おろかな睡眠不足

好きな漫画やアニメやゲームの感想だったり推薦だったりを語彙力なく語ります

ポケモンカレー図鑑が完成したので嬉しい雑記

これは雑記だよ

 

先月末、1ヶ月かかったカレー図鑑がついに完成しました!

 

長い道のりだった…。

 

延々売られないカレー食材、だるくなって三皿作って辞めてしまうカレー作り、足りないきのみ回収のために自転車で爆走、キョダイパウダーの為にレイドバトル、売られないカレー食材、積もるTwitterの『譲 フサパック』の検索履歴、だるいカレー作り、足りない限定食材、きのみ、レイドバトル、売られない高級食材、レイドバトル、フォロワーへの食材の無心ツイート、売られない高級食材、きのみ、レイドバトル、売られない高級食材…………ん?

 

え?

 

えっ今日もしかして、高級食材四種類全部売ってる!?!?!?!?!?!?食材屋お前やればできる子だったんだな!?!?!となった1月30日、その日に縁あったフォロワーさんからキョダイパウダーまで頂けて、ひっくり返りました。

高級食材を確認するためにゲームを起動する毎日ともこれでおさらばだバーカ!!!ケッ!!なんでコイツゲームでストレス溜めてんだ?

 

ポケットモンスターシールド、発売から地味にずーっとやり続けていて、図鑑関係はこれでコンプリートと相成りました。

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リーグカード!【0000 0001 WGC2 33】なのでよければどうぞ

初めてクリスマスで貰ったゲームソフトが確かダイヤモンドだったので、それからもう十年以上経つわけですが、以降発売されたポケモンゲーム全部やってるのに図鑑完成させたの実は初めてだったりします。

さいころからポケモンの収集要素に興味がなかったので、殿堂入りしたらそれでおしまい!!!!!!!はい!!!!!次のゲーム!!!!という人生でした。うまあじ部分だけすすって生きてきたつもりです。

今回も若干そうなりかけたんですけど、なんか殿堂入りして…何となく、がんばろうかな…という気持ちになって(初めてでした!)まず、ポケモン図鑑収集からやりました。

 

 

交換募集ツイート見たり、フォロワーにお願いしたり、現実のソード持ちの知り合いに声かけたり、積極的にミラクル交換をしたり、攻略サイトを見てベイビィポケモンの孵化方法や限定進化の条件を調べたり…。ワイルドエリアでレアポケモンが出現するまで粘ってみたり、天候に振り回されたり、思いもよらないポケモンと出会ったり…。

 

あれ?

 

…これ、案外楽しい…?

 

これたのしいな、えったのし…たのしい!大変だけど達成感がある!!着々と埋まる図鑑、人との交流、新発見、嘘だ…楽しい…などとしている間に、なんだかんだあって図鑑埋まりました。すごいな、なんだかんだ埋まるんだもんな。

 

 真面目にリスト作ったりしました

 

 なんで『ハイファイブ∞あどべんちゃっ』歌ってんの?

 

その後しばらくはバトルタワーに挑んで初戦負けしたり、拾ってなかったわざマシン集めたりしてたんですけど、ふと…カレー、埋めたくなっちゃったんですよ…。

 

 

 

 

 

 

そんな(頭の悪い)ツイートをしつつ、紆余曲折あってこっちも全部埋めました。冒頭に戻ります。

最後の難関はいつまでたっても食材屋で売られない高級食材達でした。マジで。本当売られないので困るし、買えている人は早々に買えてしまうので特にSNSでの取引も多くないしで、本当に、売ってくれて、良かったです…良かった一月中に買えて…。

 

最終日は20皿近く一気に作ったので、いろんな来訪もありました。

 

 

 

 

 

 いや、みんなカレー好きなんだな…とびっくりしました。ウニは食材ではないのか…。

 

 

 

 

 まあそんな記念ブログでした!

 

ので、せっかくだから一切ステータス的なものをやりこまないトレーナーの下で特に考えられもせず脳筋一直線に育てられた自ポケモンの話でもしようと思います。みんないい子たち。以下マジでマジの雑記です。

 

あだ名をつけるのが好きなんですが、剣盾は舞台のモデルがイギリスということもあり、基本、紅茶系で統一することにしました。普段は図鑑を埋めないため余裕でなんとかなるんですけど、今回ばっかりは途中でレパートリーがなくなり後半滅茶苦茶雑になって悔しい。けど、殿堂入りまでの仲間は統一させています…!

 

 ダーズィ

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 元サルノリ、現ゴリランダーのダーズィ。唯一無二の相棒です。発音するとどうしてもダージーになります。だーじー。言いにくいんだよな誰だよ名付けたの。

由来は一番好きな紅茶のダージリンから。アタック全振り、特攻隊長。ドラムアタックとばくおんぱが全ての敵をなぎ倒す。ギリギリまで耐え抜いて起死回生の一撃を食らわせる彼に幾度となく救われてきました。冷静沈着なイケメンなのに、キャンプでころころ変わる表情が愛おしい。

 

セイロウ
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 元ココガラ、現アーマーガアのセイロウ。昔だったらそらをとぶ要員だけど今回はそれもなしの為、自由に生きてもらってます。

由来はセイロンティーから。序盤からの手持ち唯一無二のひこうタイプで、ワイルドエリアのころころ変わる天候にも強くて本当に助かった。フフ、目つきが悪く見えるのに本当はくりくりしてるとこ、進化しても全然変わらないね…(彼氏面)。

 

アルグ

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元ガーディ、現ウィンディのアルグ。フェアリータイプのじゃれつく、あくタイプのかみくだく、そしてほのおタイプのかえんほうしゃと、オールマイティに戦ってくれるでんせつポケモンでした。

由来はアールグレイから。小さいころから『序盤からガーディを連れて冒険する』という夢があったのですが、まさかこんなところで叶うとは…。もー本当もふもふで可愛いのにチョー強い。キャンプで寝ているところ激写したの時々眺めて癒されてる。

 

 ミッシェル

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ヌイコグマ、現キテルグマのミッシェル。由来は…由来?『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』の着ぐるみマスコットミッシェルに決まってますが!?!?!?!!?*1サンムーンのころはまだバンドリをしてなかったので、バンドリを始めてから、次手に入れるキテルグマには絶対ミッシェルと名づけると決めていたのでそのような宿命になりました。控えめとか分かってんじゃん…とオタクスマイルが浮かびます。

とかく強いよミッシェル。アームハンマーであらゆる敵を殴り倒す。あばれるですべてを叩き潰す。もふもふで物理をすべて受け流す。最強か?って位に延々無双してくれるので、も~、ときめいてしまいますね…。

 

モンター

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ツンベアーのモンター。シュートシティ直前に突然のシンボルエンカウント、チャンピオンリーグのピンチヒッターとして加入してもらったこおりタイプの戦士です。

由来はロイヤルモンターニュから。ゆきなだれにふぶきと、凍らせのスペシャリストです。鋭い爪のばかぢからもま~、威力がえっげつなく、リーグ中はマジでお世話になりました。

 

 後から殿堂入りのリボンを確認したら、知らないマークついててビックリした。

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 あかしの存在を全然知らなかったので、何か彼女の気に障ることをしてしまったのか…?と暫くびくびくしてました。ちがった。一緒にカレー食ってくれてありがとうな…。

 

 

 

 

そんな感じでポケモンを楽しんでますというお話でした~~~~。ゲーム楽しいぞ!

以上!

『どうして私が美術科に!?』の竹内黄奈子が好き

Twitterでフォロワーが喧伝していた『どうして私が美術科に!?』という漫画がありました。芳文社の漫画が無料で読めるFUZで全話ちょうど読めるキャンペーンをやっていたので読みました。

ちょ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~良かったので全巻買った!やっと二周目読み終えた!すき!なんで連載終了してんの!?きなこっこ嘘みたいに好き!という!話を!します……ドウシテ……

 

 

www.dokidokivisual.com

 

(なぞではないあらすじ:酒井桃音は普通科と間違えて美術科に入学した女の子。居残り教室で出会った黄奈子のお陰で、少しずつ美術のことを知っていきたい…と思い始めます。同じ居残り組の蒼、紫音、すいにゃん先輩と一緒に、美術X室で今日も居残り!)

 

 

相崎うたう作『どうして私が美術科に!?』は、まんがタイムきららMAXで連載されていた4コマ漫画です。タイトル通り、普通科と間違えて美術科に入学してしまったアホアホ主人公酒井桃音と、そんな彼女と美術X室で居残りをする四人の愉快な仲間たちの高校生活一年間のお話です。

『どうして』という表題は、美術科に通わざるを得ない桃音がずっと自分自身に抱き続ける疑問であり、友人四人もそれぞれ美術に対して抱き続ける疑問。Why。――どうして私が、私達が『美術科』に居るのか?そして何を目指すのか?仲良し5人組でいろんなことを話したり経験する中で、少しずつその答えにたどりついていくのが本作のメインストーリーになります。

基本はギャグ。天然が入りまくった桃音、辛辣マイペースな黄奈子、美術に目がない紫苑、フリーダムな蒼、そして美術X室の妖精すいにゃん…こと、留年している一人年上翠玉先輩。毎回終わらない課題にひぃひぃ追われつつ、楽しく高校生活を満喫します。

というかここまで読んで知らない方は読んでもらったほうが早いのでは!?!?!?!?!!?読んでください……

(会員登録無しで3話まで、登録すれば一巻分+二巻一話が無料で読めます!)豆腐の人見てくれてありがとう…

 

comic-fuz.com

 

ネットの海に散らばる感想読んでいると繊細な人間関係の描写が強く推されていることが殆どで、まあその通りなんですけど……そんな覚悟のいる読み方ではなく、ふわっと、この5人が可愛いというだけで読むことだって全然ありだと思うんです。

随所に差し込まれる尊い描写と同じくらい、ちょっと抜けてる彼女たちは楽しく私達を笑わせてくれるので。

まずは手始め、軽い気持ちで読んで欲しい、そしてあわよくば深読みして欲しい、様々な感情を…。そういう…。そういう気持ちがある…私自身が最初から難しく考えるのメチャクチャ嫌いなんだ…そのせいでこの作品をずっと知っていたのに読むのをためらってしまったという過去がある…ので…ふわっと…まずはふわっといこうぜ…。

 

めちゃくちゃ好きな話(竹内黄奈子が好きな話) 

 ※だいぶ偏った話になりますしがっつり三巻までのネタバレがあります。マジの感想です

 

えっれえ好きな登場人物の一人、竹内黄奈子という少女がいます。ぶっきらぼうで無愛想、いつも眠たげな面倒くさがり屋。目付きが悪い。口も悪い。

どこかシンパシーを感じたのか庇護欲をそそられるのか…等の明確な動機は不明瞭ですが*1、いたく桃音を気に入っている。桃音だけなんですよ距離が果てしなく近いうえ存分に嫉妬を押し出す相手*2。そして、美術科は不本意ある旨がささやかに語られる少女。

そんな彼女は、性格から反さず人付き合いが苦手な女の子です。普段は桃音を介してなんとかコミュニケーションが成り立つのですが、こと高校から知り合った紫苑と蒼の幼馴染二人組と一対一で関わる事を億劫と困惑半分で避けようとします。

所謂『一人を媒介に知り合った友達と普段は3人仲良くしているけど、媒介となった人がいなくなるとどう接していいかわからなくなる現象』ですね。そんな名称あるのか?

 どうびじゅ*3における主人公が桃音で有ることは間違いなく、しかし並行して、この作品では黄奈子という女の子の物語も長期にわたり展開されます。彼女が不本意な美術科にいるわけ、苦手な二人との交流、美術との向き合い方、そして両親との向き合い方。

特に五人組を前提とした内輪のアプローチ話はしっかりと。幼馴染二人組な紫苑と蒼と、彼女は自分との共通項を見つけることで少しずつ親睦を深めていきます。それは主人公たる桃音は関わらないささやかな成長。雑に5人のやり取りの中で「仲良し!」で片付けても良い話を、わざわざ一話分ずつ、黄奈子と紫苑/蒼の二人メインで展開するあたりに、作者さんの人間関係へのこだわりを感じます。

竹内黄奈子の表情は桃音に向けたふにゃったものや翠玉先輩との辛辣なものまで様々に好きですが、特に三巻に収録されている蒼と二人のお出かけの最後の『悪い顔』が本当に好きなんです。あの、蒼へ気を許したことが丸わかる瞬間、マ~~ジで良い……。蒼の抜けた返答もかわいい。誰も彼もが可愛いな!?!?

基本、関係性はライトなものが好きなので、向ける感情が重すぎるキャラを若干敬遠してしまうところがあるのですが、 黄奈子はその上で本当に好ましくて仕方ないキャラなんですよね。二巻の演劇シンデレラも大好きなんですが、相棒的関係性執着オタクの私の中でそれがガッチリ確定し(てしまっ)たのは翠玉先輩がメインのお話でした。

 

菱川翠玉と竹内黄奈子。まず前提としての中学からの付き合い、というにも関わらず、一~二巻分におけるこの二人の描写はあくまで名前呼びに留まる程度のものでした。もしくは付随して、ちょくちょく互いが互いに関する情報をフォローしたりするくらい。後ナチュラルに互いに無遠慮。

翠玉の下の名前に関する呼び方で、誰もが彼女の自称&推奨する「すいにゃん」と呼ぶ中、ただ一人、本当に後輩としての立ち位置を経験した黄奈子だけが彼女を頑なに「翠玉先輩」と呼び続けます。呼ぶ。あとは概ね普通。以上。

普っっっ通~~~に考えてもっとなんかないのか!?!?!?!?とびっくりしました。も~、すいはびっくりだお…。うそだ…本当に、そんなに、なにもなかったのか…?こんな個性全振りの先輩と無気力後輩がわざわざ互いを認知した上で、無遠慮乱雑対応はいつものこと、顔を合わせたときにからかうような素振りを見せる程度に後輩も意識しているのに、本当に、取り立てて、語ることが、ないのか…?

結局、全巻を通して彼女たちの過去にあっただろう多くの交流が明確に描写される事はなく(二人が文としてサラッと断片的に説明する程度)、その殆どが謎に包まれて終わります。しかし、わずかながらに垣間見ることのできるお話が、あった~~~~~!!!!うれし~~~!!!

 

単行本3巻、32話~33話。2人が中学の美術部の頃の焼き増しのように学外展の委員に選ばれるところからお話は始まります。この2話は連続して二人をメインとして進んでいくんですが、連載期間における二ヶ月間をふんだんに使用して翠玉の抱え込む体質とずっとそんな彼女の後輩である黄奈子の関係性がじっくりと描写されます。突然の莫大な供給、初めて読んだ時悲鳴をあげなかった自分を褒めて欲しい。

3巻全体的にカルピスの原液を飲まされてるのでは?と思うくらい内容が激濃なのに減糖なのでスルスル飲めちゃう☆とキャッチコピーが銘打たれてしまう読みやすさで最終的に死に至るのですが*4、ま~~~~個人的にべらぼうに最高でしたこの二人。

翠玉には『すいにゃん』という絶対に保ちたいキャラがあって、黄奈子には確かな彼女の後輩という自負があって、けれど素直じゃない二人はその「内に隠した心情」をなかなか表に出さない。出さないままの均衡が、高校という場所において翠玉の失態で崩れる連続二話であり、桃音に酷いことを言われても淡々と怒っていた黄奈子が、全体を通して唯一感情を露わにしてキレる話です。その内心を考えるだけでますます大好きになってしまうよ竹内黄奈子!そしてそれに応えるように、けして外れることのなかった『猫かぶり』の猫耳フードが外れる「すい」じゃない、けれど確かに翠玉である「私」、ア、ア、アヴァヴァアヴァ…(過呼吸)

最後、互いが互いにおいてどんな立ち位置であるか、を自ら口にする超ヤバイシーンがぶち込まれるんですが、その〆方も信じられない位整ってて、ああこの二人はずっとこんな風に軽口を叩きあいながらささやかに触れ合いながら互いにどうでもいい感情に振り回されながらやっていくんだろうな、というのが感じられて~~~~~~~好き………です……。

 

 

おしえて!きららファンタジアの連載終了とどうびじゅの連載終了がこの世の最も悪なものとして取り上げていきたいくらいにはドウシテ…ドウシテ…と鳴きながら生きています。この世ってこんなにままならんのか?

現状どうびじゅの新規展開は望み薄であるため、もうこうなったらきらファンに召喚するしかないのでは…?イベントシナリオ『どうして私がエトワリアに!?』、実装お待ちしています!

 

以上!

*1:人はそれを一目惚れとでも呼ぶのかもしれない

*2:しゅーちゃんとのやり取り、マジであんな不安要素まみれなところから最終話に行きつくの天才すぎる…。

*3:どうして私が美術科に!?の略称

*4:手前の幼馴染ーズも後の中学同じクラスーズも大概ヤバすぎてヤバいのでヤバさを読んで感じてください

バンドリを好きな人に薦めたいボカロ曲

ボーカロイドは…!いいぞ…!

 

dic.nicovideo.jp

 

バンドリ、カバー曲が幅広く実装されていることでもそれなりに話題なはず*1のゲームですが、まあオタク向けゲームのためアニソンの割合が非常に高い。

 

そして、それについで高いと思われるのがボーカロイド関連の楽曲です。(多分…)

 

一応扱いとしてはネットに転がるインディーズ楽曲であるだろうボカロ曲を、こういった形で叩けるゲームというものを知らなかったのでインストールした時めちゃくちゃ驚きました。さすがだぞ!有名所をバッチリ抑えているんだな!

しかしフォロワーを見ていると案外実装されたときに「初めて聴いた!」と呟いてる人も多くて、そもそもバンドリというコンテンツに触れるまでネットコンテンツにすら触れていなかったような人もいて、バンドリというコンテンツのオタクとパンピーの架け橋を深く実感します。私だけが深い沼から深い沼に移り住んでいるのかもしれない。

なので、そんなバンドリから、カバー曲を通してボカロ、ひいてはボカロ曲に親しみを持ってもらえればな…というか聴いてもらえればな…という!そういう!記事です!

これフォロワーに向けてる私信!お前だ!コロッケの匂いにつられてきたお前だ!

 

※基本アホの私見なので話半分で読んでください

 

 

ぜんていのはなし(読み飛ばしてもいい)

ボーカロイドとは

楽器の販売で有名なYAMAHAが開発・クリプトンが販売している音声合成ソフトの名称です。

楽器じゃなくね?と思う人もいるかもですが、声というデータの楽器を売っているわけです。VOCAL+ANDOROID=VOCALOID

そのソフトにキャラクターを付与されたのが、初音ミク鏡音リン・レンなどのボーカロイドたち。クリエイターごとに様々な味付けができる曖昧な設定がネットという媒体とマッチして、爆発的な人気を博しました。声のもととなった人は公開されていて、例えばミクは声優の藤田咲さん、リンとレンは声優の下田麻美さんの声が素材として使われています。

制作会社によってさまざまなボーカロイドが発売されていて種類は多岐にわたるのですが、そこは割愛。

ボカロ曲は基本、このボーカロイドがボーカルとして使われる製作楽曲を指します。

 

ボカロPとは

ボカロ曲のクリエイターは、名称の最後にPをつけられることが多いです。そう呼ばれるための定義は様々ですが、一言で表すならばボーカロイド含むDTM・楽器を使って曲を1から創る製作者」を指します。普通は歌唱するアーティストで共通してくくられるのが曲というものですが、ボカロは歌唱する存在が普遍的なため、曲を楽しむユーザーはクリエイターの存在の方を重視してくくりを作るので良く注目されます。今もこの記事で注目してます。

例えば、ミクが歌唱する曲が作られても、受け手の反応は「ボーカルのミクの新曲だ!」ではなく、「〇〇Pの新曲だ!」というような受け止められ方をするのが一般的です。

この〇〇P、という呼び方は、ミクがリリースした当時から流行っていた『アイドルマスター』におけるプロデューサーとアイドルの関係性を、クリエイターとボーカロイドに当てはめて出来た通称だったりします。PはプロデューサーのPです。

自称だったり、ユーザー名をなぞらえたものだったり、制作した楽曲からファンにあだ名としてつけられたものだったりと色々あります。

 

 

 

 

 

 本題

バンドリのカバー曲から、独断度と偏見でいろんなボカロPを紹介していこうのコ~~ナ~~!ドンパフ

私の知識にもめちゃくちゃ偏りがあるので、紹介できそうな量として1バンドにつき2曲のカバー曲をピックアップ、そのクリエイターさんの投稿されたと関連楽曲1つを併せて紹介していきます。リンクは可能であればYou Tubeのものを貼っておきます。後好きな歌詞をにぎやかしで添えます。

基本、バンドリに実装されてる楽曲は、ボカロかじってるならどれも一度は見かけるか聴いたことあるだろ…?的な、ニコニコで軽くミリオン*2達成している曲ばっかりなので、正直バンドリしてればだいたいオッケーです。

あなたはただバンドリをしているつもりが、いつの間にか主要なボカロ曲を知っている優秀オタクに改造されているんだ…。

 

 

 

 

1.Poppin'Party

ポピパのカバーも結構幅広い!ミクコラボのロミオとシンデレラはだいぶ衝撃でした…。

 

メランコリック

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こころ奪おうとしてたのは 私の方だもん

 柔らかなメロディーで紡がれる、あまい片思いの歌詞。言わずとしれた名曲です。

2010年投稿、Junkyさん作詞作曲、歌唱は鏡音リンちゃんです。

 

個人的にも、ものすごくお気に入りの一曲です。だってすっごいかわいいんですよこの曲~~…!FULLでも3分半という短尺なのに間奏からのラスラビにかけての盛り上がりが最高に素敵!以下紹介するカバー曲全てボカロ版のFULLが投げられているのでFULLを聴いてください…。

Junkyさんは楽曲提供もされている方で、私が推している「未確認で進行形」というアニメのOPとEDをされている方でもあります。知ってる人がいたら、改めて聞き比べてみると案外メロディに共通点が見つかるかもしれない。こっちもとってもいい曲です。╭( ・ㅂ・)و ぐッ!

 

 

・Happy Halloween

 

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だって Happy Halloween  悪戯しちゃうぞ ding-dong-dang

 

Junkyさんの曲で特に紹介したいのはこの一曲です。2014年投稿、こちらも同じくリンちゃんの歌唱になります。

ハロウィーンをモチーフにした、ちょっとおどろおどろしくて癖になるメロディが特徴。サビのズンチャカ感がすっごい好きなんですよね。PVに表示される歌詞にもギミックがあったりして、すべてを通して楽しめる一曲となっています。

 

 

 

夜行性ハイズ

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君は泣いたって 綺麗だよ

痛いけど優しい、そんな夜の曲。記事の趣旨に合ってないのわかってるけどこの曲本当に好きなのでマジで無理アアッ!!!眠たいが寝ない!!!!

2018年投稿、DECO*27さん作詞作曲、歌唱は初音ミクです。

 

ご存知昨年2019年、さっぽろ雪まつりにおいてミクと香澄の雪像プロジェクションマッピングに採用された一曲でもあります。改めてこの一文読み返すと本当に意味がわからなすぎてウケるな…。

かつての現地では二人のコラボ歌唱の曲が、バンドリでは香澄一人の歌唱、DECO*27さんの投稿ではミク一人の歌唱がそれぞれ楽しめます。現状FULLはミクさん版のみです。

妖怪夜行性ハイズとして、日々この曲を協力ライブで選択する日々を送っています(日記)。難易度が丁度いいのもそうなんですが、歌詞が本当に美しいんです。なんでこんなにきれいなんだろう…個人的に、一番ラストの「弱虫な僕達は~」からのメロディの上がり方が本当に天才だと思っています。現地ではここの香澄の歌唱が聞けたんですが、バンドリくんはどうしてそうしなかったのかな?????どうして?

私はこの曲を勝手に「小説版ポピパの曲」と名付けているのですが小説版とこの曲には一切の関わりがないという罠。

 

 

・ライアーダン

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すでに恋の共犯者さ

そしてオススメしたいのはこの一曲です。2016年投稿、歌唱は同じく初音ミク

 

DECO*27さんは言わずとしれたヒットメーカーなのでアホほど紹介したい曲があるのですが、夜行性とは真逆なこの曲を。兎に角、中毒性がすごい。歌詞の切れ味の鋭さもさることながら、繰り返される転調に呑み込まれてします。是非とも聴いて呑み込まれて欲しいです。以前バンドリMMDでパスパレが踊っているのを見かけてからこの曲をカバーするのはパスパレであってほしいと願っていますが…。

 

 

 

 

 

2.Afterglow

か、かっこいい曲が多いな~~~!ロック系統ばかりで青春というか、年相応の若さがある。

 

 

アスノヨゾラ哨戒班

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君と僕もさ、また明日へ向かっていこう

あふれる圧倒的爽快感。この人といえばなガチ名曲。

2014年投稿、Orangestarさん作詞作曲、歌唱はIAです。

 

夕焼けの名を冠するバンドに朝焼けが滲む、そして、世界に立ち向かうようなこの一曲を歌わせるの最強の采配だと思っています。大天才しかおらんのかバンドリ運営には。

兎に角高音が強い曲で、これを歌い上げる美竹蘭さんの歌唱力は化け物か?と思います。聞いた後に感じる僅かな寂寥感、それを上回る爽快感。MV付きで見ると、イラストの鮮やかさと相まってこの曲の世界観がより一層引き立てられます。

Orangestarさんはその名前から「蜜柑星P」というP名で呼ばれることも。このアスノヨゾラを弱冠17歳で手掛けた真正の天才です。本当にすごい…。

 

 

 ・イヤホンと蝉時雨

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夏の夢に染まっていたいだけ

そして紹介したいのがこの曲。2014年投稿、歌唱は同じくIAです。

 

Orangestarさんは夏をモチーフにした曲を多く手掛けていて、この曲は「快晴」という一曲と並んでその最たるものだと思っていますが、もう、あの、本ッッッッッッッ当~~~~~~に、夏!!!!!!!!!!!!カゲプロ好きな人絶対好きになれると思うんだけどどうですか!?!?!?!前奏で聞こえてくる蝉の鳴き声、IAの涼やかな声色、弾むような透き通ったメロディ、紡がれる暑さの歌詞と、どれもこれもが鮮やかに夏の風景を鮮明に描き出す。お気に入りです。

 

 

 

ロストワンの号哭

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もうどうだっていいや 

劈くような誰かの悲鳴。

2013年投稿、Neruさん作詞作曲、歌唱は鏡音リンです。

 

ボカロコラボの一曲で、本当にAfterglowすごい曲ばっかり来るじゃん…と冷や汗をかいたの覚えています。カバー版のPVは本家PVを意識した上でAfterglowの要素も組み込んだ丁寧な作りをしているので、比較しても面白いです。

脳みそが空っぽなので中学の頃はよくボカロが好きな友達と頭カラッポで歌いながらタンバリン打ってました。馬鹿か!?

歌詞はもうえっぐいほどの「何にもなれない」絶望の歌なので言及は控えますが、アップテンポなメロディーと荒ぶるギターが大変癖になる。ラスサビイントロのドラムが好きです。

 

 

・脱法ロック

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脱法ロックの礼法なんですわ

いやNeruさんの他にもあるけど!でも!聴いてほしいこの曲を…!2016年投稿、歌唱は鏡音レンです。

 

カオスと中毒性にあふれる狂った一曲となっています。そして癖になる、質のいい音がそのカオスを作品として成立させてしまう!Neruさんの強さをばかすか感じられます。聴いているといつの間にか口ずさんでしまう、この曲を…。ウォッウォーォーオウオッォー

PVのカオスっぷりも大概やばい。手がけられているりゅうせーさんは以前から存じていた方ではあるのですが、正気ってなんだったかな…となる。なんだ…なんなのだ…。兎に角聴いてみなけりゃ何もわからない最高に弾けた一曲、ぜひ。

 

 

 

 

 

 

3. Pastel*Palettes

ハピシンとみっくみく聞きながらパスパレは可愛いのばっかりだろうな~~と思っていたら、急にからくりピエロなぞぶつけてくるから素で「は????」っつった どうして…

 

ハッピーシンセサイザ

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君の 胸の奥まで 届くようなメロディ 奏でるよ

ハジけるテクノポップ!掛け合いが楽しいデュエット曲。

2010年投稿、Easy Popさん作詞作曲、歌唱は巡音ルカとGUMIです。

 

女子ボーカルであることを存分に生かしたガールズトークな歌詞、Pastel*Palettesというアイドルガールズバンドに本当にぴったりな曲だと思います。原曲からして素敵。譜面も好き。ヘビロテしまくっても飽きの来ないメロディ、最高。「ごめんね夜遅く~」の掛け合いがはっちゃめちゃかわいいので早く発売してくれカバコレ!してるわアホ!!!!!も~~~千聖さんと彩ちゃんが楽しく掛け合うのズルくて…ずっる…となりますね、かわいすぎて…。

 

 

・Jump for Joy

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Jump for Joy Hands up

この方ので紹介したい一曲。2019年投稿、歌唱は巡音ルカ初音ミク

 

昨年度のマジカルミライ*3において「巡音ルカ 10th Anniversary」をお祝いした一曲です。得意とするテクノポップ調を惜しげもなく使ったフロアを沸かせるアゲアゲメロディー、現地で聞いたけど素敵な曲でした…。

 

 

 

 からくりピエロ

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回って 回って 回り疲れて

その想いは叶わない。

2011年投稿、40㍍Pさん作詞作曲、歌唱は初音ミクです。

 

歌詞の一文目で結論が出てしまうとんでもない構成、綴られる悔恨、切ないメロディーライン、「からくりピエロ」という言葉の意味と、すべてにおいて悲しい気持ちになってしまうバラード、いや本当何故これをパスパレに…????????????オタクは情緒が悪いので丸山彩の声で泣くぞ

ラスサビ前の間奏で繰り返される「回って」の空虚な感じがすごく好きです。回って、息が止まるの。

40㍍Pさんはハロハピのカバー曲であるところの「恋愛裁判」も制作されています。こっちもこっちで不倫案件だし、40㍍Pさんは明るい曲調のものを多数手がけられているのに、どうしてバンドリはこうも救いようがなさそうなものばかりを…?

 

 

トリノコシティ

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10文字以内で 答エヨ

そして紹介したいのはこの曲。2013年投稿、歌唱は同じく初音ミク

 

スタッカートを多用した素朴で弾むメロディとは裏腹に、歌詞は淡々と「あなた」を問い続けます。たった一人、「トリノコ」された「あなた」の歌。穏やかながらにぴりりと痺れる曲に仕上がっていてお気に入りです。

この方の作られた曲も本当に名曲ぞろいで、「ドレミファロンド」「妄想スケッチ」「だんだん早くなる」などはめちゃくちゃ好きなのですが、あえてこの曲を、推します…!

 

 

 

 

 

4.Roselia

いやもう本当に心底カッコいい曲ばっか歌うなロゼはよぉ~~~!!!!!

 

六兆年と一夜物語

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知らない 知らない 僕は何も知らない

人になりたい少年の曲。

2012年投稿、kemuさん作詞作曲、歌唱はIAです。

 

歌詞にしっかりストーリーがついていて、どこか切なく速いビートのメロディーがその熱を余さず曲に閉じ込める。夕焼けに吸い込まれる二人の行く末は誰も知らない。一度聴いたらそのメロディを忘れることは無い事でしょう。…えっ?譜面の叩きすぎ?

この早口言葉のような息継ぎのない高音サビは、kemuさんの十八番と言っても過言ではないのでは。六兆年も含め曲ごとに明確なテーマやストーリーが定められており、一曲の中で一つの物語を体感したような気分になることも特徴です。何より、熱く激しいこのバンドサウンドが癖になる。現在、彼が「PENGUIN RESEARCH」というバンドで活躍していることはもしかしたらご存知の方も多いかも?

 

 

・地球最後の告白を

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いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに

そして紹介したいのはこの一曲。2012年投稿、歌唱はGUMIです。

 

kemuさんのあらゆる作品が好きで溺れるように聞いていた頃があるので、得意のゴリッゴリのバンドサウンド系と大変迷うのですが、それとは真逆な一曲を。

恋と知るには遠回りしすぎた少年の歌。祝福するような鮮やかなメロディ、とにかくサビの上がり方が美しくて、いつも聞きほれてしまう一曲です。これカラオケで歌うとすっごい楽しい…。長い長い少年の人生が詰め込まれています。本当に好き。本当に好きなものばっかりじゃん…。

 

 

 シャルル

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さよならはあなたから言った

それは愛を謳う。

2016年投稿、バルーンさん作詞作曲、歌唱はflowerです。

 

まさか2016年以降にここまで素晴らしい曲が聴けるとは思っていなかった。初めて聞いたあの日からずっと愛しているしこの曲をバンドリに連れてきてくれてありがとうRoseliaサンキューフォーエバーになってしまいます、本当に素敵な曲です…。

メロディの美しさもさることながら歌詞のセンスが抜群にいい。「朝焼けとあなたの溜息 この街は僕等の夢を見てる」という二番冒頭の歌詞が私は特に好きなのですが、街という風景の認識を反転させて自分たちこそを夢に落とし込む、一番で心を置き去りにするように見下ろしていたはずのそれが今、終わりを迎えようとする彼らを僅かに息づかせるものになっている…みたいなそういう言葉遊びめいたそれが好きなんですよね、熱量で話がそれました。とにかく好きなんですこの曲が、まあ本当に好きで好きでカラオケランキングで名前が出るたびにテンション爆上げです。大好きです。

作者であるバルーンさんがしているセルフカバーもはちゃめちゃ良い。バルーンさんは現在、「須田景凪」という名義でボカロを介さないシンガーソングライターとしても活躍されています。

 

 

・メーベル

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そうやって 目を伏せるのは 何故

 そして紹介したいのはこの一曲。2016年投稿、歌唱は同じくflowerです。

 

「こんな言葉に意味などはないから」、という歌詞を借りるなら、きっとこの歌はすでに終わりかけた二人の空虚な言葉遊びなのだと思います。歌詞の耳なじみが本当に良い。メロディの甘さの欠片のない「静かな終わり」を予見させるようなシックさ、どこか大人びた曲調にflowerの少し幼い声がよくハマる。本当にバルーンが好きですわ~~~~~~~!

 

 

 

 

 

5.ハロー、ハッピーワールド!

このバンドも安直にわちゃもちゃ曲を歌わないのが憎らしいな…。大好きだぞ…。

 

いーあるふぁんくらぶ

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だんだん 君と同じ言葉が使えるね

ハイハイチャイナ!な一曲。

2012年投稿、みきとP作詞作曲、歌唱はGUMIと鏡音リンです。

 

神戸中央区元町の駅前で中国語講座に通っていたら、台湾のコンサートに行きたい女子高生のミカちゃんと出会ってリア友が減る話。何???読み解くと本当にそんな感じなんですど、軽快な歌詞とメロディで合わせてしまうと最高に楽しい一曲になるんですよね。聞くとちょっとだけ中国語が分かる曲。この曲もボーカル二人の良さをしっかり活用していて掛け合いが良くて、多分今カバーするならハロハピの合いの手が入ったんじゃないかな、なんて空想してしまいます。

 

・ロキ

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死ぬんじゃねぇぞ お互いにな!!

そして紹介したいのはこの一曲。2018年投稿、歌唱は鏡音リンと、なんとみきとPご本人。

 

二人のデュエットでロックする変則的な一曲。毒舌交じりの鋭い吐き捨てるみたいな歌詞を、リンちゃんとみきとPが楽しく…楽しく?歌い上げます。ロキロキのロクロクロール!*4というサビの歌詞がすっごい耳に残る。リンちゃんの癖のある調教*5がべらぼうに上手くて、それもこの曲を際立たせる一因になっています。

 

 

エイリアンエイリアン

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ココロは恋を知りました

キャッチーでちょっと不可思議なエイリアンの歌。

2016年投稿、ナユタン星人さん作詞作曲、歌唱は初音ミクです。

 

ドストレートに宇宙人の恋の歌です。けれど様々に想像の余地がある。サビのフレーズ繰り返しが大変癖になります。この曲をハロハピで「花咲川の異空間」と称される弦巻こころにぶつけるの正気の沙汰じゃない…。当時のTLの盛り上がりを思い出します。

ナユタン星人さんはナユタン星からやってきた宇宙人です。その辺は追及するとわけわかんなくなるので割愛しますが、とにかくこの方は作曲する楽曲に特徴が多い方です。異種間コミュニケーションや宇宙を題材とした歌が多い事、サビでの歌詞の繰り返し、何よりABサビC(B)サビ、という構成そのものが最早ナユタン節。調教やメロディラインにも強く「ナユタン星人らしさ」が溢れています。PVも含めるならあのなんとも味のあるイラストや歌詞の配置も。

楽曲提供も多くされていて、ナナヲアカリさんの「ダダダダ天使」やVtuberのミライアカリちゃんの「ミライトミライ」など、キャラソンや記念楽曲まで幅広く存在します。探してみると「そんな人にも!?」みたいなのがあるかもしれません…。

 

・太陽系デスコ

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交わった感度で綺羅めいて、星ッ!

紹介したいのはこの一曲。2017年投稿、歌唱は同じく初音ミク

 

タイトルの通り、一等星をミラーボールにあなたとダンスを踊ります。なんかこの曲をしっかり説明するのは難しいんですが、この吹きすさぶ恋という名の真っ赤なステップは聞いたもの勝ちだと思うんですよね…(逃げ)。「オー・オ・オー!」というシンプルながらに力強いコールは思わず口にしたくなるものがあります。聞いてみればきっと良さがわかると思うんです…!聞いて…!最後だし情に訴えてやる…!

 

おしまい

ここまででおおよそ九千字読んだあなたには文字を読む才能があります!!!!!!!!!!えらい!!!!!!!そしてわたしもつかれました!!!!!!!

 

ボーカロイドはインディーズのアーティストが自由に楽曲を発表できる、玉石混交の遊び場です。何万もあるだろう曲をすべて網羅するなんて到底無理ですが、10年以上培われた土壌では既に沢山の宝石が発見されています。検索は超絶楽になっているはずです。だからこそそんな素敵な楽曲たちを、バンドリを切っ掛けに是非一度聞いて貰えれば、そしてこの記事が億が一にもそのきっかけの一つにでもなれればうれしいですね。どうかな。

私はじん(自然の敵P)さんの楽曲が好きです!!!!是非聞いてください!!!!!!!!!!!

 

以上!

*1:周囲の人間が女女の話しかしてなのでいまいち実感がない

*2:100万再生のこと。ニコニコにおいては10万再生が大台とされて、それ以上は伝説扱いされます

*3:滅茶苦茶でかいミクのお祭り

*4:厳密には違う

*5:ボーカロイドの音を曲に合わせて歌っているように調整すること、またその技術のこと

「おしえて!きららファンタジア」の新展開が来てほしい

 

あけましておめできららファンタジア!?

 

kirarafantasia.com

Twitter連動のキャンペーンです。
「#きらファン初夢」のハッシュタグがついたツイートを
RTまたはいいねするとキャンペーンページ上で「お年玉券」が貯まります。
溜まった「お年玉券」はエトワリウムのかけらや各クラスの星結晶などの
ゲーム内アイテムと交換ができます。
詳細は、ゲーム内のおしらせ
「#きらファン初夢 Twitterキャンペーン」をご確認ください。

引用:https://kirarafantasia.com/news/6519/

 

こんな謎企画が始まったことで相互できらファンやってくれてる豆腐フォロワーさんと困惑しながら新年早々謎ふぁぼbotに成り果てています。ふぁぼ無限装置になれるなこれ……。

無料ガチャで星4クロを引き当ててご満悦なオタクですが(星5服も好きだけど星4も好き)、初夢、もといきららファンタジアに求める野望はもうこれしかありません。

 

 

>#きらファン初夢 「おしえて!きららファンタジア」の単行本発売、アニメ化決定、連載再開

 

 

そう、

そうだよ、

 

「おしえて!きららファンタジア」!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!大好きだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

kirarafantasia.com

 


(いらないあらすじ:召喚士のきらら、きららと一緒に旅するランプ、ランプの相棒のマッチがきららファンタジアについて色々教えてくれるぞ!結構わかりやすいので勉強になるぞ!ランプのきらファンへの向き合い方は末期患者のそれなので自分と重ね合わせて読むのもありです)

 

 

有馬作「おしえて!きららファンタジア」は、スマートフォン向けアプリ「まんがタイムきらら」オールスターRPG「きららファンタジア」公式サイトにて連載されていた1ページ漫画です。

はるか昔、きららファンタジアのリリースまでの間、徐々に公開される様々なゲームシステムやオリジナルキャラクターたちの紹介をしてくれるとってもすてきでためになる漫画となっています。

全27話と読みやすく、そもそもアプリリリース前の作品ということもあって、キャラクターをしっかり把握していなくてもサクサク読める作りをしています。

 

本当に、良い………………………………………この漫画の連載が終わっているという事実がこの世で最も受け入れ難い悪なのですが、なぜそのようなことが許される?運営は呼吸することを己に許すならおしえて!きららファンタジアの連載再開を優先してくれ、なんで……どうして終わってしまったんだおしえて!きららファンタジア……この心の隙間はきらら展の描き下ろしで満たされることはあれど埋まりきることは無い

 

何がいいって全部いいですけど、何がいいかの話をします。


①絵が可愛い

絵が可愛い!!!!余すところなくコロコロしている!!!!!

有馬先生の3等身デフォルメキャラたちが程よい狂気を感じる笑顔でちまちま動き回るのが、果てしなく可愛いんですね……デフォ顔の(・ᗜ・)この顔が安定して常に可愛く、そうじゃない顔もデフォルメが存分に効いていて可愛い……。

 

作画も塗りも贅沢に安定しているスットコギャグまんがが存在するのか!?と初見時は震えました。今も見返しては震えます。いつ見ても可愛い……最強じゃんね……。

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この顔本当にアホかわいい

 上記画像引用元であるvol.26の剣をぶんぶんするランプが一番好きです。というかこんな愛おしいアホ面を愛でるゲームが存在するんですか!?きららファンタジアっていうんですか!?えっ!?常に眺めていられるのはおしえて!きららファンタジア!?

 

 

②キャラがいい具合に壊れてる

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きららファンタジアのオリジナルキャラクター、主人公トリオのうち2人であるきららとマッチが「若干きらら作品を知っている初見」の立ち位置なのに対し、きらら作品の崇拝者であるところのランプの発狂ぶりはゲーム本編においても凄まじいものがあります。

こういったお祭りコンテンツに内側からぶち破るがごとくメスを入れるオリジナルキャラクター設定斬新すぎてびっくりしたよ。

 

 

クリエメイト*1を見たが最後、好きすぎるあまり慌てる叫ぶ喜ぶ泣くを同時並行しながら土下座を繰り出したりする為、「限界きららオタクの擬人化」「エトワリアの俺達」など様々に呼ばれるオタクの代弁者ランプ。

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土下座に定評があるランプ(vol.3)

おしえて!きららファンタジアにおけるランプもまた、そういった限界オタクとしての情緒を引き継いでいるのですが、こっちのランプはいい具合にオタク深度が高くて、見てるこっちが不安になるくらいきらら系コンテンツにのめり込んでて読者の満足度が高いです。理解力が足りないけど愛だけがある(vol.12)、言語を喋れない(vol.2)、知識で会話のマウントを取る(vol.1)、情報更新のため暗闇で公式サイトを延々リロード(vol.4)、リリース延期にメンタル壊れかけ(vol.21)、アプリ内リセマラ実践中(vol.27)など、半分弱で様子のおかしいランプを観測出来ます。

静かにランプの奇行に引いてるきららさんも味があっていい。全部いいです。

ゲーム内だともうちょっとしっかり保護者してるマッチも、モチモチ新素材として様々に活用されている上、かなりだらしがない自称保護者に格下げされてていいです。全部いいです。

 

 

③マッチとランプ

\やれやれ/

里界隈の話題になるとランプも理性を取り戻すので、基本ランプにいぢめられるマッチがオチとして犠牲になります。でも元を辿ればマッチが悪い場合もあるのでさもありなんという心地ですし、基本この2人相互で何かしらの迷惑をかけあってるので素敵な関係性ですね!本当に素敵か?

有馬先生のマッチが基本口の開閉のみで表情を変えるのもシュールで好きです。話数によってはトリタロウ*2みたいにずっと目が合う上欠片も表情が変わらないので圧を感じる。

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やれやれ(vol.16)

 点と点と口、微笑みの真顔。

互いに遠慮がないのでマッチの中のランプは例えばでアホにされるし(vol.18)、ランプはマッチを的に剣の訓練します(vol.26)。どりゃー!びろびろに広げられても()伸ばされても(vol.14)慌てず騒がず「やれやれ……」してるマッチが好きです。やれやれするなら食うなや。個人的に相棒関係の2人組が基本的に好ましい傾向にあるので例に違わずこの二人も推してるのですが、ゲームだと当然のようにきららとランプの2人がメインなので(この2人も好き)、すちゃらかしてる2人が眺められるおしえて!きららファンタジアがいい。vol.20の掛け合いが全ての好きを凝縮している…(下リンク)

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④読めば大体わかる

 読んで!!!!!いやもう読んで、本当に読んで欲しい 私がきらら展で図録を買った理由の半分はこの漫画なくらいには好きなので知名度爆上がってほしい かわいい~~~~~~~~みんなかわいい~~~~~~~~  ハァ 紙媒体で欲しい…どうして…

 皆も積極的に矢印向けていこうな

 

以上!!

*1:登場する原作持ちキャラクターたちの通称

*2:まちカドまぞくに出てくる延々こちらを見つめてる鳥

クリスマスを一人で過ごした後に見る動画の話

クリスマスは実家で過ごしますので大丈夫です。

 

 

 序文

自分が俗に言う価値のない側の人間であることはここ数年一人きりで昼食を食べ続けてながら理解していて、ずっと孤独であることがいかに気楽であるかを知り、そして惨めであるのかということから目をそらし続ける毎日でした。それに対して明確に改善をしなかったのはひとえに面倒くさいから、もしくは何もしないこと、それを意志を持って選んだからです。許されてしまうなら何もしたくなかったからです。私自身が落ちぶれた何にもなりえることのない塵であることと、やりたくもないことを一切合切はねのけることは同義であり、自分にとっての最善を選んだ私が何一つ得ないまま日々を漫然と過ごすことも当然でした。緩やかな自傷行為はモラトリアムとの離別に近づくにつれこの年の瀬に進行形で一つのクライマックスを迎えていて、何もしなかった、その事実と度々向かい合うたびに私はなにかしなくてはいけなかったんだと自責するわけですが、まあ、誰かが悪いわけではなく。全てこれまでの「努力不足」なんですよね、というどこかの誰かの塵みたいなお話です。

 

メリークリスマス!!!!!!!!(半ギレ)

 

本題

というわけで今日はクリスマスイブなのでクリスマスにふさわしい動画の記事を書きます。一限スタート午後はバ、といった具合に囚われる中暇を見つけて文字を打っていますが、フォロワーはででねーらんどに行ってるみたいで、…いいな…行く人いないから机上の空論です…。

 

さて、本日オススメしたいのは他でもありません。序文みたいな事を365日思っている人間とは多分近づかないほうが良いんですが、序文みたいなことを考えている人にピッタリな、そうじゃなくても見たら案外楽しめるかもしれないこういう感じの動画があります。それがこちら!

 

動画について

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 この動画は、「Getting Over It with Bennett Foddy」というSteamで販売中のゲームを、VOICEROIDの「結月ゆかり」「琴葉茜」、そして「ゆっくり霊夢の3名…2名と1生首饅頭?が実況する、所謂VOICEROID実況になっています。

このGetting Over It、最早人間の心を折るために開発されたのではと疑いたくなるような(多分そう)なかなかハードな作りのゲームになっていて、それをゆかりさんが四苦八苦しながら遊んでいきます。その様を応援したり野次を飛ばしつつ茜ちゃんとゆっくりさんが眺めるただそれだけの実況動画…では!ありません!それはまた別

 

登場人物と内容

この動画におけるゆかりさん達は作者である「ガッkoya」さんの手によって少し特殊なキャラクター付けがされていて、それぞれ名前が「世界一かしこい結月ゆかり」「茜ちゃんが失った何か」「でかいゆっくり」さんです。なぜ世界一賢いのか、何を失っているのか、どういうでかい、などは動画本編を視聴すればなんとなく程度には察せられます。その辺りの説明はありません。卑屈というか捻じくれた様に思わず親近感の湧いてしまうゆかりさん、仲介役なようで時折辛辣に毒を吐く茜ちゃん、そしてゆかりさんに対して好戦的なようでそうでもない時もあるゆっくりさん。

ファンの間ではガッkoya節とも呼ばれる独特なセンスとテンポの掛け合いで、ついつい耳を傾けたくなるような、「聴かせる」実況が繰り広げられます。

 

 愉快痛快殺伐凹凸凸トリオの織りなす実況自体は過去に何作か上げられているのですが、この動画は中でもダントツの人気を誇っている一作です。内容のえげつなさが他の比じゃないからだと思います。オタクにはマゾしかいないのか?

 

 

私の好きな世界一かしこい結月ゆかりの他の実況、もしくはクリスマスの前哨戦 

<「人生に似てますね」

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というかそもそもこの「クリスマスを一人で過ごした後に見る動画」が本当に実況かどうかすら不明。実況として見始めたのにもかかわらず、始終畳みかけられるような勢いのある文章を延々、いっそ心がゆがみそうな程に魅せられる動画です。コメントである種の文学作品なのでは?と言われる位、一つ一つの並べ方やボイスロイドを使ったイントネーションの付け方などを含む言い回しがとにかく上手いんですよね。

ホームグラウンドである実況というフォーマットからスタートした、クリスマスを題材に死生観から正しさへの向き合い方までありとあらゆるガッkoyaの文章が楽しめる逸品に仕上がっています。

 

あらすじ

クリスマス三日間を実況ゲーム探しに費やしたことを茜ちゃんとゆっくりさんに指摘されたゆかりさん(好きな食べ物は七面鳥)は、己の孤独が孕む将来への不安により謎の黒い靄を発生させてしまう。しかし自意識の裏側の存在である紲星あかりによって己のそんな靄を発生させる「かしこさ」を論破され、ゆかりさんはとうとう自意識のバランスが崩れ爆発してしまう――!

「(この実況はクリスマス特別実況です)」「(メリークリスマス!)(半ギレ)」

 

こうして簡略化するととんだとんちき話にも見えてくるので不思議です。

端的に言えば「何もなしえないまま何にもなれないことは許されないのではないか」というそれだけなんですが、本当、この実況を聞いて何か思うところがない、良くわからない人は幸せな人なのでそのままどうにでもなってしまえと思います。ゆかりさんの発言に重なることが一つもない?嘘だろ重なるだろ?滅茶苦茶重なるが?そして重なるということはすなわちゆかりさんがぶちのめされた普通人のカウンターもよく通るということです。だからこの動画に感じ入るところのある人はみんな傷を広げます。

 

動画説明文にわざわざ

 ※極端に精神が弱っている方には刺激が強い可能性があります御注意ください

 との注意書きがあるほどに、最悪、線路への一歩を踏み出す後押しになるんじゃないかって位にはえげつないものを秘めているのは間違いなく。人間の負の側面を延々と浮き彫りにする動画。それをギャグ調とシリアスで挟み込んでシュールさをもって伝えるものだから、本当に始末に負えない程魅せられてしまう。

 

 私はこの真綿を締め付ける様な自傷行為のごとき痺れる感覚が癖になってファッション感覚で動画を一週間ログインボーナスがごとく一日一回視聴していた時期がありましたがあの頃は多分おかしかったんだと思います。疲れてたのかな。そのおかげでフォロワーとガッkoya台詞リプライ合戦ができるようになったことは嬉しいのかよく分からない。

 

好きなところ

私が一番好きなセリフは、動画後半の

「ほら立って!皆が頑張れと言っています!

皆は頑張れと言っているんですよ!」

という一文なのですが、応援というものの本質が本人の意思を無視した強制という意味であるというそのことを、同じ一文をほんの少し変えて繰り返すだけで演出する手際の良さに本当惚れ惚れして、かつ頑張れという言葉の重さに吐き気を催すことができるので好きです。他にもいろいろあるのですが全部メンタルに来そうなので割愛します。この動画を正常な思考で好きっていう奴はみんなどっかイカれてるよ。

 

 

つづきの動画

因みにクリスマス~には実質的な続きがありまして、空気と化した壺おっさんの実況を三人でやり通すっていうシリーズもあるんです。

時系列が地続きになっているので、もしこの動画で三人、もしくはガッkoyaさんを気に入ってもらえたら是非見てほしいです。ちゃんとガッkoyaさんの紹介がしたいな…。

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タイトルが今度はの時点でクリスマス~が実況でないことは確信犯ですね、いや確信犯じゃなかったら怖いけど…。

 

 

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これはよくわからない方向へのめりこむゆかりさんとポンコツと化した普通人

 

 

 

 

 

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そしてこちらは、「ありえたかもしれない可能性」です。どうしても最終回の紹介になってしまうので是非とも最初から見てほしいですが、本来の続きはこうですね。

 

そうなんだよな。

 

 

 

 

跋文 

こんな風に、序文のような文章を書くと「そうじゃない!」って普通人が現れるかもしれないことに怯えながらも、きっとゆかりさんと同じ選択はできないのだろうと。『けものラビリンス』の最終回はいつも痛くて、自分は後悔をするだろうってそれだけは鮮明なんです。大人になった自分の姿は想像できなくて、何も分からないままもう直ぐ新年を迎えようとする私が何もなれないどうしようもなくどうにもならない未来だけが、それだけが、鮮明なんです。いつだって何も見えやしないのに。

 

めりーくりすます、皆さん良いクリスマスを。

アイカツ!37話まで見た

www.aikatsu.net

アイカツ!というデータカードダス筐体の存在ははるか昔から知っていたけれど、アニメを見ていなかったのはひとえにギリギリ、該当世代ではなかったからです。あとオシャレや女の子に興味がなかったからです。女の子に興味がない、前提としていまは興味があることの裏返しなのでギリギリ発言すぎてウケるな…。

あの頃の私はアニポケに熱かったので……*1。そんな私がなぜ《今》アイカツを見ているかといえば、ひとえにTwitterの影響だと言えます。Twitterしてなかったら見てないよ女児アニメ。まあプリパラはTwitterしてなくても見てたけど……なんで?女児アニメ才能あるんじゃないか?このオタク

 

そんな訳で表題通り、アイカツを37話まで見ました!多分お話的にも一区切り着いたと思うので*2、ここらで思ったことを色々書いてみます。ログなので意味を求めないで。

このブログはしがないオタクにアイカツ1期を大変アドしてくださったお犬さんの提供*3を感じるような感じないような感覚で勝手にお送りしています。ハロハピ本の総集編、絶対いいぞ……

 


※私は有識者でもなければ、そもそもそんな真面目に毎週見ている訳でもないどこにでもいるイマジナリー女児なので、イマジナリー女児の戯言として読んでもらえれば幸いです。イマジナリー女児は信じた瞬間からイマジナリー女児、Twitterには女子高生か女児しかいない

 


再放送アイカツ!、視聴中です。元々リアタイをするつもりなかったんですけど、ジワジワ生活ルーチンの一部と化していて、今は毎週木曜はバイトを早く切り上げて夜7時までに家に居ることが必然になってます。アイカツの後にシルバニアファミリーミニストーリーを見てvs嵐を後半から見てぐるナイを見ます。たのしいてれびざんまい、我が家はネット非対応テレビなのでまだまだ地上派テレビが生きてます。テレビ好きだよ……。

毎週1話ずつゆっくり、先がどれだけ気になろうと毎週1話ずつ見ている真面目女児です。えらいですね。なので、何だかんだ4月から既に8ヶ月近く見続けてます。半年ズレの季節感にもやっと馴染んできた、まだまだこれからの関係だねいちごちゃん……フフ……。考えたら新年あけまして水着回とかありえるのかな?そもそも再放送はいつまで続くのかな?来年で終わり????やだ〜〜〜〜!!!!!!!エーン

 

アイカツ、初期の頃とだいぶ印象が変わった気がします。初期の頃はこんなふうに延々と謎い仕事をこなしていくのかな…このアニメ大丈夫かな…と思っていたのですが、やっぱりキャラが増え仕事の幅も広がることで、話も拡がって面白くなっていきました。メインに据えられるのがスポ根であり人間関係であり、なのが、なるほどこれがアイカツ、という気分。クリスマスに木を切り倒し雪の斜面をくだり、オーディションでそりだった壁を登るアイドルを私は他に知らない。噂に伝え聞くアイカツは事実だった……。
しかし私は特に、そんな中繰り広げられる自室であったり食事中であったりに3人で話してる時のどうでもいいゆるさが好きになりました。スポ根も賢くなくて好きだよ。認識すれ違いテンポ良い謎言葉返し脈絡ぶっちぎり不可思議会話、無闇矢鱈なイチャイチャ、可愛い、ふにゃふにゃ落ち着く、あっそうかきらら枠で見たやつだ!ここが実家か?まさか女児アニメに日常系アニメ成分を摂取させてもらえるとは思わなかったです。脚本高橋ナツコに膝を打ちました。女だけの作品で輝くナツコ、私はゆゆ式こみっくがーるずも好きなので…(過去記事参照)
>この蘭が椅子に座ってあおいといちごがベッドに座ってる図好き #aikatsu
ほらゆゆ式じゃん(これは戯言なのでスルーしてください)…………………………………

 

 

ここ2ヶ月、様々なアイカツのオタクの皆さんに近い将来お前は死ぬ、かわいそう、覚悟を決めろ、ヤバい、生きてね、など散々に脅されてきました。ひとえに紫吹蘭ちゃんが可愛いと話していたからだと思います。なんでよ。まあ今ならTristarで曇りに曇りきる紫吹蘭の姿に2週間以上焦らされること/「頑張って」を見送る紫吹蘭の顔/「頑張ろう」をまた口にできる紫吹蘭の笑顔含め、様々な要因が絡み合った結果脆いオタクのお前は絶対死ぬからな、という意味だったと分かりますが、当然分からないので最近は脅えて過ごしてました。具体的には1週間がアイカツ!を中心として回るくらいにはアイカツ待ってました。アイカツ、少なくとも精神が摩耗するほど悪いってことがないので期待できるというそれ自体が楽しかったですね。何が起こるのか怖かったですけど……。………アプ…………ニメ………

 

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かわいいねこの子、なんでこんなにかわいいの?


紫吹蘭の顔が切なく曇る度にしんどかったです。定期的に言葉なく呆然とテレビを眺めていました。し、しぶきらん〜!?!?!?!?しぶきらん…………。でもしぶきらんの想像の中のスタミナジュース作るいちごとあおいめちゃくちゃ可愛かった……。よかった……。本当、ラスト……。


いちごちゃんもあおいちゃんも好きだけど、蘭ちゃんがいっちゃん好きです。しまむーと同じ声は嘘だよ。ストイックでありながらも決して強くなく、2人を真面目に正せるけれどノリがいい。元からツッコミ一辺倒じゃないツッコミキャラがすごく好きなんですけど(櫟井さんとか)、いちごとあおいがド天然コンビゆえのそのストッパーをため息混じりに引き受ける紫吹蘭という存在、この3人を前提とした紫吹蘭が好きなのかもしれない……。本当に出会ってまだ半年ちょっとなんですか?うそはいけないとおもうんですけど。生まれた時から3人ズッ友じゃないのか……?いちごとあおいだけ……そう……。2人より背が高くて負けず嫌いなのに2人のことが大好きな紫吹蘭、お前はどうしてそんなに愛おしいんだ?バレンタインの友チョコしたいキミが好きだが………。

あと掃除のお兄さんも好きです。ちまちま出てきていちごちゃんに的確アドバイスをして帰っていく掃除のお兄さん、気だるげな声と作業つなぎに反する私生活とその慧眼、掃除のお兄さんに留めておくには惜しい人材ですね。てっきり掃除のお兄さん好きなの私くらいでそんな多くないのでは?と思ったらそうじゃないみたいで世界は広い……まだまだひよっこです……。

 


本当にアイカツ良いです。良いです、が、決して手放しで褒められるような全てが整い完璧すぎて思わずヴィーナスが涙した!みたいなレベルではないと思っています。そりゃそうだ、子供向けアニメだしな。脚本には良い意味でも悪い意味でもツッコミどころが多いし、ご都合はあるし、ちょっと話の展開雑過ぎないか?という回もある。作画グラッグラだったりめちゃくちゃ可愛くなったと思ったら次の瞬間不安定だったりも少なくない。

でもそれを含めて総括として、冒頭のように良い!と言うことのできるアイカツが好きです。思わせてくれるの個人的にすごく重要なんです。

要所要所の演出が、魅せ方が良い……というのが最大の要因です。私にとって評価ポイントは脚本の荒<演出の良さであり、もっと言えば最終的な視聴後の後味の良さが決め手です。この場合はまどマギ3話みたいな気分が悪くなる後味についての善し悪し話ではなく、「脚本の荒に引きずられたままED後も釈然としない」感覚を指します。
私の中で長期アニメはだいたいこの状況を乗り越えられるかにかかっていて、プリキュアに関してはドキプリとまほプリは越えられて個人的伝説となり、最新2作は越えられませんでした(今はメンタル面の大事をとって視聴をやめています)。まあ私の塩梅であり明確な指標などは無いので良い悪いは難癖に近いのですが、兎に角、「全てを良しとできる終わりに持って行けるか」どうかが鍵でした。アイカツはそれを成し遂げてくれた。以上項目全体の話と見せかけて最新話の話です。

そう、ダイヤモンドハッピー!!!!!!!!!!!!お前だよ!!!!!!!!!!!!!!!

 

ダイヤモンドハッピー

ダイヤモンドハッピー

 

 マジで好き この曲聞くたびに好きになる


OPとEDといういちばんよく聞く曲を節目に持ってくることって物凄く上手いと思うんです。というか挿入歌としての主題歌に弱い、というので、自覚あります。*4


さんざっぱらその作品の顔として印象づけられてきた曲が、様々な苦難や出来事を乗り越えた先で、初めて日の目を浴びる。そしてその曲を私たちは知っている。だってその苦難のさ中、彼女たちは知らずとも、いつも視聴者と共にあった曲なのだから。すっかり口ずさめるフレーズ、余すところなく覚えてしまったメロディー。それらを全く未知のものとしてソレイユが披露する光景がこの長い道のりのゴールであるということ。最高の曲が聞こえてくる、あの3人の曲として!聞き覚えのあるサビに立ち上がればチャンスチャンスチャンスウォーオーオー、はいOK!!!!!!!完璧!!!!!!!最高!!ぶち上がれ!!!!他に何もいらない!!!!!!!!!これがハッピー掴む生き方!!!!!!!3人でソレイユ!!!!!!!!お前が太陽!!!!!完

非の打ち所がない……👏👏👏


加えて成程、これが噂のソレイユかぁ〜!となりました。私がリークネタバレ絶対殺すマンのため極力楽しみたいコンテンツの情報は絞るようにしているのですが、それでもアイカツが7年前のコンテンツである以上いかにアイカツに興味がなかろうと入ってくる情報はあるわけで。私がアイカツに関して知っていたのが崖を登り木を切り倒すスクショにいる、でっかいリボン付けてる主人公がいちご、またメイン3人を指して「ソレイユ」と呼ぶ、ということでした。……もうほかには何も知らない。ここまで来たんだなとなりますね……。

 

どうでもいいけどいちごちゃん達と一緒に2人のチーム名考えてたんですが、いちごとあおいで『ブルーベリー』ってコンビ名良いと思うんですけど既存アイデアですか?これ 特許取れません?既存?いいひらめきだと思うので誰か評価してください。

 


話逸れる、直ぐ逸れる…。挿入歌の話ですが、以前あったカレンダーガール2周回*5は、私自身が謎にカレンダーガールに対して執着心を持っているせいで余計に思い入れが増してしまい録画が消せないままHDDにいます。(加えて3人旅行回も残ってる 多分こっちも消せない 幸せな3人を一生見ていたいですね……)カレンダーガール、なんであんなにいい曲なの?作品のEDとして1番を、アイドル活動をする彼女達の曲として2番をそれぞれ起用するの天才でしかなく、私は初めて聞いた2番の歌詞にぶん殴られて若干泣きました。急に泣き出すのこわいですね。なんてことないまいにちが とくべつになる……………話自体がカレンダーガールの歌詞をなぞるように展開されていたのも印象的で、1EDに過ぎないこの曲に、明確な区切りでもなくスポットを当てた話作りは最高に痺れました。私が好きなので贔屓加点が1000000点です。カレンダーガールの歌詞を聞く度に震える……、メロディーも全部良いぞ………何か知らんがめちゃくちゃ好きです、DNA的なアレに刻まれるアレなのかな………。

 

カレンダーガール

カレンダーガール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


以下文句

それはそれとして、もう少し何とかならんかったんかオーディションという文句は無限にありますが…???アレだけスケールをでかく開催したオーディションをきちんと勝ち抜いた存在がTristarに誰一人として残っていないの、結局何だったの?という疑問しかないです。クソー!あんな理不尽散々しかけておいてオーディションでなんも見抜けてないやんけ!かえでちゃんはオーディション勝ち抜いてる!?かえでちゃんは空から降ってきたので美月さんといちごちゃんと世間が許そうと私的レギュレーション違反です、みとめませーん!私が許さないからきちんと格上ではなく同格のオーディションを規定の手続きを踏んだ上で乗り越えてください!😠もしくはメイン回で挽回してくれ、前述通りオチさえ良ければ許すので……そうじゃなくてもかえでちゃんの魅力がもっと伝わる回を………せっかくフォロワーの推しなんだ……
ここのところの神崎美月さんの自由具合がなんとも言えずなんとも言えないチベスナフェイスを浮かべざるを得ないのですが、また先を見ると違うのかな……?今の見解を書き綴っておきます。
結論から述べれば神崎美月はまだ中学三年生であるという事実をもう少し周りの人間が受け止めるべきだったのでは?と。正直、あそこで美月さんが蘭を想ってこそ切り捨てたのは好判断だと思いますが、それでもあの、「誰かの人生を左右する」重責を一人に背負わせるのかとゾッとした。それが普通であり、彼女にとっての日常なのだとは思うのですが…ある意味、紫吹蘭の脱退というのは、知名度を遥か高みまで上げた彼女にとっては初めてとも呼べる失敗だったのかもしれないとも思います。けれど学園長はそれを面白いの一言で放置してる。なんというか度量があるというよりも神崎美月はトータルで完璧でありすべてが成功に繋がるという過信に思えてならないんですよね。どうなのかな、生徒の成長を信じているにしては放置が過ぎると思う……私はマスカレードを知らないので適当を口にしています。無責任で酷いな……
美月さんもまた、プロ意識で固められた才能のある……いちごと同じ、子供でしかないというのが私の見解なので………幼くして欠落のない天才は生まれず、だから先達という存在がいるのだろうに……うーん……。
いつも美月さんの言ったことを粛々とこなしている間抜け下請けに思えてならないスターライト学園、今マスコミから賠償責任求められてない?大丈夫?冷静に思い返すとまずそれが不安になってしまう、マスコミは慈善事業ではないだろうなので……。事前説明なく脱退込みの事実を突然ぶちまけられた紫吹蘭のいないTristarのライブ暴動起きそう……起きないのかもだけどそれはそれでやだな……。
てかユリカ様とおとめちゃんとさくらちゃん達にもっと注目して!?これから3人のターン来る?大丈夫!?!?毎回除け者にされる3人が辛い でもスター宮いちごではなく紫吹蘭をTristarに連れてく展開が作れる制作だから、きっとなにか大きな動きがあると信じているからな……。大丈夫かな……分からない、俺はアイカツを信じていいのか……?信じさせてくれシンライフォロワーが追うコンテンツを……。
なんでこんなネガティヴになってんだ……暗い話題のせいだな……暗い話題は良くない、暗くなっちゃうから……早く体力づくりのマラソンしてアイカツせな……。今日も元気にアイドルカツドウ!明日も元気にアイドルカツドウ!アイ!カツ!アイ!カツ!アイ!カツ!アイ!カツ!

 以上

*1: (今もだけど)

*2:来週なんで着ぐるみ着てるの?何?安定の分からない感情の高まりを感じる

*3:https://twitter.com/_wan5 総集編を楽しみにしております

*4:ラブライブ!の2期最終話ではμ'sが1期のOPを歌うシーンがあるのですが、あれが好きだった。泣いた。ラブライブ2期終盤大体泣いてるけど……。

FGOバビロニアアニメ0話の色彩ぶちかましもオイオイ泣いた。あれは曲の持つキャラクターぢからをマシュという少女の半生にぶちかましてくれやがったので泣きましたが、そもそもマシュ関連の話大体泣いてますね。だめじゃん。これ上げればあげるほど参考から遠ざからない?

最近のならアニポケサンムーンのエキシビジョンマッチ、ククイ博士のガオガエンとサトシのニャヒートが戦う最中、前作XY&ZのOPである「XY&Z」が挿入歌としてぶち込まれたのも良かった。あれは本当に良かった。因縁の2体が繰り広げるZワザの激しい応酬故の「Z」に絡めた曲選、炎と炎、まさに激しく"燃える"バトル!オマケにOPだから認知度も高いことがより盛り上がりにも繋がって、あの試合は最終決戦ではないにしろそれに準ずる、むしろそれ以上の盛り上がりだと感じました。あのシーンエモすぎて本当長文になる……(サンムーンは失敗だったと叩くオタク結構いるけれど、それなりに良かったと思うんですよね……まあ言いたいことは沢山あるし至上はXYなんですけど………)

*5:挿入歌&EDで2回聞く若干のてーきゅう状態を味わえた

まちカドまぞくの好きなセリフの話をしよう

 

これは趣味の「当ブログアクセス解析」を見てた少し前の話なんですが(歪んでる)、「シャミ子?今日のご飯何?」でサーチをかけると当ブログがサーチ結果の上位に来てしまうことを発見しました。ほんの一~二行の言及とも呼べぬ記述でこんな惨事が起こるとは予想だにもせず、ゆゆしき事態すぎて笑いが止まらなくなったし、そもそも「シャミ子?今日のご飯何?」Google検索している人が一定数いるのもじわじわくる。今明かされる!桃色の失言のひみつ

Googleくんもう少し頑張れよ他にもっと「シャミ子?今日のご飯何?」に言及してる人いるって!!と憤りつつ何かカモフラ記事を書けば変わるのだろうか?と考えたので書きます。結果ノーヒットでもいいです。と思っていたらめちゃくちゃ充実したニコニコ大百科発見して笑ってる

つらつら書きましたがこちら『まちカドまぞく好きなセリフ/シーン選手権~みんな最高だから一等賞~』な記事です。好きって話いくらでもできるからいくらでもする。中身は案の定ないです。まちカドまぞく、アニメも絶好調できらファンにも顔見せしてもう…うれし…。

 

※既刊5巻分の若干のネタバレが含まれます。

 

 

「残念、まぞくは死にました」

不用意なまぞくへのクイズ形式忠告の巻。淡々とした語り口ということが察せられるのに切れ味の鋭さがいい。桃、インターネットの恐怖の時とミカンの心の中でそれぞれクイズを出してるんですが、そのどちらにも躊躇なく一直線な回答を返すシャミ子の潔さが尋常でないところや(不正解)、紙芝居の際の裏側の「正解したら誉める」みたいな指示書きも好きです。正解した場合のイフルートはどこで見れるんですか?

 

「ききかんりーっ!」

ご存知ドスケベご近所さんに見られると困るタイプのシャミ子戦闘フォーム変身セリフ。「危機回避」じゃなくて「危機管理」。「危機対処」じゃなくて「危機管理」。「たすけて」じゃなくて「ききかんり」、このちょっと間の抜けた響きが好きです。実際シャミ子が出くわした危機に対してすることはそれらにつけいるコントロールなので理にはかなっている。

 

「対等に扱って貰えて嬉しかったです」

杏里ちゃんに顔面レシーブの謝罪を受けたときのまぞくの返答。多分病弱なシャミ子は体育の参加もままならなかっただろうし、参加できたとしてもすごく配慮されていただろうな…という過去と、ツノが生えたお陰で一般人程度に活動できてる今をいかにエンジョイしてるかが伺える。序盤、桃にトレーニングを強要されつつも病弱だった過去を盾にしなかったり、桃に認められたい、対等でありたいという意識はこの辺の感情に起因するのかもしれないし、しないのかもしれない。

 

「まぞくは13秒です」「おいマジか」

「歴史は75点…それ以外は壊滅です」「えっ低っっっ」につらなる杏里ちゃん辛辣シリーズ。まぞくはもう少し頑張れ

 

「シャドウミストレスさん」

配下の栄養管理~と、明日からまた修行~の、二巻二シーンで桃が使っている呼びかた。レア。まぞく、前述のまぞくは死にましたしかり、各巻特有な繰り返しの台詞が度々あったりするんですけど、この尊敬しているようで親しんでいるようで、ほんのりずるい呼びかたが可愛くて良い。

 

「認めませーん」

アニメで好きになったセリフ。鬼頭さんの演技が光る。「絶対に落とさないでね、絶対だよ」のときもなんですけど、人をからかう時に相変わらず淡々としつつもちょっと楽しそうな声色になるの上手いですよね…千代田桃じゃん…鬼頭さんのイントネーション、生き血を取られたときのセリフが「生き血…」ってちょっと焦るような一周回ってそうでもないような声なのも好きです。原作だと結構焦り目なのでそう予想してたら裏切られた。

 

「レディのお部屋にいきなり入ってこないで!」

ミカンさんの強がりセリフ。初日と魔力暴走の日、同じセリフなのに真逆の感情。

 

「はいきょ?」

自宅アパートが廃墟風建造物に認定されたときのシャミ子の認識遅めリアクション。理解不能。はいきょとは?

 

「このちからごいごいすーです」「わるまぞくめ…そこになおれ」

焦った結果とっさにごいごいすーが出てくるまぞく最高では?なおれといわれて正座するシャミ子も可愛いし、またやってくれたな…って顔の桃もいい。この場合桃の説教メインはシャミ子にやらかされたことではなく、気負いすぎる優子の責任感についてなのも○…。お前のことを想ってるんだよ!

 

「むしろ買い支えないとという義務感しか無い」

目を光らせながら良質なオタクの発言をするな 恐らく好きなものにはトコトン熱中する代わりに興味のないことにはトコトン興味のないタイプの桃色なので、その場合はだいたいネジ一本抜けてる気がする。二巻はそういう桃が多く見られる。

比較としては夏休みの宿題を放棄するときの桃、本当にやる気がなくていい。

 

「もえるごみと愉快な一族のために…?」

ごせんぞ卑下シリーズ、基本的に尊大なのに打たれ弱く底辺を知っているので謙ることになれてるご先祖の不意に溢れる自虐大好き

 

「いいかいリコくん、雇用主にサイケデリックな幻覚を見せてはいけないんだよ!?」

その通りすぎて定期的にジワる。隣話の、絵のタッチが終末を迎えてるハッパをキメたアッパラパー店長も好きです。店長はいつも正論と広い心と悪を許さぬ倫理観を持ってるマトモなバク

 

「色々となんでだよ」

いつもどおり天井裏からよろしくしてきた小倉さんに対する正常な反応を教えてくれる一般人担当杏里ちゃん 杏里ちゃんが定期的に狂ったまぞく周辺の感覚にメスを入れてくれることで助かっていると思う…。色々含め、シャミ子にも誰にでも直裁な物言いの出来る杏里ちゃんだから、シャミ子の学校における初めての友達になれたのかもしれない

 

「よしんばあったとしてもイカは釣らない!」

原子力潜水空母イカ釣漁…宇宙戦艦で空気清浄機の買い付け…、声を荒げる桃のツッコミが好きなんですが、ここのよしんばの言い回しが本当に良い…。

次点でなんかすごい棒でボールペンやらスコップやらを作るシャミ子へのツッコミですが、あそこ、前の話で桃の欲しがるものの要望に応えられなかったから、あの時桃に欲しがられたものを作ってるってTwitterで言及してる人がいて、本当にその通りだったからめちゃくちゃ興奮しました。

 

「アナタシャミ子にメシをたかせてるの?」

ドン引きミカンさんとかいう希少種を見せてくれる俺達の千代田 魔法少女の栄養を守り続けるメシたきまぞく 

 

「この家私が家主なのでお構いなく…」

重要情報を持っていたおかーさんへの賓客からのもてなし、倒錯しすぎて何が何やらだし、メチャクチャ冷静に応対するおかーさんの肝の座り方もいい

 

「シャミ子、今日のご飯何?」

行き着くところまで行き着いたちよもも腑抜けモード、「その件について深く追求されると闇落ちするからやめて」とミカンをはぐらかしたあの頃からさらに懐柔されている…メシのちからはいだいだ…。目のキラッキラ具合もさることながら油断しきったかぁーいらしい笑顔、千代田桃…

 

「これで勝ったと思うなよ~!」

シャミ子の決め台詞(負け惜しみ)ことこれ勝、変化球としては「覚えてろ~!」とか「…いえ、勉強させていただきました…」とかも可愛い。なんだかんだ魔法少女も口にすることが多かったり。シャミ子が叫んだりむくれながら口にする一方で、桃は怨念の如くドロドロと口にするのが特徴に思う。一巻ラストの体調不良のも好きだけど動物園のリコ君抱えながらも好きです。

 

「そこは引っかからなくていい」

耳にかかった髪の毛をくるくる回しながら、ちょっと目をそらして口にする、桃のごまかし常套句。一番の引っ掛かりポイント。

 

 

 

 

番外編

「やってきました異世界ハロー!」

ようこそエトワリア!きららファンタジア参戦決定15秒CMの一言目、もう語感が最高にまぞくそのもので大変に感動してたら、作者の伊藤いづも先生自ら付け加えられた一文、ということが判明してもっと感動した。まぞくが異世界のほうが現実危機管理フォームより着込んでいるのはつまりエーテルじゃないってことなのかな…大変可愛くて好きです そのうち杏里ちゃんも来ないかな?

 

そのうち間違いなく追記するかも 以上!