おろかな睡眠不足

感想だったり推薦だったりを語彙力なく語ります

ヤギと『世界平和』と野良猫ハート

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いや…ヤギなんですよね…

 

SSアニメ「ノラと皇女と野良猫ハート」毎週一話無料公開も、とうとう伝説の六話『世界平和』まで来ました。

作画が一人も起用されない、作画枚数ゼロのヤギ回。わあまるで実写だね!当時は死ぬほど笑い転げて今日も笑った

 

ヤギをヤギとして起用し声を当てることによりキャラクターがヤギになり、また行動や精神面もヤギへと変貌していく、つまりここにいるのはヤギであり冥界の皇女パトリシアではないのではないか…?

ヤギに始まりヤギに終わる、万策尽きたのか万策始まったのかその答えは誰も知らないヤギ回。ヤギ。聞こえるのは声優の声とヤギの鳴き声という狂気の三分三十秒。

 

正気に戻ったら負け。

 

確かに、ヒロインたちが魔法でネコに姿を変えられた主人公の気持ちを知ることができるのはいいことかもですけど、なんでこんなにもリアル寄りになったんだろうか。

空撮まですることは誰が決めたのか。OPメロディと共に写るのは太平洋ではなく大草原、誰が視聴者の心情を表せといった。

あいらーびゅーあいらーびゅーBetter than goat!タイトルのネコはどこに行ったんだ!

 

草が美味しい白ヤギのパトリシア、ツッコミが止まらない委員長、ヤギであることによって真理にたどり着く明日原、海に行くノブチナ、黒ヤギさんからの手紙を報告するユウラシア。

「海に……(間)……行きたいわ」「行きた~い!どっちが海~!?あぇ…あ…行きた~い!」のやり取りには一切台詞に関係しないキャラクターの設定など人生とともにぶん投げていけ、というメッセージすら感じずにはいられません。(?)

 

原作に対する理解も、現在の理解も求めないその姿は、もしかしたらモノつくりにおいて見習うべきところがあるのかもしれないしたぶんない。嘘ですないです。

まあもしかしたら今までにない物をみることにより、かつてないインスピレーションをヤギから受ける可能性もあるかもしれない。嘘ですないです。

 

手紙はジューサーにかけて朝一で飲み干しましょうの台詞を発送できる才能は狂おしいほど好きです。この感覚獲得していきたい。

 

というわけでそんな妄言と共に無料公開は今月二十四日の正午まで、一番上の埋め込み動画で見てみませんか!とお勧めしたりしなかったり。

 

しかし改めてみても意味が分からんぞ、何だこのアニメ?

 

『new generations Brilliant Party』を見てきた

サイリウムを振りながらボロボロ泣いてしまったせいで床に涙のシミを作ってしまったことは誠に申し訳なく思っています エモい…

 

vrzone-pic.com

 

VR ZONE SHINJUKU(以下VRZONE)で現在公演中の『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS new generations Brilliant Party!』に行ってきました。すごくよかったのでズタボロの記憶を組みなおしてテキストレポを試みてみます。よ過ぎてよかったんです…。

※ネタバレ配慮しません!ので!あしからず!

キャラクターの台詞などはかすかにのこってる記憶をもとに書き綴ってるので恐らく詳細は異なります。ぜひ現地で生の台詞を聞いてください!

 

行った人:保科…渋谷凛本田未央に異様な執着を見せるNGsが好きな人。友達は少なくコミュも苦手で毎日が孤独。今日も一人。

 

概要について

youtu.be

 

このライブは、VRZONEで行われているコンテンツの「CG STAR LIVE」の新規プログラムとして今年の7月から10月の期間限定で開催されている、CGモデルによるライブです。THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSからnew generationsの島村卯月本田未央渋谷凛の3人がピックアップされて、単独公演を行っています。かきおろしの新曲は『Stage Bye Stage』、今までとこれからをアップテンポに歌ってくれます。

<CG STAR LIVEとは>
「CG STAR LIVE」は、来場されたお客さまが振るコンサートライトの色や声援により、その日の楽曲やトークの内容が変化するコールアンドレスポンスが特徴のイベントです。キャラクターとファンとのリアルタイムなコミュニケーションをお楽しみいただけます。
憧れのアイドルたちが目の前のステージに等身大で登場し、歌い、踊る姿は、あたかも本当に実在するかのようなリアリティを感じることができます。第1弾は「IDOLiSH7 PRISM NIGHT(アイドリッシュセブン プリズムナイト)」を公演し、のべ1.5万人の来場者を動員しました。

引用:https://www.lisani.jp/0000107229/

CGモデルのライブ?つまりは映像でしょ?となる方もいるかとは思われますが、本来こういった二次元キャラクターによる会場を利用したライブは、中の声優さんが着飾って行うものが普通です。まあつまり卯月と未央と凛が目の前で踊るなんてことは「ありえない」ことであり、それをひっくり返すとんでもないライブなわけです。いくっきゃねえなあ!

 チケ購入~開場

丁度1か月ほど前に今日(8月10日)の3時ごろの回の一般チケットを取って発券作業をしたんですが、記載されてる『整理番号1番』とかいう人智を超えた数字に目を剥きました。…いやいや連日開催されているとはいえこれ大丈夫なのか…?

客入りは平気なのか、もしかしてお客私一人だけなんじゃ…?とそわそわしながら迎えた今日、ひいこら現地入りした私の目の前にいたのは――10人ちょっとのお客さんだった!20人もいない!キャパはこの10倍以上なのに…!マジかよ最悪は免れたけど…!そりゃ平日で日も出ててコミケ1日目だけど、本日渋谷凛の誕生日ですよ!?

駆け巡る不安、大丈夫なのかなあと焦燥に駆られていじくるTwitterでは『荒木比奈のガチャ更新*1』がTLを駆け巡ってもうパニックに近かったです。直ぐ開場だからスマホ機内モードにするからガチャ回せないし…!

退場後にお迎えはできませんでしたがまあスカチケ待ちます

平常心を保つコツはオタクになること(?)、購入したリストバンドを装着、デジタルカメラも構えてもうだれにも負けないりっぱなオタクの完成!いえーい!なんの自慢にもならねえ!意気揚々と他のPさんたちと共にがらんどうの会場に向かいます。

人が居なさ過ぎて過半数が私含めて最前列。写真撮影も後方前方関係なく撮っていいとのお達しを受けました。神では?ほぼ中央ポジも獲得できました、神では??

 

スタッフのお姉さんから一人一本貸し出された専用ライトの説明を受けて(三本バルログしたい…)と思う矢先、アナウンスが流れました。

卯月「プロデューサーさん!」

う、卯月―――!!!!!そう、今日のMCは卯月でした!可愛い!たしかMCは回ごとに異なる、という話を聞いた気がしますので、別の回だと凛や未央が案内をしてくれるんだと思います。子細忘れましたが(大体の子細は可愛いという感想以外全て吹っ飛んでますが)ペンラを振り回したり厄介しちゃだめですよ~、という注意を受けて、いよいよライブが始まります。

 

ライブ感想

 

 一曲目は「できたてEvo! Revo! Generation!」。ライブの爆音とともに三人が笑顔で登場して、アニメと同じ振り付けで踊ってくれます。「new generations」のユニット名*2からしてやってくれるのは確信していましたが、それにしてもいい曲だ…!いや~なにより…近い!可愛い!最高!最前列を獲得できたことによる恩恵が大きすぎて、初っ端から興奮しすぎました。目が合うダンス一切合切全て見える何もかもが私の目の前…!もう、腕もげるくらいサイリウム振った。

特に振り付けが細かく、全員が違う動きをしていて感動しました。未央は元気よくオーバーに、凛は魅せるように優雅に、卯月は基礎をしっかり可愛らしく…というような個性が、のちの曲を含めてすべてのダンスに現れていて本当にすごい…ってなりました。同じ振り付けでも全然違う。特に同じ振りを未央は跳ねるみたいに踊るのに、凛は足をあまり浮かさずに踊っててうおおおああああ…!って思いました(?)

 

一曲終えて、ここで一旦MCが挟まります。挨拶をしてすぐに次の曲に行こうとする未央を凛がなだめ(このやり取りの二人が可愛すぎてやばかった)、三人の自己紹介に移ります。一人ひとり名乗ってコメントをして、最後に声をそろえて「私たち、new generationsです!」知ってるよ!!!!!!すごくよく知ってるよ!!!!!!

 

そうしてかかった次の曲は「Star!」でした。アニメ尽くし!フォーメーションの移り変わりとかが丁寧で、すごくよかったです。当たり前のように三人違う振り付けが一つの同じ振りに集約されていくの普通にヒエ…ってなりました。手を振る未央、歌う卯月、踊る凛、みたいなその一瞬がつよく焼き付いてます。というか、当たり前のようにNGsのみの全体曲が流れていくの死ぬほどやばいですね…。NGsの単独ライブ、がいかにヤバいかここらから本格的に実感を始めます。気が狂う。

ここらでふと後ろを振り返ると、数人サイリウムを持ったここの職員の方がいらっしゃることにも気づきました。定期的にMCにおけるコールのタイミングとかをはかりつつ入れてくれて助かりました…持つべきものは友達よりもスタッフだ。人数少ないからどうしても多数の力で押し切れないんですよね。

 

ここでまたMC。ハハーン尺稼ぎだな?という気持ちと並行するもっとおしゃべりみたーい!という私の気持ちにこたえるように、「教えて!シンデレラ」のコーナーとシャッターチャンスタイムが各キャラごとに行われました。

私の回の「教えて!シンデレラ」では、選ばれた質問は卯月が「アイドル以外になってみたい職業は?」凛が「最近あった嬉しかったことは?」未央が「もし無人島に何か一つ持っていくなら?」でした。

それぞれ卯月は「いい子」が、凛は「アイドルとしての成長」が、未央は「Passion」が垣間見れました。…いや未央、君は天才だよ…マジで…今日の笑いあり笑いありのライブの主成分は君だよ…。

 シャッターチャンスタイムは前述通り「タイミングを待たずすべて撮影オッケー!」とのお達しがあったので無我夢中で写真を撮りました。すべてポーズが異なるのでもうシャッターが止まらない止まらない…!いいよー可愛いよー!とか声掛けとかもしてたら変態性が増してイケない写真撮ってる気分になってきましたけど、いたって健全ですよ?うん。

入れ代わるときのハイタッチ、可愛かったです…つんのめって凛に頭こっつんされる未央を見たときは心臓発作起こしかけて胸ぶん殴りました。挙動不審。

あと、ここのみならずどの場面でも、1人1人はけるときにちゃんと舞台袖に引っ込んで引くのが印象的でした。初音ミクのライブならその場で消えちゃうので、特に。彼女たちは生身のアイドルとしてこの場にいるんだなあ、と強く思わせてくれました。

 

 

そうして三人分が終わって、次の曲…とその前に卯月が。

卯月「次の曲は、いつもはプロデューサーさん達に選んでもらうんですが…」

選ぶ?と言われてちょっと呆けて気づきました。あっ、そうかソロ曲か!そういや選ぶって聞いたな。今日はミツボシ☆☆★が聞きたいけど…でも、せっかくのMC卯月ならやっぱりSm…

卯月「今日は特別に全部見せちゃいますね!!!!

Why!?!?!?!?

私、大パニック。NGsめっちゃ笑顔でプロデューサーさんにいつもの練習の成果見てもらいましょうね~とか言ってる。正気か。何その大盤振る舞いもっと好きになってしまうんですが。

卯月「それでは聞いてください!S(mile)ING!

凛「Never say never、」

未央「ミツボシ☆☆★!」

 

ウ、ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!(サイリウムを振る)

というわけで実質三曲の連続メドレー、怒涛の開幕。全部かわいい。ソロ曲のためほかの二人がバックダンサーに回るんですが、個人的にネバネバの、サビの腕をクロスさせるみたいに交互に振りぬきながらするステップをする未央と卯月がよかったです…。あとミツボシステップ真正面から見るとマジいいですね。スマイリングの横ステップも、かわいい…。惜しむらくは、やっと出会えた鳴り響く「歓声」を届けきれなかったことですね。…人が…少ないんじゃあ…。

 

終わった後は8月生まれの人を祝うバースデータイム。今日誕生日の人はどこかな~?という未央の後ろで辺りを見回す凛に会場の心が一つになる。『お前だよ渋谷!』

隣のお兄さんがシャッターチャンスタイムで「流石16歳の色気…」と口にしてたことが異様に記憶に残っています。そう今日はしぶりんの誕生日なんですなあ!

一緒に歌いつつも「Happy Birthday Dear」の続きは「凛ちゃん」と「しぶりん」が入り乱れることに。いや本当にお誕生日おめでとう。最初は渋谷凛サプライズバースデーかと思ってたからPのこと呼び始めてびっくりした。

 

そうして始まる最後の曲、新曲。「Stage Bye Stage」、泣きました。視界のぼやけること。歌詞がずるいんですよ歌詞が…。他の曲がおおよそデレステで配信されてる尺程度だった代わりに、新曲だけあって二番含めたフル尺を披露してくれました。

もうなんかいろんな感情がごっちゃになって後半の記憶ないんですけど、一人が歌ってるときにほかの二人がわちゃわちゃしたりわちゃわちゃしてるのがすっごく可愛かったです。VRの予算を最大限に生かしたフォーメーション、振り、モーション、表情、全部が最大限詰まった素晴らしい時間でした。金額にも納得です。

 

さっくり終わったなあ、と呆けてるのもつかの間、アンコール、の声が飛んできます。えっいいの!?NGsつかれてない!?と思いつつも欲には逆らえず、しばらく少人数アンコールを入れていると――三人が戻ってきた!知ってた!

 

そう、まだ披露してない表題曲のターン。お礼の後に、アンコールは「お願い!シンデレラ」。全力でコールを入れて、もう完膚なきまでに最高でした。

 

最後に三人が一言ずつ今日のお礼を言って、卯月の「アイマスですよ、アイマスー!」の掛け声でお開きになりました。本当にアイマスのライブだ…!

 

セトリとしては

  1. できたてEvo! Revo! Generation!
  2. Star!
  3. S(mile)ING!
  4. Never say never
  5. ミツボシ☆☆★
  6. Stage Bye Stage
  7. お願い!シンデレラ

になります。これが変則的なのか最近のレギュラーなのかはわかりませんが…ソロ曲を一曲としてカウントすれば、MCの挟まるタイミングなどは他の回のライブと大差ないようです。

 

総括

まあそんな感じでめちゃくちゃ楽しかったです。やべえもん。目の前に三人がいるんだ…。皆ぜひ行ってほしいです。

 

私、なんとなくNGsに対してファン心理が抜けきらないまま向かったわけですが、個人的に一番感じたのはこれは『身内向けのライブ』である、ということです。三人は集まってくれてるのが自分たちをプロデュースしてくれているPだと分かったうえで、歌や踊りを披露してくれます。だからアイドルのライブ…という風に呼ぶのは、少し違うのかなと思いました。それがだめというわけではなく寧ろ分かってんじゃん!ってことなんですけど、私たちはファンでなく、彼女たちに寄り添う立場にあるのだなあ、と、三人に呼ばれながら強く思いました。でもファンでいたい私もいるんですよ…。めんどくせえなあ自分。

 

機会があったらまた行ってみたいです。このライブ、繰り返し見ることを前提に作られているので、質問含む分岐全部コンプしたい気持ちがあふれそう…!

もし閲覧してくれた方の中にご一緒した方がいらっしゃったら…本日はお疲れさまでした!途中から二度と会わねえ!もう自由にやらせてもらうぜ!と思って外聞を気にせず全力オタクになってたので何かしらご迷惑でもかけていたのではないかと思いますが申し訳ないです。すみません。

 

次は…6th…!!!

 

*1:my担当。声もついて原稿も上がってコミケにも行っちゃう無敵の担当アイドル

*2:ニュージェネレーションのユニット名に『ズ』が付くのはアニメをベースに置く時。エボレボはアニメが初披露のアニメニュージェネ専用曲、な印象が強いため

SSアニメ「ノラとと」「ガルパ☆ピコ」のススメ

「脈絡のない」「若干の狂気に満ちた」「ヤバイギャグマンガ・アニメ」に惹かれる傾向があります。あっ私が頭おかしいわけじゃないですよ?やめてください!「しんげき*1」みたいな普通の可愛い四コマだって好きですからね!

特に公式スピンオフ!とか銘打たれてるゲーム作品のものですね。原作の世界観をガッツリ引き継いだうえで、原作が多少なりとも抱いているシリアスをガン無視した独自の世界観でごり押しするタイプのあれです。ほんと内容が頭おかしくなればなるほど好きになってしまう。

有名なのだとソーシャルゲームグランブルーファンタジー」の公式四コマ「ぐらぶるっ!」とかでしょうか。あの本編ヒロインとマスコットをクトゥルフのモンスターかなにかと勘違いしているだろう作者の菊せんせぇがグラブルに対してもたらした風評被害位の多さたるや…大好きですけど…

他だとちょぼらうにょぽみ先生とか大山ぶくぶ先生が関わっているモノですね。ちょぼ先生だと代表作の「ミリオンアーサー」やスクフェスの「スクールアイドル同好会」とか、ぶくぶ先生なら「あんスタ」「Caligula」なんか。前者も後者もひどい。

こういう作品、全てがすべておかしいわけじゃなくて、いやおかしいんですけど、何というんだろう、何もかもが間違いではないみたいな前提がいつの間にか生まれていて…、そのすれすれを走る姿に憧れるというか…。(?)もし他にこういう作品を知ってたら是非ご連絡ください!!!!読むので!!!!!

 

まあとにかくそういう作品が好きで、しかしえてしてこのタイプの作品は映像化されにくい運命にあります。弱酸性はすごいですよねマジで…。

そんな中、去年何気なく見たショートショートアニメでものすごくはまった作品があるんです。

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ノラと皇女と野良猫ハート」、通称「ノラとと」。そうです原作エロゲですね!でもそうじゃない!

この作品、ノンストップに頭のおかしさを露呈していく独自のスタイルで延々急展開を叩きつけてくるものでドはまりしました。いや凄いんですよ、よければこの一話見てください。キャラクターはちょっとわかってればいいよ?ファンディスクだからね?みたいに言わんばかりの勢いで各自の自己紹介を済ませていく感じはこういう尺の短いSSにはよくあるんですが、後半の畳みかけホント笑います。何が一番やべえって原作再現してるところなんですけど。*2

検索かけてエロゲって知って私めっちゃビックリしました。どうりでヒロイン皆胸が大きいわけだ…。(?)しかしこのアニメ、地上波放送もされているのでエロ要素を見失った感じになっているため、苦手な人でも全然見られちゃうんですよね。ヤギもでるし。ヤギしか出ないときあるし…。

一応PCゲームからPSVitaのコンシューマー版(全年齢)への移植発売を記念して製作されたみたいなんで、*3だから地上波をもぎ取ったのかもしれませんが…。嬉しい!原作はVitaで緩和されたといえエロが苦手なのでどうしても人に推せないけど!このアニメ無条件で推せる!!!原作とすべきスピンオフの漫画などはないみたいで、だとするとアニメ初手からここまではっちゃけられるのってすごいことでは…?

作品のヤバさを伝えるにあたって、特にOP、畳みかけるように意味の分からないシーンが連続していくんですが、これが全部本編で回収されるといえばその狂気度合いも伝わるでしょうか。ロボは空を飛ぶし探偵は骸骨を調べるし戦車は走るしネコは空を飛ぶ。ノラくん、一人称が失われた分より惨事に直面している気がするのは気のせいですかね?そんなOPもOPで歌詞がすごいんですけど。

petitlyrics.com

ちょっといい話風にしながらペットショップのネコのため毎日労働してお金を貯める人間を楽しく歌い上げます。だれかコイツの勤労を止めろ。

時々本編通りのラブコメシーンやラッキースケベ、原作シリアスも挟まれて、ファンには二倍楽しめる作品として製作されている辺りも好感触です。TVアニメノラとと、本当に大好きです…。私は明日原さんがナンバーワンヒロインと信じてやまない。ノラパイ信じてっからな…。

 

 

 

まあそんなクレイジーアニメのことが忘れられないままTVアニメノラととロスを抱えて一年が過ぎまして。

ガルパに手を出したのは先日書いたんですが、(以下参照)

textmemotime.hatenablog.com

そこで「ガルパのミニキャラアニメが放送されているらしい」という情報を入手しました。ガルパの公式四コマはガルパの世界観と関係性を忠実に守った本編補完みたいな四コマですごく素敵なんですけど、どうやらそれとはまた違ったもののようで。最低限キャラ把握も出来ていたし、前述通り普通のかわいい四コマみたいなものも好きなので見てみることにしました。わーくわーく

anime.bang-dream.com

 

ガルパ☆ピコ、ノラととだ…!!!!!!!!!!!!(歓喜

この!勢いとテンションとで押し切る感じ!若干キャラが壊れているようでかろうじて保っているギャグ全振りなこの感じ!なによりEDのごった煮がノラととだ!!!ノラととだーーーー!!!!!!!!うっそだろまた会えたね!?⁉!?!?!?!?

 

調べてみたら、諸悪の根源総監督をノラとと監督の森井ケンシロウさんが、キャラデザはノラととで担当されていた宮嶋星矢さんが、アニメーション制作もノラととで担当していたDMM.Futureworksダブトゥーンスタジオさんが…と、なかなか多数の方々が双方で制作に携わっていました。こんな奇跡が…あっていいのか…!

二週間限定公開の「バンドリ!TV」内での放送のため既に数話見れなくなっているのは惜しいところなんですが、是非公式サイトのリンクから視聴してもらえればこいつはやべえぜ…ってのが伝わるのではないかと。

ポピパ回は今のところダントツでヤバイけどポピパがヤバイところもある…のかな…。咲咲コンビの心労がしのばれる。そしてガルパピコ、ついに次回はハロハピ回!狂気の予感しかしなくて私わくわくしちゃう!EDの曲も頭に残る良い曲です。

 

 

そんなわけでまたノラとと風作品と巡り合えてうれしいってお話だったんですけど、でも…皆はノラとと一話以降を見るためには「ノラと皇女と野良猫ハートを」買わなくちゃいけないなんてハードルが高すぎる…!

そんなあなた(私)にグッドニュース!

ニコニコ動画&GYAO!でアニメ「ノラとと」毎週各話無料配信中!|TVアニメ「ノラと皇女と野良猫ハート」公式サイト

以上の記事の通り、紆余曲折もろもろコラボの末、なんと本放送時と同じように毎週1話のニコニコ無料配信とGYAO!配信が決定しているみたいです!!!今週(8月3日現在)はあの「肘が確定する」三話となっています。私ヤギの次に好きです。肘が…確定する…!毎週金曜12時更新、と書いてあるのでよければ!見て!!!

以上!!!!!

 

*1:アイドルマスターシンデレラガールズ劇場」の公式略称。某巨人との区別がつきにくい

*2:原作でも主人公の家がバーニンします。体験版でも読める

*3:初回生産限定版に全話が納められたディスクが付属した

FGOのデスクトップアーミーを組み立てた

可愛い!可愛い!

デスクトップアーミー Fate/Grand Order (BOX)

デスクトップアーミー Fate/Grand Order (BOX)

デスクトップアーミー、…ご存じですか?
かくいう私もFGOコラボのおりにその存在を知ったんですが。FGOをベースに、プレゼンごっこです。


デスクトップアーミーについて

デスクトップアーミーはメガハウスが展開する、ある世界観に基づいたフィギュアシリーズの名称です。全長8センチの小柄な、机「デスクトップ」に置くことができる武装「アーミー」フィギュアになります。全員何かしらの武装をまとっている、女の子達のフィギュアです。かっちょいい。
オリジナルキャラクターのフィギュアは勿論、幾つかのコンテンツとコラボも行っているようで、既に多くの種類が存在しています。

特筆すべき特徴は手足、首、上半身の稼働域の広さ、互換性のあるアーマーパーツでしょう。いや動く、動く!アーマーパーツは各個人それぞれオリジナルを持っていますが、それを別キャラクターにつけることが可能です。私はfigmaねんどろいどのいいとこ取り、なんて認識をしています。(どっちも買ったことないのですけど)

しかし、個人的にデスクトップアーミーの一番注目すべきところは、そんなリアルのパーツガーとかカドウイキガーとかのお話ではなく(それはその筋の人がいっぱいしてくれるだろうし)、彼女達が背負うバックボーン、とりまく世界にあります。私の購入の決め手は、このストーリーでした。



世界観について

dt-a.jp

んーー、何度読んでもややこしい。

さっくり一言にまとめると、「意思を持つ携帯電話(Dーphone)達が、何者かの仕業で消失した人類を探しながら殺し合いをしている」というあらすじです。そう、デスクトップアーミーはDーphoneという未来の携帯端末の姿であり、そのキャラ同士で争い続けているわけです。だから皆は武装しているんですね、背負うものが重すぎる。
万能情報管理庫からあらゆる情報を物質化して装備し、機能拡張できるため、どんな存在も、架空のキャラも、D-phoneにとってなれないものはありません。なんて柔軟性のある設定…!

また、このあらすじを前提に、発売された各キャラ全て、この世界でどんな生を受け、どうやって戦うのか?どんな性格なのか?みたいな肉付けがされています。なにも知らないまま可愛いフィギュアとしてコレクトするのもいいけれど、そういう背景を知ることでよりのめり込める仕組みになってるんですね……。こわ……。
そしてこれは、コラボであるFGOのメンバーにも適応されてます。
今回のFGOコラボでピックアップされたのは、FGO1部キービジュの三名、マシュ、アルトリア、ジャンヌでした。偶然サンプルを見かけた私はてっきりfate知名度を利用したと安直なコラボなのかな、と思っていたのですが、いやそんなことはなかった。

dt-a.jp

こちらのページの三体の機体解説の項目を是非に読んで貰いたいのですが、つまりこの三人はFGOのモデルのD-phoneであり、サーヴァントそのものではありません。文中に人気があった、とあるので、勿論流通したのは一台だけではないのでしょう。私絶対買ってるだろうな……。
人類の消失の瞬間である「修正の一秒」を経験した三体は、それぞれ万能情報管理庫からの情報の逆流を受けて、「サーヴァント」としてのデータをその体に上書きされます。彼女達は人理焼却にあたり己が英霊の座から召喚された━━もしくはその存在を身に宿した━━サーヴァントであると『錯覚』します。これほど残酷なことがあっていいのか。それ故に、この世界観の現象である人の消失が、FGO世界の人理焼却によるものではないか、とすら考えます。確かに成り立ってしまうんですよね……。ジャンヌとアルトリアは、それぞれ自分の体がサーヴァントと異なることを感じて、その答えを探しながらこの世界に立ち向かいます。知ることが正しいのかも分からないまま、サーヴァントとしての信念にしたがって。


でも、マシュは。

マシュは何も気づきません。居もしない『先輩』を探して、ありもしない『人理修正(グランドオーダー)』を信じて、万能情報管理庫を聖杯と推測して。ただ一人、頼りないドクターも能天気な天才も大切な先輩もいないこの世界で、聖杯探索を開始します。万能情報管理庫にはすべての答えがあると思われます。皮肉なことに、もっともこの世界から遠いマシュが、もっともこの世界の真実に近づくわけです。無知は幸福、知らぬが仏と言いますが、果たして己の信じるものが何一つ本物でなかったとき、マシュがどうなってしまうのかと考えるだけで心がどうにかなりそうになる。もはや私が先に壊れる。



そんな風にFGOのストーリーをデスクトップアーミーに落とし込んで、三体をこの世界のD-phoneの1つとして成り立たせる手腕。FGO本編よりえげつない背景。こんなコラボ……最高では……!?!?!?


さて、デスクトップアーミーでFGOコラボが紹介されたのは大分前のこと、そして昨日、7月26日が発売日でした。時が経つのは早い。1つ1700円(税抜)全三種ランダムとよろしいお価格をしており、金欠真っ只中の私は出会いに賭けて一体だけの召喚を行うことにしました。おおマシュ……マシュ……マシュ……





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ジャンヌーーーー!!!!!!!!!!

嬉しいけど!!!!嬉しいけどマシュ……あああ………!!!

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まってかわいい……ジャンヌかわいい………?


かわいい!ジャンヌかわいい!!!!!どうしよう!!!!!!!(発狂)
というわけで以下Twitterに上げてたジャンヌです。私と一緒に堪能してください

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うわあああああああ!!!!デスクトップアーミーは明らかにマネーが飛ぶ沼なので片足だけ突っ込みたいです!!!!!

ガルパを始めた(自叙)

後戻りは許されない感じする。

 

bang-dream.bushimo.jp

先日、とうとうあの常時百合製造機、女と女の聖地とすら呼ばれる(?)*1バンドリ!ガールズバンドパーティ」に手を出してしまいました。ずっと我慢してきたけれどもうだめでした。この言い方だと麻薬吸い始めたみたいな禁制感あるな

 

友人に以前から女子がかわいいよ!とおすすめされてたんですけど、丁度その頃FGOグラブルがフィーバーしてた時期だったのでソシャゲ増やせんわ~と敬遠してたんですよ。ただ、同じ頃しょっちゅう流れていたハロハピのCMのせいで『妙にかわいくないクマが喋るファンタジー世界のバンドゲーム』*2という認識だけはありました。

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やっぱりインパクトやべえもん。とりあえず、何を差し置いてもクマが印象に残ってました。クマ。女の子の出るクマのゲーム。くま、くま、くるまじゃないよ?

 

それで今年のGWに、件の勧めてくれた友人がまた執拗にも勧めてくれたので、その際もやっぱりクマが気になったからとうとうピクシブ百科辞典とかで調べました。クマ、何奴か。

 

  • クマの名前はミッシェルで、キグルミである。中には奥沢美咲という女の子が入っている。とても苦労人で、キグルミでありながらもバンド内で一番の常識人である。DJをしている。美咲は中の人であることをバンドメンバーにばらしているが、過半数がそのことを認識できていない。

 

…???????(??????)

 

何度読み返しても設定盛られすぎてもうよく分かんなかったし、それからいくら調べてもSSはあれどキャラ設定に関する子細な説明はどこにもなかった。キグルミDJってセカオワも超えてんぞ。何がどう転んだら常識人がそんなことになるんだ。疑問は尽きない。しかし黒髪のやれやれ系女の子とマスコット組み合わせがツボだったために、美咲ミッシェルさんに子細がよくわからないまま心を奪われた。この日辺りで完全にミッシェルが可愛く見えるようになった。もふい。

手に負えなくなるからゲームはDLしたくない。でも美咲ミッシェルさんのことは知りたい。苦悩の日々が始まりました。ちょうどWEGOのパーカーが再販される運びになって、それに挑むもどうにもならなかったりしました。ほぼ毎日「奥沢美咲」「ミッシェル」でサーチをかけて、しかし見つけられたのは「こころ」という子とのCPが多いことと、覚醒後は必ずミッシェルの姿になることが若干の不評なことくらいでした。ほんとに何の情報も見つからなくて恐怖を覚えた。というかなんで…ミッシェルかわいいのに…

 

 

 

そんな不毛を二ヶ月続けて、気がつけば公式の4コマも読み終えていて、もう埒が明かないのでインストールしました。一昨日の話です。以上です。わーいガルパ知らないキャラばっかりだからほんとにたのしいー!

ひとまずはハロハピメインで進めいていこうと。先が全然読めないからシナリオ読むのも楽しいし、グラブルと違ってクソめんどくさいトライアンドエラーしなくても普通にシナリオ読める楽しい!!美咲ミッシェル美咲の真意を知るまで頑張るぞー!奥から流れてくる系のリズムゲームとかSB69以来で緊張しっぱなしだし調整してないから全然タイミング合わなくてしんどいけど!かんばるぞー!良ければフレンドお願いします。【 91686276 】です~!ちょうせいめんどくさくてな

 

現状気に入ってるのは前述通りミッシェル/奥沢美咲、やべえなって思うのが弦巻こころと戸山香澄、底が知れないのがAfterglowです。ちょっとずつ見識を深めていきたい。一見と内部とのキャラが現実沿いじゃなくストーリーテイストに異なる系は本当に怖いから…。がんばるぞ…。

 

*1:私周囲に限るし、どこ情報のなんなのかも不明

*2:Live2Dのミッシェルをキグルミとして認識できなかった

『魔法少女なんてもういいですから。』が終わった

更新分を終わってしまうショックで鬱々と読んだら単行本に救われました。神も魔法少女もいた。嬉しい!

魔法少女なんてもういいですから。(1) (アース・スターコミックス)
 

 

(とくにないあらすじ:主人公のゆずかは、ある日ゴミ捨て場に転がる謎の生き物を発見します。謎の生き物は『ミトン』と名乗り、自分を見ることができるゆずかには魔法少女の才能がある!と契約を持ちかけてきました。一切のデメリットもすることもなく、ただの記念…しないとソン…ということで、試しに契約したゆずかは、魔法少女としての水着のコスチュームに強制着替えをさせられて生ゴミくさいミトンをぶん投げます。セクハラですね!)

 

作品について

双見酔作『魔法少女なんてもういいですから。』はコミックアーススターで連載されていた、タイトルにある通り魔法少女魔法少女をしない漫画でした。どういうこっちゃの理由は以降で。ちょうど先日最終巻が発売されて、三年の連載に幕が閉じたとのことです。寂しい限りですがとても好みの漫画でした。発売が待ちきれなかった三巻でまさか終わってしまうなんて打ち切りめったなことは言ってはいけない

やわらかい絵柄に、無闇な勢いがあるわけでもなく、ほんわかほのぼのとした雰囲気の中繰り広げられるシュールな攻防と舌戦、アクセントのような不可思議要素とツッコミどころ。考えさせられることもあればひたすらにイラっとさせられたり。カテゴライズが難しい不思議な作品だと思います。双見先生の作品はこれが初めてで、他の作品はまだ存じないのですが、結構独特な作風ではないでしょうか…?…これも一つのノーイベント・グッドライフ…なのだろうか…いやイベントは多いな。

 

この作品の舞台は、魔法少女とその敵が壮絶な戦いを【終えた】、その後の世界になります。まどマギ」とか「まほいく」とかそういう観念は捨て置いてください。やめろみせるな。ごたごたが終わった【後】です。兎にも角にも何もなく、何も起こらず、平和な世の中で、魔法少女。そう、この作品において魔法少女という存在の必要性は一切ありません。本当にない。フリとかじゃなくマジでないからすごいんですよね…会話のネタくらいにしかならないし、寧ろいらないもの扱い。「もういいですから」。

そんな世界で魔法少女となった一人、まともなようでどこかねじの抜けた…ハマりすぎた…?不憫な主人公のゆずかと、彼女を過保護に守るバイオレンス友人のちや、彼女に対してろくなことを言わないミトンの殺伐とした(主にミトンが生命の危機を感じる)関係を楽しむお話です。たわしで背中を削られたりクーラーボックスに閉じ込められて酸欠になりかけたりetcetc。ミトンが。ゆずこがミトンをペットとして扱おうとして、しかしペット=家族になることを絶望した顔で拒否るんですよね最終巻で。大体ミトンが悪いんですけどね。安定してます。魔法少女の話もしますよ!

あと私が好んでいる時点で大体あれですが女の子です。女の子と女の子が仲良くします。いいですね…。うんいい…。

 

キャラクターについて

登場するキャラクター大体性格か行動のどこかしらに難があるのが本当にひどい。そこがいいんですけど。以下、メイン三人について。

  • 主人公である葉波ゆずかは人当たりのいい優しい女の子ですが、思ったことはっきり言うし結構辛辣です。その辛辣の対象はもっぱらミトンなのですが。彼女の不幸はミトンに出会ってしまったことであり、彼女の幸福はミトンと出会ってしまったことだったと思います。何故か機械並みに時間に正確で、規則正しい生活を一切怠らない超人みたいな生活を送っています。それ故にミトンからは悪気なくモデルハウスみたいな優等生とか呼ばれたり。人当たりの良さ故にちやしか深く付き合う友達がいないのが唯一の弱点ですね。
  • ミトンはゆずかに契約をもちかけたマスコットです。デリカシーのごっそり欠けた*1人間社会で間違いなくハブられるだろうとんでもない性格をしており、作中キャラから一度も同情をされず貸しを作ることも拒否される類まれなるウザさの持ち主です。一言多い。大体その一言のせいでろくな目に合わない。ウザいなあ、って思うんですけど癖になるんですよね。こいつ何なんだろうね。
  • ちやはゆずかの唯一の友人で、またゆずかが唯一の友人というやべー女です。当然のごとくゆずかが大好きで、彼女に対してあだなすミトンへ容赦がありません。ゆずかが対処しきれないミトンへの制裁を行う係です。口を開けば他人の神経を逆なでし、自覚のないセクハラを行うミトンを毛嫌いしています。…いや嫌うよな普通。ちや程でなくてもゆずかも拒否の意思は示しているけれど、くそポジティブなミトンにそんなものは通用しない。ミトンを見ることが出来る魔法少女の才能を持っているけれど、魔法少女にはならないとして、ゆずかを見守る立場を選びます。

 

真面目なストーリーとしては、この三人に、先輩であるところの真冬と相方の男爵 ポチ君、先輩で『引退』したすずこさんが関わることで、魔法少女になった意味や魔法少女として残せるもの、を普段の日常を通しながら考えたりします。魔法少女に意味がないからこそ、そこに何かが残る。ちょっとセンチメンタルな気持ちになるような良いお話も多いんです。ミトンだって時々はまともなことを言うし。時々は。

個人的には真冬とポチ君の関係性が好きでした。いや比較対象がミトンの組んでいる魔法少女しかいないので必然と言えば必然なんですがね。この二人のコンビ、って感じ、非常に可愛いんですよ。部屋片づけろよ。二巻の終わりにしゅんとして続きのweb連載読んだら度肝抜かれたし幸せハッピーでした!ポチ君かわいいなあー!いていいんだよー!

 

始終、ゆずかは変身することを嫌います。だって必要性がないし、そもそも衣装が水着なんて恥ずかしいことこの上ない。けれど魔法少女は日常生活を送るのに何かと便利とミトンは変身を迫っては拒絶されます。確かに便利だけれどそれ迫るのはね…だからセクハラって言われるんだお前は。というか魔法少女になったせいでストレスの塊みたいなミトンとの同居を余儀なくされるし。「魔法少女なんてもういいですから。」は、そんなゆずこの気持ちがよく現れたタイトルで、…しかし最終話では…?ぜひ読んでもらえればと思います。


本当に作者さんも言ってるけど「いつでも終わらせられる」作品だったので、もう少し続けてほしかった所はあります。でもここが引き際ならそういうものなんだと受け入れ…受け…受け入れられるかー!徹夜で読み返しじゃー!!!


以上、ちょっと真面目に宣伝。でも満足の単行本でした。

 

 

魔法少女なんてもういいですから。1&2パック(Blu-ray Disc)

アニメは知らないうちに始まって知らないうちに終わってて死ぬほどびっくりしました。いつの間に。今度レンタルしてみよう…

 

 

*1:特にセクハラをセクハラと認識していない点がゆずかが嫌悪する所以(そもそも性的観念を持っていない節がある)

『生徒会の一存』をふと読み返す

読み返しすぎたために読書体験が記憶をなぞる行為と酷似していて読書とはなんぞや?となるコンテンツです。大好き。

 

 

生徒会の一存』には、確か小学生の頃出会いました。図書館の好みの青い鳥文庫を大体読み尽くした末*1にYAコーナーで……だったような。読んでドハマり。初めて買ったラノベは、これかバカテスか吉永さんちのガーゴイル、ってところです。……名前並べたら懐かしすぎて涙出てきそう。

つばさ文庫で一巻が出てたので手を出せたのを覚えてます。いやファンタジア文庫版は挿絵の狗神先生の絵がエッチすぎて……何で生徒会室でただ喋ってるだけのラノベのカラーページがあんなエロいんだよ……。

 

(テンプレのあらすじ:碧陽学園生徒会は、人気投票によって選ばれた四人の美少女と、成績学年一位の『優良枠』から希望した一人によって構成されている。しかし今年の優良枠は、美少女ハーレム形成を目論む男子だった!『好きです、超好きです!皆付き合って、絶対幸せにしてみせるから!』━━とかそんな宣言もあったりなかったり、今日も生徒会室では楽しいおしゃべりが続いていく。まったり)

 

作品について

葵せきな作『生徒会の一存シリーズ』、もしくは『碧陽学園生徒会議事録シリーズ』*2は会話劇を主体にしたギャグ7割シリアス1割ラブコメ2割のライトノベルです。ハーレムっつってんのにラブコメ要素少ないな……。いや後半はすごいんですけどね!ホントだよ!

全般の語り部かつこのシリーズの作者*3でありハーレム野郎の生徒会副会長『杉崎鍵』と、人気投票によって選ばれた四人の━━一癖も二癖もある━━美少女達が、ただ喋ってるだけ(?)という、日常もの小説の先駆けみたいな作品です。作者自身も『4コマ小説』と紹介するほど短いスパンで起承転結のオチがついていくため、4コママンガを彷彿とさせます。発売当初こういった「何も起こらない会話ばかりの作品」というのは珍しかったらしく、かなりの冒険作であったことがあとがきやムック本で触れられています。今読むとそう突飛には思えないので、時代の変化を感じますね…。

よく四ページ小説のGJ部と並べられたりしますが、あちらよりも一話ごとが長めに、ギャグ強めに、という感じです。GJ部も好きです。久々に読んでみようかな?

 

本編の特徴は、ギャグ時空特有の『ふしぎパワー』とか『夢オチ』とか『次の話でなかったことに』とか、メタネタとか時事ネタとか出版社ディスりとか何でもありのやりたい放題なところ。

生徒会室でしゃべってるだけなのに記憶喪失も起こるし(??)、とくに伏せ字まみれになることすらあるパロネタの多さはすごいです。数年越しに読み返すと、自分の知識の深まりを実感できてしまう。いや本当に、ドラマからアニメから漫画からゲームまで、カバーしているネタの幅が広い!兎に角広い!読むときはスマホ片手にじゃないと追い付けない……!

 

キャラクターについて

とくに会話を面白くするのが、生徒会メンバーそれぞれの個性だと思います。生徒会の一存において、登場する役員はそれぞれボケにおける特徴と持ち場が決まっています。会話における担当、発言のテンプレート。

四ページ近く地の文なしでかっ飛ばしても、ごちゃまぜでも、どのキャラとどのキャラがしゃべっているのかということに一切不都合がでないレベルに固められてます。これ普通にすごいことだと思うんですよね。明確にボケツッコミが定められてないため、シーンごとにガンガン立場が切り替わるのにも関わらず、ですから。呼称と口調とで基本キャラ特定が容易になってるからですね。こういうの分かりやすくていいなあって思います。

 

  1. 生徒会長の桜野くりむは高校三年生。しかし純真無垢なロリッ子で、勉強もできず頭も回らないかなりのアホの子。愛読書はあかずきん。夜はすぐ眠くなる。サンタの存在をいまだに信じている……というコナンくんもビックリの心と体が子供の18歳。生徒会に厄介事を持ち込むのも増やすのも大体彼女で、トラブルメーカーと『子供』としての役割を持っています。自由奔放で幼く無茶苦茶だけど、発言が真理をついてることも。一人称は私。杉崎だけ名字で、他三人は知弦、深夏、真冬ちゃん呼び。気を張ってるときは「~なのよ!」とちょっと偉そうになるけれど、気を抜いたら「そうだよ!」とかフワッとした口調になります。う~ん子供み~!!!
  2. 副会長の椎名深夏は高校二年生。ツインテールが似合う快活な美少女で、熱血少年漫画が大好きなとんでもパワーの持ち主です。野球をしたらクレーターを作り、サッカーをすればブラジル代表全員ぶち抜く驚異の身体能力。故に碧陽の運動部からは引っ張りだこの超人気者。それを抜いてもたぐいまれなカリスマ性の持ち主ですが、本人に自覚は少ないのが憎いところ。可愛い。妹の真冬の事を過保護にしているため、度々百合呼ばわりされて鍵を吹っ飛ばすことも。とはいえ妹の将来を憂うことも多い。……もう、手遅れかもだけど……。担当は『熱血』。友情努力勝利の話と、パワー系ならお任せ。変な夢を見たりする不思議ちゃんなところもある。一人称はあたし。呼び方は鍵、真冬、知弦さん、会長さん、と上級生には敬称を、加えて普段は男勝りな口調も砕けた敬語にする律儀さがあります。デレると強い。通称デメリットが強いのなんの。
  3. 書記の紅葉知弦は高校三年生。会長と同じクラスで、グラマラスかつ母性を感じさせる慈愛と色っぽさの持ち主……のように思えてその実Sっ気たっぷりの地雷のごときお姉さん。謎に闇社会のつながりを示唆したり破滅思考だったり、明るく楽しくみんなを惑わす怒らせたらやばい人。何故かムチを常備している。時々イラっとしつつも会長を甘やかしてしまう第一人者。生徒会の裏の支配者でもあります。鍵が語り部を出来ないときは代わりに努めることが多く、逆に言えば彼女と鍵が暴走するともうだれにも止められない。担当は『ドS』。仮定でよく世界をウイルスなどで滅ぼしたり、謎の機関と連絡をとって怯えるキー君を弄ぶ。楽しそうで何よりです。一人称は私。唯一メンバーにあだ名をつけている人で、会長をアカちゃん、鍵をキー君と呼びます。椎名姉妹は深夏を呼び捨て、真冬をちゃんづけ。大人びた調子で話します。
  4. 会計担当の椎名真冬は唯一の一年生。深夏の妹で、姉とは真反対のゲーム好きインドア、男性嫌い、病弱*4という貧弱極まるか弱い女の子です。弱すぎる。メンタルも弱い。そして無類のBL狂い。どうしてこうなったんだろうね。唯一鍵を同じ土俵で精神面において追い詰める強者。巻を追うごとに酷さが増すせいで知弦さんに期待のホープとして目をかけられていたり。どちらかといえば思考が鍵よりのため、意気投合も多く、しかしBLオチで寝首をかかれることも多々あり。担当は『ゲーム』。RPG寄りの思考でなにかとややこしーくややこしーく、無理難題を押し通そうとします。無茶苦茶が過ぎるとBLになる。一人称は真冬。杉崎先輩、お姉ちゃん、知弦さん、会長さん、と立場に応じた呼び方をします。だれに対しても敬語を抜かない。
  5. そして主人公(自称)、副会長の杉崎鍵。深夏と同じクラスのハーレム野郎。世界中の美少女は全部俺のもんじゃー!とのたまう軽薄男子でありながら、その実生真面目で絶対に苦労を他人に見せない男の中の男。いや杉崎のイケメンムーヴ、すっとぼけがナンバーワンに強いから、ふざけずいれば余裕でハーレム形成可能なのに……ここぞで照れが勝っちゃうからダメなんですよなあ。担当は『エロ』。思春期童貞の域を出ないセクハラをしては深夏にどつかれ知弦さんにため息をつかれ真冬ちゃんに軽蔑され会長さんにキレられます。呼称は以上と同じ。一人称は俺。先輩には敬語を使うさわやかな青年口調ですが、さわやかさが高まるときもいって言われる不憫な奴。日頃の行いですね。その名の通り、『生徒会の一存』における鍵(カギ)の役割を果たします。
全員、本当に役割通りに話します。だからこそ会話もテンポよく進んでいく。
卒業後改めてこの5人で集まったときに、鍵がフリに対して担当に忠実なボケをかます元役員'sに安心感を覚える一幕があるんですが、そこに彼らが積み上げたものが集約されてるのかもしれません。

ブコメについて

何がいいって本編全十巻、番外編全八巻+アフター二冊やってるわけなんですけど、本編一巻の時点で既にメンバー四人とも鍵のことを認めてるんですよね。みんな鍵が馬鹿なことしなければ普通に好きになってくれるのに、それに気づかないのは鍵だけ。だからいい。10巻通して杉崎鍵の高校二年生の一年間をやっていくわけなんですが、サザエさん時空じゃないんですよね。不可逆。だからこそ徐々に鍵に対してメンバーの恋愛的好感度が高まるにつれ、会話ややり取りにも変化が生まれるのは面白くもあり寂しくもあり。10巻は本当に泣いた。『新生徒会』含めるなら個人的にはカガミが一番つらかった…お前だけはセンパイを嫌いでいてほしかったんだ私は…。

シリアスについて

五人とも、実は抱えているものは結構大きかったりします。そのトラウマめいた過去をネタにすらする時期を迎えるのはだいぶ早いんですけど。会長さんは…まあ仕方ないとして、いや知弦さん一番笑えないのに…そんな会話の流れでサクッと…。そことの折り合い付けとか、企業との抗争とか*5(?)シリアスはちょくちょくちりばめられます。必要性がどれほどかなんて私には分からんのですが、企業編に関してはキー君がカッコいいのでオールオッケーですね!ヒューッ!五彩!!

特に鍵が生徒会を目指す過程はいいお話でお気に入りです。生徒会役員杉崎健がどうやって生まれたのか……四季を冠する4人*6との出会いとそれに受けた影響……後水無瀬……それと水無瀬……大体水無瀬では?葉野菜食ってろ

 

本編より本編してるとは作者談、番外編に当たる曜日シリーズ*7も普段とは違う役員の皆がみられて面白いです。シリアス具合が高めな分、周りから鍵がどういう風に見られているのか、みたいなのがよく分かる。いいやつだけど致命的にバカってまあ普段の会議とほぼほぼ変わらんのですが。中目黒君いいキャラなのに本編だと鍵のいじり要因にしかならないのが寂しい。真冬ちゃんハブの理由づけとなる話のアキバくんのから回り具合は読んでてしんどかったけど、真冬ちゃんがキー君以外と喋ってるのなんか…よかった…(?)

 

その他

アニメも一期はいい出来でお気に入りです。アニオリも悪くなかった。Lv.2?記憶にないですね

個人的にアニメと同時に発売されたキャラクターファンディスクについている、60分弱のドラマパート、はちゃめちゃお気に入りです。神がかって面白い。キャラソンも聞けば聞くほど癖になるし、そもキャラソンネタをちゃんと本編の会話から拾っているという時点で評価ウナギのぼりだし。暇があると聞いてしまうから小説と同じかそれ以上に展開覚えちゃったよ。もし生徒会が好きで聞いたことない人がいたら是非聞いてほしい。役員の好きなガ〇ダムを知って。あと鍵子ちゃんを愛でて。

 

TVアニメ「生徒会の一存」キャラクター・ファンディスク「杉崎鍵」

TVアニメ「生徒会の一存」キャラクター・ファンディスク「杉崎鍵」

 

 

後個人的に、『イベントごとの話をしない』という点をけっこう評価してます。生徒会なんだから文化祭でなにをしたか!とか、そういう話があってもいいのに、あるのは忘れ物の話だけとか。クリスマスもまともにやらないし、せいぜいバレンタインくらいかな?アラキークングウゼンネ。えっ荒木君?あくまでメインが生徒会室の駄弁りである、という軸はぶれないんですよね。そも鍵の目的もそこにあるし。卒業式は、例外です。

そういうの(日常のみを抜き出した描写)はゆゆ式にもちょっと通じるところがあるな、って思います。キャラ同士のボケツッコミが入れ代わったり担当がある、というところではこみっくがーるずとか。……あっ、私の好きなものがここに……!?

 

そんなわけで大好きな生徒会のお話でした。

他の生徒会も役員共とかヲタのしみ。とかキリカとか子ひつじとかいろいろあるけど……いや生徒会多いな?

*1:週10冊ペース。いや暇だった

*2:一切浸透しなくて作中キャラ達がディスる悲しいシリーズ名

*3:作中では全てキャラクター達が執筆した、という体になっている。語り部=執筆者

*4:忘れられた設定

*5:キャラクターに必要性を問わせるなシリーズ2、作者自信持って

*6:桜野・深夏・紅葉・真冬

*7:本編がその巻の数字を含むタイトルに対し、番外編は日曜始まりで曜日、+祝日というタイトルがつけられている