これは趣味の「当ブログアクセス解析」を見てた少し前の話なんですが(歪んでる)、「シャミ子?今日のご飯何?」でサーチをかけると当ブログがサーチ結果の上位に来てしまうことを発見しました。ほんの一~二行の言及とも呼べぬ記述でこんな惨事が起こるとは予想だにもせず、ゆゆ式しき事態すぎて笑いが止まらなくなったし、そもそも「シャミ子?今日のご飯何?」でGoogle検索している人が一定数いるのもじわじわくる。今明かされる!桃色の失言のひみつ
Googleくんもう少し頑張れよ他にもっと「シャミ子?今日のご飯何?」に言及してる人いるって!!と憤りつつ何かカモフラ記事を書けば変わるのだろうか?と考えたので書きます。結果ノーヒットでもいいです。と思っていたらめちゃくちゃ充実したニコニコ大百科発見して笑ってる
つらつら書きましたがこちら『まちカドまぞく好きなセリフ/シーン選手権~みんな最高だから一等賞~』な記事です。好きって話いくらでもできるからいくらでもする。中身は案の定ないです。まちカドまぞく、アニメも絶好調できらファンにも顔見せしてもう…うれし…。
※既刊5巻分の若干のネタバレが含まれます。
・「残念、まぞくは死にました」
不用意なまぞくへのクイズ形式忠告の巻。淡々とした語り口ということが察せられるのに切れ味の鋭さがいい。桃、インターネットの恐怖の時とミカンの心の中でそれぞれクイズを出してるんですが、そのどちらにも躊躇なく一直線な回答を返すシャミ子の潔さが尋常でないところや(不正解)、紙芝居の際の裏側の「正解したら誉める」みたいな指示書きも好きです。正解した場合のイフルートはどこで見れるんですか?
・「ききかんりーっ!」
ご存知ドスケベご近所さんに見られると困るタイプのシャミ子戦闘フォーム変身セリフ。「危機回避」じゃなくて「危機管理」。「危機対処」じゃなくて「危機管理」。「たすけて」じゃなくて「ききかんり」、このちょっと間の抜けた響きが好きです。実際シャミ子が出くわした危機に対してすることはそれらにつけいるコントロールなので理にはかなっている。
・「対等に扱って貰えて嬉しかったです」
杏里ちゃんに顔面レシーブの謝罪を受けたときのまぞくの返答。多分病弱なシャミ子は体育の参加もままならなかっただろうし、参加できたとしてもすごく配慮されていただろうな…という過去と、ツノが生えたお陰で一般人程度に活動できてる今をいかにエンジョイしてるかが伺える。序盤、桃にトレーニングを強要されつつも病弱だった過去を盾にしなかったり、桃に認められたい、対等でありたいという意識はこの辺の感情に起因するのかもしれないし、しないのかもしれない。
・「まぞくは13秒です」「おいマジか」
「歴史は75点…それ以外は壊滅です」「えっ低っっっ」につらなる杏里ちゃん辛辣シリーズ。まぞくはもう少し頑張れ
・「シャドウミストレスさん」
配下の栄養管理~と、明日からまた修行~の、二巻二シーンで桃が使っている呼びかた。レア。まぞく、前述のまぞくは死にましたしかり、各巻特有な繰り返しの台詞が度々あったりするんですけど、この尊敬しているようで親しんでいるようで、ほんのりずるい呼びかたが可愛くて良い。
・「認めませーん」
アニメで好きになったセリフ。鬼頭さんの演技が光る。「絶対に落とさないでね、絶対だよ」のときもなんですけど、人をからかう時に相変わらず淡々としつつもちょっと楽しそうな声色になるの上手いですよね…千代田桃じゃん…鬼頭さんのイントネーション、生き血を取られたときのセリフが「生き血…」ってちょっと焦るような一周回ってそうでもないような声なのも好きです。原作だと結構焦り目なのでそう予想してたら裏切られた。
・「レディのお部屋にいきなり入ってこないで!」
ミカンさんの強がりセリフ。初日と魔力暴走の日、同じセリフなのに真逆の感情。
・「はいきょ?」
自宅アパートが廃墟風建造物に認定されたときのシャミ子の認識遅めリアクション。理解不能。はいきょとは?
・「このちからごいごいすーです」「わるまぞくめ…そこになおれ」
焦った結果とっさにごいごいすーが出てくるまぞく最高では?なおれといわれて正座するシャミ子も可愛いし、またやってくれたな…って顔の桃もいい。この場合桃の説教メインはシャミ子にやらかされたことではなく、気負いすぎる優子の責任感についてなのも○…。お前のことを想ってるんだよ!
・「むしろ買い支えないとという義務感しか無い」
目を光らせながら良質なオタクの発言をするな 恐らく好きなものにはトコトン熱中する代わりに興味のないことにはトコトン興味のないタイプの桃色なので、その場合はだいたいネジ一本抜けてる気がする。二巻はそういう桃が多く見られる。
比較としては夏休みの宿題を放棄するときの桃、本当にやる気がなくていい。
・「もえるごみと愉快な一族のために…?」
ごせんぞ卑下シリーズ、基本的に尊大なのに打たれ弱く底辺を知っているので謙ることになれてるご先祖の不意に溢れる自虐大好き
・「いいかいリコくん、雇用主にサイケデリックな幻覚を見せてはいけないんだよ!?」
その通りすぎて定期的にジワる。隣話の、絵のタッチが終末を迎えてるハッパをキメたアッパラパー店長も好きです。店長はいつも正論と広い心と悪を許さぬ倫理観を持ってるマトモなバク
・「色々となんでだよ」
いつもどおり天井裏からよろしくしてきた小倉さんに対する正常な反応を教えてくれる一般人担当杏里ちゃん 杏里ちゃんが定期的に狂ったまぞく周辺の感覚にメスを入れてくれることで助かっていると思う…。色々含め、シャミ子にも誰にでも直裁な物言いの出来る杏里ちゃんだから、シャミ子の学校における初めての友達になれたのかもしれない
・「よしんばあったとしてもイカは釣らない!」
原子力潜水空母でイカ釣漁…宇宙戦艦で空気清浄機の買い付け…、声を荒げる桃のツッコミが好きなんですが、ここのよしんばの言い回しが本当に良い…。
次点でなんかすごい棒でボールペンやらスコップやらを作るシャミ子へのツッコミですが、あそこ、前の話で桃の欲しがるものの要望に応えられなかったから、あの時桃に欲しがられたものを作ってるってTwitterで言及してる人がいて、本当にその通りだったからめちゃくちゃ興奮しました。
・「アナタシャミ子にメシをたかせてるの?」
ドン引きミカンさんとかいう希少種を見せてくれる俺達の千代田 魔法少女の栄養を守り続けるメシたきまぞく
・「この家私が家主なのでお構いなく…」
重要情報を持っていたおかーさんへの賓客からのもてなし、倒錯しすぎて何が何やらだし、メチャクチャ冷静に応対するおかーさんの肝の座り方もいい
・「シャミ子、今日のご飯何?」
行き着くところまで行き着いたちよもも腑抜けモード、「その件について深く追求されると闇落ちするからやめて」とミカンをはぐらかしたあの頃からさらに懐柔されている…メシのちからはいだいだ…。目のキラッキラ具合もさることながら油断しきったかぁーいらしい笑顔、千代田桃…
・「これで勝ったと思うなよ~!」
シャミ子の決め台詞(負け惜しみ)ことこれ勝、変化球としては「覚えてろ~!」とか「…いえ、勉強させていただきました…」とかも可愛い。なんだかんだ魔法少女も口にすることが多かったり。シャミ子が叫んだりむくれながら口にする一方で、桃は怨念の如くドロドロと口にするのが特徴に思う。一巻ラストの体調不良のも好きだけど動物園のリコ君抱えながらも好きです。
・「そこは引っかからなくていい」
耳にかかった髪の毛をくるくる回しながら、ちょっと目をそらして口にする、桃のごまかし常套句。一番の引っ掛かりポイント。
番外編
・「やってきました異世界ハロー!」
ようこそエトワリア!きららファンタジア参戦決定15秒CMの一言目、もう語感が最高にまぞくそのもので大変に感動してたら、作者の伊藤いづも先生自ら付け加えられた一文、ということが判明してもっと感動した。まぞくが異世界のほうが現実危機管理フォームより着込んでいるのはつまりエーテルじゃないってことなのかな…大変可愛くて好きです そのうち杏里ちゃんも来ないかな?
そのうち間違いなく追記するかも 以上!