け惜しみみたいなモチベだし、この時点で既にトートバックの僅少報告来てたので、ここらからもう愚痴と物販報告が並んで加速しました。下はチケットの購入が出来ず仕方なく資料集だけを買いに来たフォロワーがキレながら帰宅したのを受けたツイです 

 散歩を楽しむにはまだ早い年頃のオタク

 

 

オタクは暇ですがそれでもやりたいことをのけてまぞくの為にここまで出張ってきているので愚痴の一つくらいは許されるでしょうよ。このツイに空リプで「ないよ」って言われてしゅんとした、とき、スタッフさんの声が聞こえて…あっ、そっか、列移動かな…?

 

14:06 スタッフ「トートバック完売しました~!!!!」

 

…。

……。

……………。

物販が始まる前に終わりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


14:53

 

 

 

以上ですが? 二度と物販なんて行きたくねえ

 

 

 

 

 

 

 

 

後日談というか今回のオチ

 

 

 

 

 

 

 

 もうクレーム入れようか迷ってたけどめでたしめでたしにしてあげるから次はオンラインのサーバーぐらいは改善してもう少し善処してください

 

 

 

誕生日だったのでお祝いしてもらった話

 

今日も今日とて不安定、あなたのフォロワーこと保科です、皆様お元気ですか?私は見ての通り元気なはずです。

これはなんだ?と問われたら雑記ですと答えるしかない、非常に嬉しかった話をするので読み飛ばしてください。

 

Twitterをしてない時はTwitterをしているとおそらく評判の私、生産性にかけては底辺を這いつくばるTwitter漬けの365日を経て、なんと先日11/9に誕生日を迎えました~~~~~大変めでたいですね!!!!!めでたいんだよ

 

生まれました

 

祝え!!!と無言の圧をかけたところ、もはやBotでは?という感情がこもっているか定かではないものから、やさしさとバファリンに満ち溢れたものまで、上記ツイートにピンからキリまでのステキリプライを大量に頂戴しました。ありがとうTwitter、ありがとうフォロワー。でも生まれたりするんだ…と言われた時はどうしようかと思った、流石にインターネッツの闇を漂う妖精だと思っていたのか?と問いかけるだけの覚悟がなかったので…。

 

また一つモラトリアムからはなれた事実にウケている場合ではないのですが、まあ笑ってなきゃやってらんないので精一杯ハッピーに仕立て上げてしまおう!ということで今年はお祝い乞食をすることにしました。現実で祝われないのでバーチャル・オイワイでこころをみたすのだ。

実際ここ二ヶ月でTwitterのリプを声に出して読む時間と現実で誰かと交わした会話の時間、どっちが多いかと聞かれればまあ恐らく前者なので、たとえ中身の伴わない空虚な関係性だとしても私にとっては本物…フォロワーが私のこと嫌いでも私はフォロワーのこと好きだし、フォロワーが私のこと忘れても私はフォロワーのことを覚えているので枕を涙で濡らす 手が勝手にお気持ちを記してしまう、突然お気持ちを書き記すな

現状、フォロワーの中に現実の友人は一人もおらず、私はフォロワーの名前も住所も職業も年齢も知らない、本当に全員が匿名の中で生きているフォロワー達。フォロワーの一番は当然私ではないけど私の一番はフォロワー、という状況の改善を現実社会に生きる無力な一人間としてそろそろ計っていきたいのですが、ぬるま湯の居心地が良すぎる現状です。代え難い何かはきっと裏切られてもダメージが少ない事と同義なんだろうなと思います。すぐ話がそれてしまうしなんで自分の心にナイフを突き立てているんだろう?ブログって難しいですね。

 

そんなわけでよりいつもより祝われる一環として、Amazonの欲しいものリストを公開することにしました。

 

突然こんなパリピ行動を始めたことに自分が一番困惑しました。神絵師になるには焼肉を食うか欲しいものリストの公開という偏見の世界で生きていて、神絵師になりたいな、と思ったので、前者は(交友関係的に)キツくても後者なら私の乏しい知識でもできるのでは…?とメチャ驕りました。後、フォロワーの影響により常にインターネットコンテンツでありたい、という意識があるので、欲にまみれた私というリストを公開することでよりコンテンツになれればいいな…という感情もあります。神絵師・インターネット・コンテンツ、ネット社会の趨勢の果てに滅んでしまえと思うほど全てにかぶれた思想だな…。

甘々に生きてるのでやさしいフォロワーが一人くらい、せめて…せめて500円の何かを買ってくれればいいなぁ~と思いつつ試しでプレで鍵に載せたリストでなんとやさしいフォロワー(死者)がすてきな缶紅茶を送ってくれたのですが、私の本名が保科じゃないばっかりに返送されかける事態になって焦りました。インターネットで本名を使う訳ねーだろ!?というわけで反省して対策を講じて、当日掲載したわけですが、

 

 

フォロワー!?!??!!??!???!?!??!?

 

 ふぉ、フォロワー…フォロワー!?フォロワーお前、フォロワー…!これ、全部フォロワーが送ってくれた…!?!?!?!?!?!?

 

デレライビュにかまけて担当の名前うわごとみたいに口にしながらヘラヘラ帰宅したらそこに積まれていた宅配物、ここ二日帰宅する度に投函される宅配物、度が過ぎた幸福を見せるには私の人生終わるまで少しばかり早くないかフォロワー…!!!!!!!!ロックンロールが僕を救うにもまだ数年の猶予がある筈…!

フォロワーにもたらされた幸福に返礼する術を知らないので、楽しくブログを書こうと思いましたのでこうしてブログを書いていました。表現の選択肢が乏しすぎる、もっと人生における感謝の方法を学校で教えてほしかった…。もうずっと馬鹿の一つ覚えのようにありがとうと口にするしかないんですが、西野カナのBest Friendでも熱唱した方がいいかもしれないけど需要はどこ?

どれもこれも嬉しくて嬉しくてどうにかなってしまうんですよ、そもそも誕生日にこれほどに人からもらう経験だって相当久しぶりで、ええ…情緒…嘘…また涙でそう、青い鳥はいつもTwitterにいるんだって当たり前に気づくの長かったし現物支給で気づくの最悪だな本当…。

 

缶ジュースは飲むたびにフォロワーのことを想うし本は擦り切れるほど読みたいし、ゲームは全力で楽しむしアイカツは人生の彩りだしたぴおかは100年先までずっとかわいい、ようこそHAPPYHAPPYHAPPYPARTY、みんなみんなみんな大好き~~~~~~~~~!?!?!?

 

www.amazon.co.jp

 

というわけでありがとうございました!というお話でした。

リストはあけっぱにしているので見てくれると嬉しいです、かしこかしこ

 

雑記の雑記:今日はゼミで教授が先日お誕生日だからってシュークリーム奢ってくれたけどうまかったので花丸満点、このささやかな幸せこそ人生を豊かにするコツだと信じて疑わないことがライフハック

 

以上

 

 

ゆゆ式作家クエで情報処理部が揃った話

ハハハ作家クエだ~~~よーしゆゆ式PUだし石なんとかあるし十連回すか~今日もどうせ頑張りましただろうな~~~~ハハハ

 

クレアちゃんノーイベント・グッドライフ、です!」

…え?

 

 

 クレア様す、す、すごいです!

 

え!?

 

 

きららファンタジア
 
 
あまりの衝撃に思わず脳内にこんなテロップが流れてようときらファンはまだ終わらないし進化も一人も出来てませんが?
 
 
 

 

ということでまだ終わるわけにもいかない私のクソ雑魚里に『ゆゆ式』ツッコミ担当、限定じゃないぞ恒常ナイトの櫟井唯ちゃんがやってきてくれました。きてくれた!つまりこれは嬉しいな~~~~~~~~~~~~という嬉しさの中ざかざか書いている雑記になります。
 

昨年末インストール時に初回で選んだゆずこ、6月のPUで引き当てたと、何とビックリゆゆ式のメイントリオである情報処理部の三人全員星5の編成が組めるようになりました。つまり編成は潤い、こころも潤い、世界が急に輝きだしていく…。輝く世界の魔法、ゆゆ式を好きになあれ!この世界もっと濁ったどどめ色じゃなかったですか?

 

 

 

textmemotime.hatenablog.com

 

上の記事に大体ゆゆ式への感情は詰めてますが、きらファンも、元々機種変を機にきららキャラ、特に一番ハマっていたゆゆ式のメンバーの異世界での活躍が見られればいいなーと超々低モチベで始めてたゲームでした。

だからゆゆ式の3人が揃うなんて砂漠で指定された砂粒拾うようなクレイジーさだし、ゲームを引退するくらいの心構えでいよ~~』と、最短でも3年程度を見込んだ召喚を想定してたら1年経たずに集まってしまうという奇跡に見舞われて大変に困惑しています。怖…これが噂の物欲センサー…!?FGOでシトナイ爆死したりグラブルでモニカさんもゼタラガも来なかったことは…全てこの瞬間のため…!?!?!?!?!?だから許せるかと聞かれたら否です

 

きららで好きな漫画は?と問われたら返す作品の「まちカドまぞく」「棺担ぎのクロ。」の主人公であるところのシャミ子とクロの二人も、実は召喚に成功しているので…、トータルで引けてる数は少ないけどメチャクチャ”私の里”としては充実しています。もうなんかしすぎて怖くなる、嘘みたいに揃ってませんか?何?ありがとうクレア様 これ以上深追いはしませんのできぐるみ唯ちゃんの再ピックアップの予定日教えてください

 

そんなわけでまだやめるには早いきらファン、そもそもなんでPUが来ていたかって、この度、原作者三上小又先生が原案を務めるゆゆ式作家クエスト「森の小屋のゆゆしき着ぐるみ」が始まったからです。

 

kirarafantasia.com

作家クエストは常設のため、「この作家の話が読みたい!」という動機でゲームを始めても早々に目的を達成できる親切仕様の大盤振る舞い。なのでゆゆ式好きな人は今すぐきらファンを始めるべきなのではないかと思いますが…………?難易度はもう…何?石を砕けば何にだって勝てるんですよ 着ぐるみナイト、強かった…

臆することなかれ、貴方の想像以上にはきっと、立ち絵とテキストの組み合わせだけで繰り広げられる、異世界だろうと全力で通常運転のゆゆ式を見ることができます。できちゃいましたのでこれらはすべて実体験に基づきます。

 

 

と言う訳で以下シナリオの話です。いや良かったよね。

※シナリオオチ含む内容言及あります

 

 

 

お話としては、「情報処理部の三人が森の小屋で着ぐるみを見つけて、それを肴におしゃべりする」だけなんですけど、とかくこの三人がよく喋る。シナリオ選択画面の唯の台詞に「三人でいると、こっちでもそこまで変な感じしないな~…」というものがあるんですけど、本当に三人なら日常と何も変わらないんです。

 

ゆずこが引っ掻き回して縁が相槌を入れて唯が突っ込む。それで三人で笑う。きらファン世界だから話題は魔法の話やクラス(職業)の話になったりするし、戦闘がナチュラルにじゃれあいの一環として挟まりもするけれど、そんな非日常の中でも三人の様がまるで崩れない。あいちゃんとの絡みすらも部室や教室の時とあんまり変わらなくて、スパイスのようにちょっと捻った設定で進行するだけのゆゆ式inエトワリア。逐一ゆゆ式だ…コレゆゆ式だ…ゆゆ式じゃんほら、ほら~~ゆゆ式、ほらゆゆ式またゆゆ式!って思わずにはいられなくてもう、忙しい!

 

聖典ありのままの姿にランプのテンションがぶち壊れたように画面こちらのオタクのテンションもぶち壊れましたよ。あ~~~もう本当にフルボイスが欲しい~…!!!

 

kirarafantasia.com

 ― 今回のストーリーはどのように考えましたか?


唯がナイトな事を楽しいと思う様に、というのと、唯が可哀想にならない様に楽しくボコボコにしよう、という感じです。
あと7章(メインクエスト)でもそうだったんですけど、やばい状況が自覚しないまま解決される、ってとこです。
大変な事態に真剣に取り組む様子、っていうのはあんまりらしくないのかなー、と。

 

 きんいろパニックで詰みかけてるオタクは未だ七章にたどり着いていないので七章を含む言及ができないのが口惜しいのですが…。上記インタビュー記事で三上先生が触れられているように、新規カードを獲得した唯ちゃんを中心とした「きぐるみの呪い」と「エトワリアに来て付与されたクラスについて」、という物語の主軸があります。

 

そう、この作家クエ、きちんと起承転結があるんです。原作ゆゆ式って、なにか一つの行動において「プロローグ/発案」「行動」「結末」「エピローグ」までがしっかり連続して描写されることがまずないため、呪いの人という視点からでも、きちんとゆゆ式のストーリーでありながらプロローグからエピローグまであるのが不思議な感覚でした。

まあ、情報処理部の視点から見れば「おうちに帰るまでが冒険です」、なんて感じで…おかーさん先生に報告を済ませてないし、会話タブが消えた後も唯ちゃんがツッコんでいたりして、やっぱりエピローグには至ってないのですが。

 

また、「やばい状況が自覚しないまま解決される」、というのも良かった。きらファンをプレイするユーザーが求めているものって、ファンタジーだからこその変化ではなく、ファンタジーでも変わらない原作キャラの個性だと思うのです。少なくとも私がそうなのできっとそうです。そうなんだよ。

今回の芸人幽霊の案件、正直一歩間違えば即詰みな状況が立て続けに起こるどころか、むしろ3人仲良くせーのっ!で踏み込みまくるので気が気でなかったのですが、ところがどっこい。3人の気の抜けそうな掛け合いに絆されて、結局改心して成仏するわけです。が、ゆずこも唯も縁も、あいちゃんもランプも結局幽霊の存在にしっかりとは気づかない。つまり、「何もなかった」んですよね。ノーイベント。

 

3人が3人であるからこそ、今回の案件はちょっときぐるみ拾って帰るってだけのノーイベントで済んだ。「いつも通り」であることの肯定がそこに感じられて、好きでした。ファンタジーがなんぼのものだ、世界の危機がどうした、いつどこであろうと、ゆゆ式ってのは「そういうこと」じゃないだろう?みたいな、ホント…よかったよぉ…;;;;(グズグズ)

 

 台詞回しや独特の視点も最高でした。

「ゆずちゃん、まほうつかいもいけそうー」

「縁ちゃん、そうりょいけそう」

「唯ちゃんはナイトがぴったりだよね」

わ、わ、わかる~~~~!!!!!!!!!!!(わかり~~~!!!!!)ってわかるボタン無限連打したくなった。

「魔法の匂い」とか、確かにありそうだけど、そこそんな話題にする?ってとこで相変わらず疎外感に弱いゆずこが見られたり、おかしの家何階建て?に一瞬考え込む縁ちゃんの間がいい。ナイトの強さにテンションちょっと上がり気味で、ワクワク顔の唯ちゃんが可愛い。

きらファンらしさで言うなら唯とあいちゃんの残り香に大興奮するランプに静かに同意するゆずこと縁最高に好きでした(きらファンらしさとは?)。この3人、潜在的な唯への向き合い方は多分通じ合うところがあるのではないかと思っています。あいちゃんは…ちょっと違うかな…?

個人的におしえて!きららファンタジアの限界オタクランプと保護者(笑)なマッチの関係が好きだったので、「ランプのプリンを食べたマッチ」の存在に、ささやかに心がときめいてしまいました。

 

箸が転んでもおかしい年頃、そんな彼女たちのストーリーとしてとても良かったです。可能ならまた、三上先生監修のイベストが読みたいな…早く7章読みたいです。ジンジャーどうやったらたおせるです?

 

以上!