おろかな睡眠不足

好きな漫画やアニメやゲームの感想だったり推薦だったりを語彙力なく語ります

Poppin'Partyの無駄な会話集 in 二期

私はアニメ「BanG Dream! 2nd Season」(以下バニメ二期)がそれなり以上に好きなオタクなんですけれど、中でも好きな部分が「Poppin'Partyの喋ってる何でもない会話」なんです。

シナリオ上あってもなくても大丈夫な、無関係かつしょーもない女子高生の会話。起承転結もまともに整ってない、主語もなければ述語もなく脈絡もない。その上突然始まって突然打ち切られる。

バニメ二期では、そんな五人の会話を十三話中の各所で見ることができます。本筋で進むポピパの主催ライブの話がシリアスな分、余計好きになってしまうんですよね。突飛なおたえと香澄、ノリのいい沙綾、天然なりみりん、ツッコミ疲れな有咲。物語に縛られない五人の日常を垣間見ることが出来てこの部分がめちゃくちゃ好きです。ノーイベントグッドライフ*1、何もないのもよい人生。

ので(?)、時系列順に文字起こししました。「意味のない好きな会話」を私センスで選んでいますのでないのもあります。暇かと問われれれば暇ですね……。

一緒にポピパを味わおうぜ…。


 もくじ


#1

帰り道にて
香澄「…なんかドキドキする」
有咲「へ?」
香澄「しない?」
有咲「別にぃ~?」
香澄「え~?春だよ~?新学期だよ~?」
有咲「学年一個上がるだけだし…」
香澄「先輩だよ~!」
有咲「へっ、香澄が先輩とか…」
香澄「市ヶ谷先輩?」
有咲「はいはい、いくぞー」
香澄「有咲ぁーっ!」

二人のスタンスの違いがよくわかる。「へっ」って露骨に鼻で笑う有咲お前、バカにしすぎだろ…

 

蔵にて
香澄「おたえ~!」
たえ「おかえり」
香澄「バイト終わり?」
たえ「うん」
香澄「何弾いてたの?」
たえ「香澄も弾く?」
香澄「弾く~!」
たえ「有咲は?」
有咲「きゅー…っけい!(ソファーにダイブ)」
香澄「寝たら死ぬぞ~!」
有咲「うるせえ来んなぁ~!」

おたえが呼吸するようにお帰りって言った上に家主なんも反論しなくなってますが!?

 

クラス替えの話
沙綾「(クラス替えの配属について)おたえは?」
たえ「…」
りみ「おたえちゃん…」
香澄「おぉたえぇ~……!」
たえ「皆…。…皆もE組にする?」
有咲「出来るかっ!」
沙綾「クラスは離れちゃったけど、お昼とか放課後集まろ?」
たえ「(りみを抱きしめながら即レス)ごめん今日バイト」
有咲「おぉい…」

だばだば泣く香澄、そんな分かりやすい香澄と裏腹に落ち込んでいるようでそうでもないのかもしれない、そんなおたえのマイペースさがいい。自分との別れを惜しんでくれてる皆を自分の下へ引きずり込もうとするのつよい…

 

蔵からの帰り道にて
沙綾「なんか…皆で集まるの久しぶりだね?」
香澄「しりとりでもする?」
有咲「何でだよ…」

ここ短いんですけど、香澄のぶち込み方の雑さと有咲のあしらい方の雑さが好きです。何故しりとり?


#2

お昼
香澄「有咲ぁ、主催ライブ~!」
有咲「はいはいはい、それ昨日も聞いた朝も聞いた休み時間も聞いた」
香澄「早く皆来ないかなー!アイデアいっぱい考えて来たんだ!あ、卵焼きおいしそう」
有咲「ほれ」
香澄「フゥーっ!有咲、どれがいい?(お弁当を差し出して)」
有咲「ふーむ…」
たえ「私も卵焼き」
有咲「ぬぁっ!?」
沙綾「待った!私も市ヶ谷家の卵焼き予約してるから」
りみ「ええっ!?予約できるの?」
有咲「いやできねーから…」
りみ「うぅ…」
有咲「…食べる?」
りみ「…!有難う有咲ちゃん!」
たえ「(横から箸を伸ばして)あむ…おいしい~」
有咲「おたえ交換!なんか寄越せぇ!」

直ぐに思考が弁当にそれる香澄への対応に慣れている有咲。勝手に沙綾に予約されるほど大人気市ヶ谷家の卵焼き!にゅっとわいてくるおたえの図々しさに翻弄され、有咲のりみへの善意はあえなく散る。落ち込むりみの雰囲気と表情だけで察する有咲の紳士レベルは高い

 

お昼終わり
有咲「ごちそうさま」
香澄「生徒会?」
有咲「生徒会室の書類整理だって」
りみ「私たちも次体育だよね?着替えなきゃ」
沙綾「私たちも生徒会室まで有咲姫のお供をしますかぁ~」
有咲「はいはい、よきにはからえよ~」

有 咲 姫 is 何 さらっと受け入れるな市ヶ谷有咲 なぜこういう時だけ照れないお前

 

練習予定決め
香澄「見てみて!練習スケジュール作った!」
『……』
たえ・りみ「「わかんない…」」
有咲「授業中真面目だと思ったら…」
沙綾「うーん、やっぱみんなで合わせられる時間は少ないね…」
有咲「え」
りみ「沙綾ちゃんすごい…!」
たえ「テレパジストだ…!」
りみ「テレパジ…すと?」
有咲「なんか混ざってね?」

香澄の読解力に長けている沙綾が無自覚にスペックを発揮して引かれる回。テレパジストのやり取りは本当に進行上何の関係もないんで、だから大好きなんですよね…

 

ライブ直前
有咲「やべー、緊張してきたわ…」
香澄「有咲、手ー出して?…ひーとっ(漢字を書く)」
たえ「私もお裾分け。ひーと、ひーとっ」
沙綾「私も!ひーとっ」
りみ「私も、ひーとっ!」
有咲「いやっ、そんな要らねえから…!(真っ赤)」

緊張したときはバンドメンバーに人という字を書いてもらおう。全部可愛い

 

#3

主催ライブについて迷う香澄に
香澄「やっぱり、皆で…!」
有咲「(香澄の肩をつかんで)分かってねえ!」香澄「わひゃあぅ」
有咲「お前、私らがRoseliaみたいなライブできると思うか!?」
沙綾「有咲」
有咲「は、なんだよ――」
沙綾「はいっ(抹茶飴を有咲の口に入れる)」
有咲「んぐ…」
沙綾「香澄、また今度考えよう」
香澄「…うん」
たえ「私もー」
沙綾「飴?」
有咲「結構うまい…」
香澄「食べる~!」
沙綾「はいっ(渡す)」
りみ「次授業だよ…?」

諫めることの上手い沙綾が一番冷静でいてくれることのありがたさと同時に、やっぱマイペースなおたえや状況に応じての切り替えの早い香澄のキャラを感じられて好きです。抹茶が気に入りの有咲、和の人。りみりんは真面目だなぁ…

 

#6

商店街のお祭りについて
香澄「野外ステージ!あぁ~いいなあ、野外ステージ!」
りみ「二回言った♪」
有咲「大事なことだからな…」
たえ「…野外ステージ」
有咲「三回言った!?」
たえ「かなり大事」

重要度を高めるなら数を増やせ!有咲が打てば響いて好きです

 

商店街でロックに遭遇
有咲「(六花に額へ掲示物を貼り付けられて)…おい」
たえ「(読みながら)あのポッピンパーティさんも出演…」
有咲「剥がせよ」

不憫な有咲がじわじわ来る

 

#7

修行の話
たえ「二人は足りない物ある?」
香澄「お小遣い?」
りみ「時間?」

バンドの話をしているおたえと、自分の話をしている香澄と、主催ライブの話をしているりみりんによる小さいすれ違い


#8

生徒会室でおたえの代役

香澄「私は…おたえ…(ジャカジャカジャカ)」
有咲「………ッ…う…ンンンン…、……何やってんだ」
香澄「おたえ、ギターじゃーんってやりながら演奏してるでしょ」
有咲「で?」
香澄「やってみた」
有咲「で」
香澄「…ダメだったぁ~…!」
有咲「だろーな。りみに聞けば?」
香澄「いそがしそうだったからぁ~…」
有咲「そっか…ま、おたえを手伝いたいのはわかった。
それじゃ、こっちも、宜しくっ!(段ボールを置く)」
香澄「ううぅ~…」

有咲のものすごい葛藤の末の絞り出すみたいな質問が好き。聞き流している感じもいい…

 

バイト応援ソングチームリハ前

沙綾「おお~!」
りみ「すごいね!」
香澄「前夜祭みたい!」
有咲「いや何日前だよ…」
香澄「前前前前前前前夜祭?」
有咲「なげーよ!」

一週間前のリハから感じる前夜祭


#10

新衣装について

有咲「地味じゃね?こんなの足したりとか…」
香澄「わあー!」
香澄「これは!?」
有咲「おおー!」
たえ「いい」
りみ「私ね、服に何か飾り付けたいな~」
沙綾「リボンとか?」
香澄「いっぱいつけよう!」
有咲「じゃあここにつけよう!」
たえ「いい」
りみ「これは?」

…………

香澄「出来てしまった…」
[形容しがたい何か]
有咲「……ダメだこりゃ」

珍しく有咲が全面的に乗り気な上、発案者がりみなために起きた、ポピパ誰も止めないとこうなってしまう例。おたえの相槌レパートリー、少な!


#12

壇上からギターベース組に呼ばれて

香澄「有咲ー!沙綾ー!二人もおいでよー!」
有咲「はぁ?ヤなんですけどぉ」
沙綾「そう言わずに~!(有咲の腕を引っ張る)」
有咲「わ、ちょっとおい!」
沙綾「ほらほらいくよー?」
香澄「はやくー!」
有咲「うぁぁぁぁ」

好き…

 

くだらない話をしていると有咲が頑張ってくれるので実質有咲が好きというブログになってるけど正しい…当たり前のように真面目な話してるときはバカ話がめっきり減ってました。あと他バンドがメインだったり他バンドとの絡みがメインだとほぼなかったのも印象的でした。ポピパとして喋ってはいるけど全部必要or感情的な会話、って感じですね。それらは是非視聴で楽しんでください。

そして、そんなポピパが楽しめるBanG Dream! 2nd Season現在期間限定(~5/6まで)でYouTube公式チャンネルにて全話公開中ですが!?皆、見よう!!!!!

以上!

 

*1:ゆゆ式を見てくれ