おろかな睡眠不足

感想だったり推薦だったりを語彙力なく語ります

中の人なんていない(いる)

基本的に何かに縋りたい人間なので社会に出たら宗教にハマりそう~!とか他人事に思ってるんですけど、存在しない存在に対してよく盲目になるって話をします。

 

テーマ―パークとかで着ぐるみのキャラクターとグリ*1する時ってあるじゃないですか。ありません?

あの時、わ~本当にそのキャラがいる~!ってなってハチャメチャテンション上がってはしゃぎながら写真撮ってもらうんですよ。着ぐるみとか言う概念全部すっ飛んで、本当に!そこに!いる~!って狂った思想に飲み込まれてしまう感じというか。でも全部終わった後、『あんな馴れ馴れしくして中の人にいやに思われてないかな…』って急に我に返って、若干のしんどさを抱えながら残りの時間を過ごすんですよね。

最近バイトを本格的に始めて、そういう『相手の苦労』に敏感になっているところは否めないんですけど、前述通り私縋りたいんですよ。キャラクターが実在しているという現実に。夢の国で生まれた~みたいなキャラクターの着ぐるみが居たら「夢の国に帰りたいとか思わない…?」って話しかけたいしガチで仲良くしたいんです。でも中の人という現実は常に脳裏をちらつくからぶちのめされる。中の人は悪くない。

 

本題。そんな感情を抱きながらコスプレ可のゲームイベント行ったときに「レイヤーさんに対して持ってるキャラクター像重ねますよね~」って話をしたらお前何言ってんの?みたいな顔をされたんですよ。その時はっとしたんですけど、レイヤーさんと着ぐるみって似たようなものですよねと断言するにはレイヤーさんは「個人が強すぎる」んですね。ひどく当たり前なんですけど混同して考えてたところがありました。

レイヤーから個を取り除いてほしい。レイヤーに徹頭徹尾、着ぐるみのようにキャラクターになりきって貰いたい。でも恐らくレイヤーさんは一つの個の上にテクスチャをはっつけるみたいにして活動してるじゃないですか。だからTwitterを見れば私生活についてつぶやいてるし、会場で知り合いに会えば相好を崩すし、別キャラクターのコス画像も上がる。そうすると人なんだな…ってなるんですよね。この感情は恐らく落胆のそれなんです。勝手に期待をかけて勝手に落胆する地獄のマッチポンプここに極まれり。Twitterのフォロワーに対しても人ではなく「キャラクター」であってほしいと思うことは多々あるんですけど、あれ…私、個人が嫌いなのかな…?いやな真実が見える。いつかの夢は(レイヤー)キャラクターに対して話しかけることです。臆病かつ個人を分かっているので叶わないでしょうが…。

 

みたいなことを死んだ頭でFate/weekly同人周回してたら思ったので周回の暇つぶしに書きました。四時間ぶっ続けでやっと合計値40万なんですけどこれいつ終わるん?

 

キグルミ中の人、で少し蛇足の話。最近ガルパのミッシェル(美咲)に対してもいろいろ考えるんですけど、ミッシェルは着ぐるみでありながらその事実をメンバーのうち半数以上から認識されてないという稀有な場所で着ぐるみかぶってるじゃないですか。前述通りでその認識を維持できるはぐみやこころに若干うらやましいなあ…と思うところがあるんですが、花音さんがミッシェルが美咲ちゃんである、と現実を見てほしい気持ちも勿論わかるから、複雑な感情を抱きつつ見てたんですけど。

こんなかわいいのなかのひといないにきまってるじゃんね、とおもった

 

*1:グリーティングの略。着ぐるみとその名の通り挨拶をしたり、握手をしたり、写真を撮ってもらったりすること

ヤギと『世界平和』と野良猫ハート

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いや…ヤギなんですよね…

 

SSアニメ「ノラと皇女と野良猫ハート」毎週一話無料公開も、とうとう伝説の六話『世界平和』まで来ました。

作画が一人も起用されない、作画枚数ゼロのヤギ回。わあまるで実写だね!当時は死ぬほど笑い転げて今日も笑った

 

ヤギをヤギとして起用し声を当てることによりキャラクターがヤギになり、また行動や精神面もヤギへと変貌していく、つまりここにいるのはヤギであり冥界の皇女パトリシアではないのではないか…?

ヤギに始まりヤギに終わる、万策尽きたのか万策始まったのかその答えは誰も知らないヤギ回。ヤギ。聞こえるのは声優の声とヤギの鳴き声という狂気の三分三十秒。

 

正気に戻ったら負け。

 

確かに、ヒロインたちが魔法でネコに姿を変えられた主人公の気持ちを知ることができるのはいいことかもですけど、なんでこんなにもリアル寄りになったんだろうか。

空撮まですることは誰が決めたのか。OPメロディと共に写るのは太平洋ではなく大草原、誰が視聴者の心情を表せといった。

あいらーびゅーあいらーびゅーBetter than goat!タイトルのネコはどこに行ったんだ!

 

草が美味しい白ヤギのパトリシア、ツッコミが止まらない委員長、ヤギであることによって真理にたどり着く明日原、海に行くノブチナ、黒ヤギさんからの手紙を報告するユウラシア。

「海に……(間)……行きたいわ」「行きた~い!どっちが海~!?あぇ…あ…行きた~い!」のやり取りには一切台詞に関係しないキャラクターの設定など人生とともにぶん投げていけ、というメッセージすら感じずにはいられません。(?)

 

原作に対する理解も、現在の理解も求めないその姿は、もしかしたらモノつくりにおいて見習うべきところがあるのかもしれないしたぶんない。嘘ですないです。

まあもしかしたら今までにない物をみることにより、かつてないインスピレーションをヤギから受ける可能性もあるかもしれない。嘘ですないです。

 

手紙はジューサーにかけて朝一で飲み干しましょうの台詞を発送できる才能は狂おしいほど好きです。この感覚獲得していきたい。

 

というわけでそんな妄言と共に無料公開は今月二十四日の正午まで、一番上の埋め込み動画で見てみませんか!とお勧めしたりしなかったり。

 

しかし改めてみても意味が分からんぞ、何だこのアニメ?

 

『new generations Brilliant Party』を見てきた

サイリウムを振りながらボロボロ泣いてしまったせいで床に涙のシミを作ってしまったことは誠に申し訳なく思っています エモい…

 

vrzone-pic.com

 

VR ZONE SHINJUKU(以下VRZONE)で現在公演中の『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS new generations Brilliant Party!』に行ってきました。すごくよかったのでズタボロの記憶を組みなおしてテキストレポを試みてみます。よ過ぎてよかったんです…。

※ネタバレ配慮しません!ので!あしからず!

キャラクターの台詞などはかすかにのこってる記憶をもとに書き綴ってるので恐らく詳細は異なります。ぜひ現地で生の台詞を聞いてください!

 

行った人:保科…渋谷凛本田未央に異様な執着を見せるNGsが好きな人。友達は少なくコミュも苦手で毎日が孤独。今日も一人。

 

概要について

youtu.be

 

このライブは、VRZONEで行われているコンテンツの「CG STAR LIVE」の新規プログラムとして今年の7月から10月の期間限定で開催されている、CGモデルによるライブです。THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSからnew generationsの島村卯月本田未央渋谷凛の3人がピックアップされて、単独公演を行っています。かきおろしの新曲は『Stage Bye Stage』、今までとこれからをアップテンポに歌ってくれます。

<CG STAR LIVEとは>
「CG STAR LIVE」は、来場されたお客さまが振るコンサートライトの色や声援により、その日の楽曲やトークの内容が変化するコールアンドレスポンスが特徴のイベントです。キャラクターとファンとのリアルタイムなコミュニケーションをお楽しみいただけます。
憧れのアイドルたちが目の前のステージに等身大で登場し、歌い、踊る姿は、あたかも本当に実在するかのようなリアリティを感じることができます。第1弾は「IDOLiSH7 PRISM NIGHT(アイドリッシュセブン プリズムナイト)」を公演し、のべ1.5万人の来場者を動員しました。

引用:https://www.lisani.jp/0000107229/

CGモデルのライブ?つまりは映像でしょ?となる方もいるかとは思われますが、本来こういった二次元キャラクターによる会場を利用したライブは、中の声優さんが着飾って行うものが普通です。まあつまり卯月と未央と凛が目の前で踊るなんてことは「ありえない」ことであり、それをひっくり返すとんでもないライブなわけです。いくっきゃねえなあ!

 チケ購入~開場

丁度1か月ほど前に今日(8月10日)の3時ごろの回の一般チケットを取って発券作業をしたんですが、記載されてる『整理番号1番』とかいう人智を超えた数字に目を剥きました。…いやいや連日開催されているとはいえこれ大丈夫なのか…?

客入りは平気なのか、もしかしてお客私一人だけなんじゃ…?とそわそわしながら迎えた今日、ひいこら現地入りした私の目の前にいたのは――10人ちょっとのお客さんだった!20人もいない!キャパはこの10倍以上なのに…!マジかよ最悪は免れたけど…!そりゃ平日で日も出ててコミケ1日目だけど、本日渋谷凛の誕生日ですよ!?

駆け巡る不安、大丈夫なのかなあと焦燥に駆られていじくるTwitterでは『荒木比奈のガチャ更新*1』がTLを駆け巡ってもうパニックに近かったです。直ぐ開場だからスマホ機内モードにするからガチャ回せないし…!

退場後にお迎えはできませんでしたがまあスカチケ待ちます

平常心を保つコツはオタクになること(?)、購入したリストバンドを装着、デジタルカメラも構えてもうだれにも負けないりっぱなオタクの完成!いえーい!なんの自慢にもならねえ!意気揚々と他のPさんたちと共にがらんどうの会場に向かいます。

人が居なさ過ぎて過半数が私含めて最前列。写真撮影も後方前方関係なく撮っていいとのお達しを受けました。神では?ほぼ中央ポジも獲得できました、神では??

 

スタッフのお姉さんから一人一本貸し出された専用ライトの説明を受けて(三本バルログしたい…)と思う矢先、アナウンスが流れました。

卯月「プロデューサーさん!」

う、卯月―――!!!!!そう、今日のMCは卯月でした!可愛い!たしかMCは回ごとに異なる、という話を聞いた気がしますので、別の回だと凛や未央が案内をしてくれるんだと思います。子細忘れましたが(大体の子細は可愛いという感想以外全て吹っ飛んでますが)ペンラを振り回したり厄介しちゃだめですよ~、という注意を受けて、いよいよライブが始まります。

 

ライブ感想

 

 一曲目は「できたてEvo! Revo! Generation!」。ライブの爆音とともに三人が笑顔で登場して、アニメと同じ振り付けで踊ってくれます。「new generations」のユニット名*2からしてやってくれるのは確信していましたが、それにしてもいい曲だ…!いや~なにより…近い!可愛い!最高!最前列を獲得できたことによる恩恵が大きすぎて、初っ端から興奮しすぎました。目が合うダンス一切合切全て見える何もかもが私の目の前…!もう、腕もげるくらいサイリウム振った。

特に振り付けが細かく、全員が違う動きをしていて感動しました。未央は元気よくオーバーに、凛は魅せるように優雅に、卯月は基礎をしっかり可愛らしく…というような個性が、のちの曲を含めてすべてのダンスに現れていて本当にすごい…ってなりました。同じ振り付けでも全然違う。特に同じ振りを未央は跳ねるみたいに踊るのに、凛は足をあまり浮かさずに踊っててうおおおああああ…!って思いました(?)

 

一曲終えて、ここで一旦MCが挟まります。挨拶をしてすぐに次の曲に行こうとする未央を凛がなだめ(このやり取りの二人が可愛すぎてやばかった)、三人の自己紹介に移ります。一人ひとり名乗ってコメントをして、最後に声をそろえて「私たち、new generationsです!」知ってるよ!!!!!!すごくよく知ってるよ!!!!!!

 

そうしてかかった次の曲は「Star!」でした。アニメ尽くし!フォーメーションの移り変わりとかが丁寧で、すごくよかったです。当たり前のように三人違う振り付けが一つの同じ振りに集約されていくの普通にヒエ…ってなりました。手を振る未央、歌う卯月、踊る凛、みたいなその一瞬がつよく焼き付いてます。というか、当たり前のようにNGsのみの全体曲が流れていくの死ぬほどやばいですね…。NGsの単独ライブ、がいかにヤバいかここらから本格的に実感を始めます。気が狂う。

ここらでふと後ろを振り返ると、数人サイリウムを持ったここの職員の方がいらっしゃることにも気づきました。定期的にMCにおけるコールのタイミングとかをはかりつつ入れてくれて助かりました…持つべきものは友達よりもスタッフだ。人数少ないからどうしても多数の力で押し切れないんですよね。

 

ここでまたMC。ハハーン尺稼ぎだな?という気持ちと並行するもっとおしゃべりみたーい!という私の気持ちにこたえるように、「教えて!シンデレラ」のコーナーとシャッターチャンスタイムが各キャラごとに行われました。

私の回の「教えて!シンデレラ」では、選ばれた質問は卯月が「アイドル以外になってみたい職業は?」凛が「最近あった嬉しかったことは?」未央が「もし無人島に何か一つ持っていくなら?」でした。

それぞれ卯月は「いい子」が、凛は「アイドルとしての成長」が、未央は「Passion」が垣間見れました。…いや未央、君は天才だよ…マジで…今日の笑いあり笑いありのライブの主成分は君だよ…。

 シャッターチャンスタイムは前述通り「タイミングを待たずすべて撮影オッケー!」とのお達しがあったので無我夢中で写真を撮りました。すべてポーズが異なるのでもうシャッターが止まらない止まらない…!いいよー可愛いよー!とか声掛けとかもしてたら変態性が増してイケない写真撮ってる気分になってきましたけど、いたって健全ですよ?うん。

入れ代わるときのハイタッチ、可愛かったです…つんのめって凛に頭こっつんされる未央を見たときは心臓発作起こしかけて胸ぶん殴りました。挙動不審。

あと、ここのみならずどの場面でも、1人1人はけるときにちゃんと舞台袖に引っ込んで引くのが印象的でした。初音ミクのライブならその場で消えちゃうので、特に。彼女たちは生身のアイドルとしてこの場にいるんだなあ、と強く思わせてくれました。

 

 

そうして三人分が終わって、次の曲…とその前に卯月が。

卯月「次の曲は、いつもはプロデューサーさん達に選んでもらうんですが…」

選ぶ?と言われてちょっと呆けて気づきました。あっ、そうかソロ曲か!そういや選ぶって聞いたな。今日はミツボシ☆☆★が聞きたいけど…でも、せっかくのMC卯月ならやっぱりSm…

卯月「今日は特別に全部見せちゃいますね!!!!

Why!?!?!?!?

私、大パニック。NGsめっちゃ笑顔でプロデューサーさんにいつもの練習の成果見てもらいましょうね~とか言ってる。正気か。何その大盤振る舞いもっと好きになってしまうんですが。

卯月「それでは聞いてください!S(mile)ING!

凛「Never say never、」

未央「ミツボシ☆☆★!」

 

ウ、ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!(サイリウムを振る)

というわけで実質三曲の連続メドレー、怒涛の開幕。全部かわいい。ソロ曲のためほかの二人がバックダンサーに回るんですが、個人的にネバネバの、サビの腕をクロスさせるみたいに交互に振りぬきながらするステップをする未央と卯月がよかったです…。あとミツボシステップ真正面から見るとマジいいですね。スマイリングの横ステップも、かわいい…。惜しむらくは、やっと出会えた鳴り響く「歓声」を届けきれなかったことですね。…人が…少ないんじゃあ…。

 

終わった後は8月生まれの人を祝うバースデータイム。今日誕生日の人はどこかな~?という未央の後ろで辺りを見回す凛に会場の心が一つになる。『お前だよ渋谷!』

隣のお兄さんがシャッターチャンスタイムで「流石16歳の色気…」と口にしてたことが異様に記憶に残っています。そう今日はしぶりんの誕生日なんですなあ!

一緒に歌いつつも「Happy Birthday Dear」の続きは「凛ちゃん」と「しぶりん」が入り乱れることに。いや本当にお誕生日おめでとう。最初は渋谷凛サプライズバースデーかと思ってたからPのこと呼び始めてびっくりした。

 

そうして始まる最後の曲、新曲。「Stage Bye Stage」、泣きました。視界のぼやけること。歌詞がずるいんですよ歌詞が…。他の曲がおおよそデレステで配信されてる尺程度だった代わりに、新曲だけあって二番含めたフル尺を披露してくれました。

もうなんかいろんな感情がごっちゃになって後半の記憶ないんですけど、一人が歌ってるときにほかの二人がわちゃわちゃしたりわちゃわちゃしてるのがすっごく可愛かったです。VRの予算を最大限に生かしたフォーメーション、振り、モーション、表情、全部が最大限詰まった素晴らしい時間でした。金額にも納得です。

 

さっくり終わったなあ、と呆けてるのもつかの間、アンコール、の声が飛んできます。えっいいの!?NGsつかれてない!?と思いつつも欲には逆らえず、しばらく少人数アンコールを入れていると――三人が戻ってきた!知ってた!

 

そう、まだ披露してない表題曲のターン。お礼の後に、アンコールは「お願い!シンデレラ」。全力でコールを入れて、もう完膚なきまでに最高でした。

 

最後に三人が一言ずつ今日のお礼を言って、卯月の「アイマスですよ、アイマスー!」の掛け声でお開きになりました。本当にアイマスのライブだ…!

 

セトリとしては

  1. できたてEvo! Revo! Generation!
  2. Star!
  3. S(mile)ING!
  4. Never say never
  5. ミツボシ☆☆★
  6. Stage Bye Stage
  7. お願い!シンデレラ

になります。これが変則的なのか最近のレギュラーなのかはわかりませんが…ソロ曲を一曲としてカウントすれば、MCの挟まるタイミングなどは他の回のライブと大差ないようです。

 

総括

まあそんな感じでめちゃくちゃ楽しかったです。やべえもん。目の前に三人がいるんだ…。皆ぜひ行ってほしいです。

 

私、なんとなくNGsに対してファン心理が抜けきらないまま向かったわけですが、個人的に一番感じたのはこれは『身内向けのライブ』である、ということです。三人は集まってくれてるのが自分たちをプロデュースしてくれているPだと分かったうえで、歌や踊りを披露してくれます。だからアイドルのライブ…という風に呼ぶのは、少し違うのかなと思いました。それがだめというわけではなく寧ろ分かってんじゃん!ってことなんですけど、私たちはファンでなく、彼女たちに寄り添う立場にあるのだなあ、と、三人に呼ばれながら強く思いました。でもファンでいたい私もいるんですよ…。めんどくせえなあ自分。

 

機会があったらまた行ってみたいです。このライブ、繰り返し見ることを前提に作られているので、質問含む分岐全部コンプしたい気持ちがあふれそう…!

もし閲覧してくれた方の中にご一緒した方がいらっしゃったら…本日はお疲れさまでした!途中から二度と会わねえ!もう自由にやらせてもらうぜ!と思って外聞を気にせず全力オタクになってたので何かしらご迷惑でもかけていたのではないかと思いますが申し訳ないです。すみません。

 

次は…6th…!!!

 

*1:my担当。声もついて原稿も上がってコミケにも行っちゃう無敵の担当アイドル

*2:ニュージェネレーションのユニット名に『ズ』が付くのはアニメをベースに置く時。エボレボはアニメが初披露のアニメニュージェネ専用曲、な印象が強いため

SSアニメ「ノラとと」「ガルパ☆ピコ」のススメ

「脈絡のない」「若干の狂気に満ちた」「ヤバイギャグマンガ・アニメ」に惹かれる傾向があります。あっ私が頭おかしいわけじゃないですよ?やめてください!「しんげき*1」みたいな普通の可愛い四コマだって好きですからね!

特に公式スピンオフ!とか銘打たれてるゲーム作品のものですね。原作の世界観をガッツリ引き継いだうえで、原作が多少なりとも抱いているシリアスをガン無視した独自の世界観でごり押しするタイプのあれです。ほんと内容が頭おかしくなればなるほど好きになってしまう。

有名なのだとソーシャルゲームグランブルーファンタジー」の公式四コマ「ぐらぶるっ!」とかでしょうか。あの本編ヒロインとマスコットをクトゥルフのモンスターかなにかと勘違いしているだろう作者の菊せんせぇがグラブルに対してもたらした風評被害位の多さたるや…大好きですけど…

他だとちょぼらうにょぽみ先生とか大山ぶくぶ先生が関わっているモノですね。ちょぼ先生だと代表作の「ミリオンアーサー」やスクフェスの「スクールアイドル同好会」とか、ぶくぶ先生なら「あんスタ」「Caligula」なんか。前者も後者もひどい。

こういう作品、全てがすべておかしいわけじゃなくて、いやおかしいんですけど、何というんだろう、何もかもが間違いではないみたいな前提がいつの間にか生まれていて…、そのすれすれを走る姿に憧れるというか…。(?)もし他にこういう作品を知ってたら是非ご連絡ください!!!!読むので!!!!!

 

まあとにかくそういう作品が好きで、しかしえてしてこのタイプの作品は映像化されにくい運命にあります。弱酸性はすごいですよねマジで…。

そんな中、去年何気なく見たショートショートアニメでものすごくはまった作品があるんです。

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ノラと皇女と野良猫ハート」、通称「ノラとと」。そうです原作エロゲですね!でもそうじゃない!

この作品、ノンストップに頭のおかしさを露呈していく独自のスタイルで延々急展開を叩きつけてくるものでドはまりしました。いや凄いんですよ、よければこの一話見てください。キャラクターはちょっとわかってればいいよ?ファンディスクだからね?みたいに言わんばかりの勢いで各自の自己紹介を済ませていく感じはこういう尺の短いSSにはよくあるんですが、後半の畳みかけホント笑います。何が一番やべえって原作再現してるところなんですけど。*2

検索かけてエロゲって知って私めっちゃビックリしました。どうりでヒロイン皆胸が大きいわけだ…。(?)しかしこのアニメ、地上波放送もされているのでエロ要素を見失った感じになっているため、苦手な人でも全然見られちゃうんですよね。ヤギもでるし。ヤギしか出ないときあるし…。

一応PCゲームからPSVitaのコンシューマー版(全年齢)への移植発売を記念して製作されたみたいなんで、*3だから地上波をもぎ取ったのかもしれませんが…。嬉しい!原作はVitaで緩和されたといえエロが苦手なのでどうしても人に推せないけど!このアニメ無条件で推せる!!!原作とすべきスピンオフの漫画などはないみたいで、だとするとアニメ初手からここまではっちゃけられるのってすごいことでは…?

作品のヤバさを伝えるにあたって、特にOP、畳みかけるように意味の分からないシーンが連続していくんですが、これが全部本編で回収されるといえばその狂気度合いも伝わるでしょうか。ロボは空を飛ぶし探偵は骸骨を調べるし戦車は走るしネコは空を飛ぶ。ノラくん、一人称が失われた分より惨事に直面している気がするのは気のせいですかね?そんなOPもOPで歌詞がすごいんですけど。

petitlyrics.com

ちょっといい話風にしながらペットショップのネコのため毎日労働してお金を貯める人間を楽しく歌い上げます。だれかコイツの勤労を止めろ。

時々本編通りのラブコメシーンやラッキースケベ、原作シリアスも挟まれて、ファンには二倍楽しめる作品として製作されている辺りも好感触です。TVアニメノラとと、本当に大好きです…。私は明日原さんがナンバーワンヒロインと信じてやまない。ノラパイ信じてっからな…。

 

 

 

まあそんなクレイジーアニメのことが忘れられないままTVアニメノラととロスを抱えて一年が過ぎまして。

ガルパに手を出したのは先日書いたんですが、(以下参照)

textmemotime.hatenablog.com

そこで「ガルパのミニキャラアニメが放送されているらしい」という情報を入手しました。ガルパの公式四コマはガルパの世界観と関係性を忠実に守った本編補完みたいな四コマですごく素敵なんですけど、どうやらそれとはまた違ったもののようで。最低限キャラ把握も出来ていたし、前述通り普通のかわいい四コマみたいなものも好きなので見てみることにしました。わーくわーく

anime.bang-dream.com

 

ガルパ☆ピコ、ノラととだ…!!!!!!!!!!!!(歓喜

この!勢いとテンションとで押し切る感じ!若干キャラが壊れているようでかろうじて保っているギャグ全振りなこの感じ!なによりEDのごった煮がノラととだ!!!ノラととだーーーー!!!!!!!!うっそだろまた会えたね!?⁉!?!?!?!?

 

調べてみたら、諸悪の根源総監督をノラとと監督の森井ケンシロウさんが、キャラデザはノラととで担当されていた宮嶋星矢さんが、アニメーション制作もノラととで担当していたDMM.Futureworksダブトゥーンスタジオさんが…と、なかなか多数の方々が双方で制作に携わっていました。こんな奇跡が…あっていいのか…!

二週間限定公開の「バンドリ!TV」内での放送のため既に数話見れなくなっているのは惜しいところなんですが、是非公式サイトのリンクから視聴してもらえればこいつはやべえぜ…ってのが伝わるのではないかと。

ポピパ回は今のところダントツでヤバイけどポピパがヤバイところもある…のかな…。咲咲コンビの心労がしのばれる。そしてガルパピコ、ついに次回はハロハピ回!狂気の予感しかしなくて私わくわくしちゃう!EDの曲も頭に残る良い曲です。

 

 

そんなわけでまたノラとと風作品と巡り合えてうれしいってお話だったんですけど、でも…皆はノラとと一話以降を見るためには「ノラと皇女と野良猫ハートを」買わなくちゃいけないなんてハードルが高すぎる…!

そんなあなた(私)にグッドニュース!

ニコニコ動画&GYAO!でアニメ「ノラとと」毎週各話無料配信中!|TVアニメ「ノラと皇女と野良猫ハート」公式サイト

以上の記事の通り、紆余曲折もろもろコラボの末、なんと本放送時と同じように毎週1話のニコニコ無料配信とGYAO!配信が決定しているみたいです!!!今週(8月3日現在)はあの「肘が確定する」三話となっています。私ヤギの次に好きです。肘が…確定する…!毎週金曜12時更新、と書いてあるのでよければ!見て!!!

以上!!!!!

 

*1:アイドルマスターシンデレラガールズ劇場」の公式略称。某巨人との区別がつきにくい

*2:原作でも主人公の家がバーニンします。体験版でも読める

*3:初回生産限定版に全話が納められたディスクが付属した

FGOのデスクトップアーミーを組み立てた

可愛い!可愛い!

デスクトップアーミー Fate/Grand Order (BOX)

デスクトップアーミー Fate/Grand Order (BOX)

デスクトップアーミー、…ご存じですか?
かくいう私もFGOコラボのおりにその存在を知ったんですが。FGOをベースに、プレゼンごっこです。


デスクトップアーミーについて

デスクトップアーミーはメガハウスが展開する、ある世界観に基づいたフィギュアシリーズの名称です。全長8センチの小柄な、机「デスクトップ」に置くことができる武装「アーミー」フィギュアになります。全員何かしらの武装をまとっている、女の子達のフィギュアです。かっちょいい。
オリジナルキャラクターのフィギュアは勿論、幾つかのコンテンツとコラボも行っているようで、既に多くの種類が存在しています。

特筆すべき特徴は手足、首、上半身の稼働域の広さ、互換性のあるアーマーパーツでしょう。いや動く、動く!アーマーパーツは各個人それぞれオリジナルを持っていますが、それを別キャラクターにつけることが可能です。私はfigmaねんどろいどのいいとこ取り、なんて認識をしています。(どっちも買ったことないのですけど)

しかし、個人的にデスクトップアーミーの一番注目すべきところは、そんなリアルのパーツガーとかカドウイキガーとかのお話ではなく(それはその筋の人がいっぱいしてくれるだろうし)、彼女達が背負うバックボーン、とりまく世界にあります。私の購入の決め手は、このストーリーでした。



世界観について

dt-a.jp

んーー、何度読んでもややこしい。

さっくり一言にまとめると、「意思を持つ携帯電話(Dーphone)達が、何者かの仕業で消失した人類を探しながら殺し合いをしている」というあらすじです。そう、デスクトップアーミーはDーphoneという未来の携帯端末の姿であり、そのキャラ同士で争い続けているわけです。だから皆は武装しているんですね、背負うものが重すぎる。
万能情報管理庫からあらゆる情報を物質化して装備し、機能拡張できるため、どんな存在も、架空のキャラも、D-phoneにとってなれないものはありません。なんて柔軟性のある設定…!

また、このあらすじを前提に、発売された各キャラ全て、この世界でどんな生を受け、どうやって戦うのか?どんな性格なのか?みたいな肉付けがされています。なにも知らないまま可愛いフィギュアとしてコレクトするのもいいけれど、そういう背景を知ることでよりのめり込める仕組みになってるんですね……。こわ……。
そしてこれは、コラボであるFGOのメンバーにも適応されてます。
今回のFGOコラボでピックアップされたのは、FGO1部キービジュの三名、マシュ、アルトリア、ジャンヌでした。偶然サンプルを見かけた私はてっきりfate知名度を利用したと安直なコラボなのかな、と思っていたのですが、いやそんなことはなかった。

dt-a.jp

こちらのページの三体の機体解説の項目を是非に読んで貰いたいのですが、つまりこの三人はFGOのモデルのD-phoneであり、サーヴァントそのものではありません。文中に人気があった、とあるので、勿論流通したのは一台だけではないのでしょう。私絶対買ってるだろうな……。
人類の消失の瞬間である「修正の一秒」を経験した三体は、それぞれ万能情報管理庫からの情報の逆流を受けて、「サーヴァント」としてのデータをその体に上書きされます。彼女達は人理焼却にあたり己が英霊の座から召喚された━━もしくはその存在を身に宿した━━サーヴァントであると『錯覚』します。これほど残酷なことがあっていいのか。それ故に、この世界観の現象である人の消失が、FGO世界の人理焼却によるものではないか、とすら考えます。確かに成り立ってしまうんですよね……。ジャンヌとアルトリアは、それぞれ自分の体がサーヴァントと異なることを感じて、その答えを探しながらこの世界に立ち向かいます。知ることが正しいのかも分からないまま、サーヴァントとしての信念にしたがって。


でも、マシュは。

マシュは何も気づきません。居もしない『先輩』を探して、ありもしない『人理修正(グランドオーダー)』を信じて、万能情報管理庫を聖杯と推測して。ただ一人、頼りないドクターも能天気な天才も大切な先輩もいないこの世界で、聖杯探索を開始します。万能情報管理庫にはすべての答えがあると思われます。皮肉なことに、もっともこの世界から遠いマシュが、もっともこの世界の真実に近づくわけです。無知は幸福、知らぬが仏と言いますが、果たして己の信じるものが何一つ本物でなかったとき、マシュがどうなってしまうのかと考えるだけで心がどうにかなりそうになる。もはや私が先に壊れる。



そんな風にFGOのストーリーをデスクトップアーミーに落とし込んで、三体をこの世界のD-phoneの1つとして成り立たせる手腕。FGO本編よりえげつない背景。こんなコラボ……最高では……!?!?!?


さて、デスクトップアーミーでFGOコラボが紹介されたのは大分前のこと、そして昨日、7月26日が発売日でした。時が経つのは早い。1つ1700円(税抜)全三種ランダムとよろしいお価格をしており、金欠真っ只中の私は出会いに賭けて一体だけの召喚を行うことにしました。おおマシュ……マシュ……マシュ……





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ジャンヌーーーー!!!!!!!!!!

嬉しいけど!!!!嬉しいけどマシュ……あああ………!!!

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まってかわいい……ジャンヌかわいい………?


かわいい!ジャンヌかわいい!!!!!どうしよう!!!!!!!(発狂)
というわけで以下Twitterに上げてたジャンヌです。私と一緒に堪能してください

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うわあああああああ!!!!デスクトップアーミーは明らかにマネーが飛ぶ沼なので片足だけ突っ込みたいです!!!!!

ガルパを始めた(自叙)

後戻りは許されない感じする。

 

bang-dream.bushimo.jp

先日、とうとうあの常時百合製造機、女と女の聖地とすら呼ばれる(?)*1バンドリ!ガールズバンドパーティ」に手を出してしまいました。ずっと我慢してきたけれどもうだめでした。この言い方だと麻薬吸い始めたみたいな禁制感あるな

 

友人に以前から女子がかわいいよ!とおすすめされてたんですけど、丁度その頃FGOグラブルがフィーバーしてた時期だったのでソシャゲ増やせんわ~と敬遠してたんですよ。ただ、同じ頃しょっちゅう流れていたハロハピのCMのせいで『妙にかわいくないクマが喋るファンタジー世界のバンドゲーム』*2という認識だけはありました。

youtu.be

やっぱりインパクトやべえもん。とりあえず、何を差し置いてもクマが印象に残ってました。クマ。女の子の出るクマのゲーム。くま、くま、くるまじゃないよ?

 

それで今年のGWに、件の勧めてくれた友人がまた執拗にも勧めてくれたので、その際もやっぱりクマが気になったからとうとうピクシブ百科辞典とかで調べました。クマ、何奴か。

 

  • クマの名前はミッシェルで、キグルミである。中には奥沢美咲という女の子が入っている。とても苦労人で、キグルミでありながらもバンド内で一番の常識人である。DJをしている。美咲は中の人であることをバンドメンバーにばらしているが、過半数がそのことを認識できていない。

 

…???????(??????)

 

何度読み返しても設定盛られすぎてもうよく分かんなかったし、それからいくら調べてもSSはあれどキャラ設定に関する子細な説明はどこにもなかった。キグルミDJってセカオワも超えてんぞ。何がどう転んだら常識人がそんなことになるんだ。疑問は尽きない。しかし黒髪のやれやれ系女の子とマスコット組み合わせがツボだったために、美咲ミッシェルさんに子細がよくわからないまま心を奪われた。この日辺りで完全にミッシェルが可愛く見えるようになった。もふい。

手に負えなくなるからゲームはDLしたくない。でも美咲ミッシェルさんのことは知りたい。苦悩の日々が始まりました。ちょうどWEGOのパーカーが再販される運びになって、それに挑むもどうにもならなかったりしました。ほぼ毎日「奥沢美咲」「ミッシェル」でサーチをかけて、しかし見つけられたのは「こころ」という子とのCPが多いことと、覚醒後は必ずミッシェルの姿になることが若干の不評なことくらいでした。ほんとに何の情報も見つからなくて恐怖を覚えた。というかなんで…ミッシェルかわいいのに…

 

 

 

そんな不毛を二ヶ月続けて、気がつけば公式の4コマも読み終えていて、もう埒が明かないのでインストールしました。一昨日の話です。以上です。わーいガルパ知らないキャラばっかりだからほんとにたのしいー!

ひとまずはハロハピメインで進めいていこうと。先が全然読めないからシナリオ読むのも楽しいし、グラブルと違ってクソめんどくさいトライアンドエラーしなくても普通にシナリオ読める楽しい!!美咲ミッシェル美咲の真意を知るまで頑張るぞー!奥から流れてくる系のリズムゲームとかSB69以来で緊張しっぱなしだし調整してないから全然タイミング合わなくてしんどいけど!かんばるぞー!良ければフレンドお願いします。【 91686276 】です~!ちょうせいめんどくさくてな

 

現状気に入ってるのは前述通りミッシェル/奥沢美咲、やべえなって思うのが弦巻こころと戸山香澄、底が知れないのがAfterglowです。ちょっとずつ見識を深めていきたい。一見と内部とのキャラが現実沿いじゃなくストーリーテイストに異なる系は本当に怖いから…。がんばるぞ…。

 

*1:私周囲に限るし、どこ情報のなんなのかも不明

*2:Live2Dのミッシェルをキグルミとして認識できなかった

『魔法少女なんてもういいですから。』が終わった

更新分を終わってしまうショックで鬱々と読んだら単行本に救われました。神も魔法少女もいた。嬉しい!

魔法少女なんてもういいですから。(1) (アース・スターコミックス)
 

 

(とくにないあらすじ:主人公のゆずかは、ある日ゴミ捨て場に転がる謎の生き物を発見します。謎の生き物は『ミトン』と名乗り、自分を見ることができるゆずかには魔法少女の才能がある!と契約を持ちかけてきました。一切のデメリットもすることもなく、ただの記念…しないとソン…ということで、試しに契約したゆずかは、魔法少女としての水着のコスチュームに強制着替えをさせられて生ゴミくさいミトンをぶん投げます。セクハラですね!)

 

作品について

双見酔作『魔法少女なんてもういいですから。』はコミックアーススターで連載されていた、タイトルにある通り魔法少女魔法少女をしない漫画でした。どういうこっちゃの理由は以降で。ちょうど先日最終巻が発売されて、三年の連載に幕が閉じたとのことです。寂しい限りですがとても好みの漫画でした。発売が待ちきれなかった三巻でまさか終わってしまうなんて打ち切りめったなことは言ってはいけない

やわらかい絵柄に、無闇な勢いがあるわけでもなく、ほんわかほのぼのとした雰囲気の中繰り広げられるシュールな攻防と舌戦、アクセントのような不可思議要素とツッコミどころ。考えさせられることもあればひたすらにイラっとさせられたり。カテゴライズが難しい不思議な作品だと思います。双見先生の作品はこれが初めてで、他の作品はまだ存じないのですが、結構独特な作風ではないでしょうか…?…これも一つのノーイベント・グッドライフ…なのだろうか…いやイベントは多いな。

 

この作品の舞台は、魔法少女とその敵が壮絶な戦いを【終えた】、その後の世界になります。まどマギ」とか「まほいく」とかそういう観念は捨て置いてください。やめろみせるな。ごたごたが終わった【後】です。兎にも角にも何もなく、何も起こらず、平和な世の中で、魔法少女。そう、この作品において魔法少女という存在の必要性は一切ありません。本当にない。フリとかじゃなくマジでないからすごいんですよね…会話のネタくらいにしかならないし、寧ろいらないもの扱い。「もういいですから」。

そんな世界で魔法少女となった一人、まともなようでどこかねじの抜けた…ハマりすぎた…?不憫な主人公のゆずかと、彼女を過保護に守るバイオレンス友人のちや、彼女に対してろくなことを言わないミトンの殺伐とした(主にミトンが生命の危機を感じる)関係を楽しむお話です。たわしで背中を削られたりクーラーボックスに閉じ込められて酸欠になりかけたりetcetc。ミトンが。ゆずこがミトンをペットとして扱おうとして、しかしペット=家族になることを絶望した顔で拒否るんですよね最終巻で。大体ミトンが悪いんですけどね。安定してます。魔法少女の話もしますよ!

あと私が好んでいる時点で大体あれですが女の子です。女の子と女の子が仲良くします。いいですね…。うんいい…。

 

キャラクターについて

登場するキャラクター大体性格か行動のどこかしらに難があるのが本当にひどい。そこがいいんですけど。以下、メイン三人について。

  • 主人公である葉波ゆずかは人当たりのいい優しい女の子ですが、思ったことはっきり言うし結構辛辣です。その辛辣の対象はもっぱらミトンなのですが。彼女の不幸はミトンに出会ってしまったことであり、彼女の幸福はミトンと出会ってしまったことだったと思います。何故か機械並みに時間に正確で、規則正しい生活を一切怠らない超人みたいな生活を送っています。それ故にミトンからは悪気なくモデルハウスみたいな優等生とか呼ばれたり。人当たりの良さ故にちやしか深く付き合う友達がいないのが唯一の弱点ですね。
  • ミトンはゆずかに契約をもちかけたマスコットです。デリカシーのごっそり欠けた*1人間社会で間違いなくハブられるだろうとんでもない性格をしており、作中キャラから一度も同情をされず貸しを作ることも拒否される類まれなるウザさの持ち主です。一言多い。大体その一言のせいでろくな目に合わない。ウザいなあ、って思うんですけど癖になるんですよね。こいつ何なんだろうね。
  • ちやはゆずかの唯一の友人で、またゆずかが唯一の友人というやべー女です。当然のごとくゆずかが大好きで、彼女に対してあだなすミトンへ容赦がありません。ゆずかが対処しきれないミトンへの制裁を行う係です。口を開けば他人の神経を逆なでし、自覚のないセクハラを行うミトンを毛嫌いしています。…いや嫌うよな普通。ちや程でなくてもゆずかも拒否の意思は示しているけれど、くそポジティブなミトンにそんなものは通用しない。ミトンを見ることが出来る魔法少女の才能を持っているけれど、魔法少女にはならないとして、ゆずかを見守る立場を選びます。

 

真面目なストーリーとしては、この三人に、先輩であるところの真冬と相方の男爵 ポチ君、先輩で『引退』したすずこさんが関わることで、魔法少女になった意味や魔法少女として残せるもの、を普段の日常を通しながら考えたりします。魔法少女に意味がないからこそ、そこに何かが残る。ちょっとセンチメンタルな気持ちになるような良いお話も多いんです。ミトンだって時々はまともなことを言うし。時々は。

個人的には真冬とポチ君の関係性が好きでした。いや比較対象がミトンの組んでいる魔法少女しかいないので必然と言えば必然なんですがね。この二人のコンビ、って感じ、非常に可愛いんですよ。部屋片づけろよ。二巻の終わりにしゅんとして続きのweb連載読んだら度肝抜かれたし幸せハッピーでした!ポチ君かわいいなあー!いていいんだよー!

 

始終、ゆずかは変身することを嫌います。だって必要性がないし、そもそも衣装が水着なんて恥ずかしいことこの上ない。けれど魔法少女は日常生活を送るのに何かと便利とミトンは変身を迫っては拒絶されます。確かに便利だけれどそれ迫るのはね…だからセクハラって言われるんだお前は。というか魔法少女になったせいでストレスの塊みたいなミトンとの同居を余儀なくされるし。「魔法少女なんてもういいですから。」は、そんなゆずこの気持ちがよく現れたタイトルで、…しかし最終話では…?ぜひ読んでもらえればと思います。


本当に作者さんも言ってるけど「いつでも終わらせられる」作品だったので、もう少し続けてほしかった所はあります。でもここが引き際ならそういうものなんだと受け入れ…受け…受け入れられるかー!徹夜で読み返しじゃー!!!


以上、ちょっと真面目に宣伝。でも満足の単行本でした。

 

 

魔法少女なんてもういいですから。1&2パック(Blu-ray Disc)

アニメは知らないうちに始まって知らないうちに終わってて死ぬほどびっくりしました。いつの間に。今度レンタルしてみよう…

 

 

*1:特にセクハラをセクハラと認識していない点がゆずかが嫌悪する所以(そもそも性的観念を持っていない節がある)