おろかな睡眠不足

好きな漫画やアニメやゲームの感想だったり推薦だったりを語彙力なく語ります

ガルパを始めた(自叙)

後戻りは許されない感じする。

 

bang-dream.bushimo.jp

先日、とうとうあの常時百合製造機、女と女の聖地とすら呼ばれる(?)*1バンドリ!ガールズバンドパーティ」に手を出してしまいました。ずっと我慢してきたけれどもうだめでした。この言い方だと麻薬吸い始めたみたいな禁制感あるな

 

友人に以前から女子がかわいいよ!とおすすめされてたんですけど、丁度その頃FGOグラブルがフィーバーしてた時期だったのでソシャゲ増やせんわ~と敬遠してたんですよ。ただ、同じ頃しょっちゅう流れていたハロハピのCMのせいで『妙にかわいくないクマが喋るファンタジー世界のバンドゲーム』*2という認識だけはありました。

youtu.be

やっぱりインパクトやべえもん。とりあえず、何を差し置いてもクマが印象に残ってました。クマ。女の子の出るクマのゲーム。くま、くま、くるまじゃないよ?

 

それで今年のGWに、件の勧めてくれた友人がまた執拗にも勧めてくれたので、その際もやっぱりクマが気になったからとうとうピクシブ百科辞典とかで調べました。クマ、何奴か。

 

  • クマの名前はミッシェルで、キグルミである。中には奥沢美咲という女の子が入っている。とても苦労人で、キグルミでありながらもバンド内で一番の常識人である。DJをしている。美咲は中の人であることをバンドメンバーにばらしているが、過半数がそのことを認識できていない。

 

…???????(??????)

 

何度読み返しても設定盛られすぎてもうよく分かんなかったし、それからいくら調べてもSSはあれどキャラ設定に関する子細な説明はどこにもなかった。キグルミDJってセカオワも超えてんぞ。何がどう転んだら常識人がそんなことになるんだ。疑問は尽きない。しかし黒髪のやれやれ系女の子とマスコット組み合わせがツボだったために、美咲ミッシェルさんに子細がよくわからないまま心を奪われた。この日辺りで完全にミッシェルが可愛く見えるようになった。もふい。

手に負えなくなるからゲームはDLしたくない。でも美咲ミッシェルさんのことは知りたい。苦悩の日々が始まりました。ちょうどWEGOのパーカーが再販される運びになって、それに挑むもどうにもならなかったりしました。ほぼ毎日「奥沢美咲」「ミッシェル」でサーチをかけて、しかし見つけられたのは「こころ」という子とのCPが多いことと、覚醒後は必ずミッシェルの姿になることが若干の不評なことくらいでした。ほんとに何の情報も見つからなくて恐怖を覚えた。というかなんで…ミッシェルかわいいのに…

 

 

 

そんな不毛を二ヶ月続けて、気がつけば公式の4コマも読み終えていて、もう埒が明かないのでインストールしました。一昨日の話です。以上です。わーいガルパ知らないキャラばっかりだからほんとにたのしいー!

ひとまずはハロハピメインで進めいていこうと。先が全然読めないからシナリオ読むのも楽しいし、グラブルと違ってクソめんどくさいトライアンドエラーしなくても普通にシナリオ読める楽しい!!美咲ミッシェル美咲の真意を知るまで頑張るぞー!奥から流れてくる系のリズムゲームとかSB69以来で緊張しっぱなしだし調整してないから全然タイミング合わなくてしんどいけど!かんばるぞー!良ければフレンドお願いします。【 91686276 】です~!ちょうせいめんどくさくてな

 

現状気に入ってるのは前述通りミッシェル/奥沢美咲、やべえなって思うのが弦巻こころと戸山香澄、底が知れないのがAfterglowです。ちょっとずつ見識を深めていきたい。一見と内部とのキャラが現実沿いじゃなくストーリーテイストに異なる系は本当に怖いから…。がんばるぞ…。

 

*1:私周囲に限るし、どこ情報のなんなのかも不明

*2:Live2Dのミッシェルをキグルミとして認識できなかった

『魔法少女なんてもういいですから。』が終わった

更新分を終わってしまうショックで鬱々と読んだら単行本に救われました。神も魔法少女もいた。嬉しい!

魔法少女なんてもういいですから。(1) (アース・スターコミックス)
 

 

(とくにないあらすじ:主人公のゆずかは、ある日ゴミ捨て場に転がる謎の生き物を発見します。謎の生き物は『ミトン』と名乗り、自分を見ることができるゆずかには魔法少女の才能がある!と契約を持ちかけてきました。一切のデメリットもすることもなく、ただの記念…しないとソン…ということで、試しに契約したゆずかは、魔法少女としての水着のコスチュームに強制着替えをさせられて生ゴミくさいミトンをぶん投げます。セクハラですね!)

 

作品について

双見酔作『魔法少女なんてもういいですから。』はコミックアーススターで連載されていた、タイトルにある通り魔法少女魔法少女をしない漫画でした。どういうこっちゃの理由は以降で。ちょうど先日最終巻が発売されて、三年の連載に幕が閉じたとのことです。寂しい限りですがとても好みの漫画でした。発売が待ちきれなかった三巻でまさか終わってしまうなんて打ち切りめったなことは言ってはいけない

やわらかい絵柄に、無闇な勢いがあるわけでもなく、ほんわかほのぼのとした雰囲気の中繰り広げられるシュールな攻防と舌戦、アクセントのような不可思議要素とツッコミどころ。考えさせられることもあればひたすらにイラっとさせられたり。

カテゴライズが難しい不思議な作品だと思います。双見先生の作品はこれが初めてで、他の作品はまだ存じないのですが、結構独特な作風ではないでしょうか…?…これも一つのノーイベント・グッドライフ…なのだろうか…いやイベントは多いな。

 

この作品の舞台は、魔法少女とその敵が壮絶な戦いを【終えた】、その後の世界になります。まどマギ」とか「まほいく」とかそういう観念は捨て置いてください。やめろみせるな。ごたごたが終わった【後】です。兎にも角にも何もなく、何も起こらず、平和な世の中で、魔法少女。そう、この作品において魔法少女という存在の必要性は一切ありません。本当にない。フリとかじゃなくマジでないからすごいんですよね…会話のネタくらいにしかならないし、寧ろいらないもの扱い。「もういいですから」。

そんな世界で魔法少女となった一人、まともなようでどこかねじの抜けた…ハマりすぎた…?不憫な主人公のゆずかと、彼女を過保護に守るバイオレンス友人のちや、彼女に対してろくなことを言わないミトンの殺伐とした(主にミトンが生命の危機を感じる)関係を楽しむお話です。たわしで背中を削られたりクーラーボックスに閉じ込められて酸欠になりかけたりetcetc。ミトンが。

ゆずこがミトンをペットとして扱おうとして、しかしペット=家族になることを絶望した顔で拒否るんですよ、最終巻で。基本ミトンが不遇な目に遭う時はミトンが悪いんですけども。

あと私が好んでいる時点で大体あれですが女の子達のお話です。女の子と女の子が仲良くします。いいですね…。

 

キャラクターについて

登場するキャラクター大体性格か行動のどこかしらに難があるのが本当にひどい。そこがいいんですけど。以下、メイン三人について。

  • 主人公であるゆずかは人当たりのいい優しい女の子ですが、思ったことはっきり言うし結構辛辣です。その辛辣の対象はもっぱらミトンなのですが。彼女の不幸はミトンに出会ってしまったことであり、彼女の幸福はミトンと出会ってしまったことだったと思います。何故か機械並みに時間に正確で、規則正しい生活を一切怠らない超人みたいな生活を送っています。それ故にミトンからは悪気なくモデルハウスみたいな優等生とか呼ばれたり。人当たりの良さ故にちやしか深く付き合う友達がいないのが唯一の弱点ですね。
  • ミトンはゆずかに契約をもちかけたマスコットです。デリカシーのごっそり欠けた*1人間社会で間違いなくハブられるだろうとんでもない性格をしており、作中キャラから一度も同情をされず貸しを作ることも拒否される類まれなるウザさの持ち主です。一言多い。大体その一言のせいでろくな目に合わない。ウザいなあ、って思うんですけど癖になるんですよね。こいつ何なんだろうね。
  • ちやはゆずかの唯一の友人で、またゆずかが唯一の友人というやべー女です。当然のごとくゆずかが大好きで、彼女に対してあだなすミトンへ容赦がありません。ゆずかが対処しきれないミトンへの制裁を行う係です。口を開けば他人の神経を逆なでし、自覚のないセクハラを行うミトンを毛嫌いしています。…いや嫌うよな普通。ちや程でなくてもゆずかも拒否の意思は示しているけれど、くそポジティブなミトンにそんなものは通用しない。ミトンを見ることが出来る魔法少女の才能を持っているけれど、魔法少女にはならないとして、ゆずかを見守る立場を選びます。

 

真面目なストーリーとしては、この三人に、先輩であるところの真冬と相方の男爵 ポチ君、先輩で『引退』したすずこさんが関わることで、魔法少女になった意味や魔法少女として残せるもの、を普段の日常を通しながら考えたりします。魔法少女に意味がないからこそ、そこに何かが残る。ちょっとセンチメンタルな気持ちになるような良いお話も多いんです。ミトンだって時々はまともなことを言うし。時々は。

個人的には真冬とポチ君の関係性が好きでした。いや比較対象がミトンの組んでいる魔法少女しかいないので必然と言えば必然なんですがね。この二人のコンビ、って感じ、非常に可愛いんですよ。部屋片づけろよ。二巻の終わりにしゅんとして続きのweb連載読んだら度肝抜かれたし幸せハッピーでした!ポチ君かわいいなあー!いていいんだよー!

 

始終、ゆずかは変身することを嫌います。だって必要性がないし、そもそも衣装が水着なんて恥ずかしいことこの上ない。けれど魔法少女は日常生活を送るのに何かと便利とミトンは変身を迫っては拒絶されます。確かに便利だけれどそれ迫るのはね…だからセクハラって言われるんだお前は。というか魔法少女になったせいでストレスの塊みたいなミトンとの同居を余儀なくされるし。「魔法少女なんてもういいですから。」は、そんなゆずこの気持ちがよく現れたタイトルで、…しかし最終話では…?ぜひ読んでもらえればと思います。

 

本当に作者さんも言ってるけど「いつでも終わらせられる」作品だったので、もう少し続けてほしかった所はあります。でもここが引き際ならそういうものなんだと受け入れ…受け…受け入れられるかー!徹夜で読み返しじゃー!!!

 

以上、ちょっと真面目に宣伝。でも満足の単行本でした。

 

 

魔法少女なんてもういいですから。1&2パック(Blu-ray Disc)

アニメは知らないうちに始まって知らないうちに終わってて死ぬほどびっくりしました。いつの間に。今度レンタルしてみよう…

 

 

*1:特にセクハラをセクハラと認識していない点がゆずかが嫌悪する所以(そもそも性的観念を持っていない節がある)

『生徒会の一存』をふと読み返す

読み返しすぎたために読書体験が記憶をなぞる行為と酷似していて読書とはなんぞや?となるコンテンツです。大好き。

 

 

生徒会の一存』には、確か小学生の頃出会いました。図書館の好みの青い鳥文庫を大体読み尽くした末*1にYAコーナーで……だったような。読んでドハマり。初めて買ったラノベは、これかバカテスか吉永さんちのガーゴイル、ってところです。……名前並べたら懐かしすぎて涙出てきそう。

つばさ文庫で一巻が出てたので手を出せたのを覚えてます。いやファンタジア文庫版は挿絵の狗神先生の絵がエッチすぎて……何で生徒会室でただ喋ってるだけのラノベのカラーページがあんなエロいんだよ……。

 

(テンプレのあらすじ:碧陽学園生徒会は、人気投票によって選ばれた四人の美少女と、成績学年一位の『優良枠』から希望した一人によって構成されている。しかし今年の優良枠は、美少女ハーレム形成を目論む男子だった!『好きです、超好きです!皆付き合って、絶対幸せにしてみせるから!』━━とかそんな宣言もあったりなかったり、今日も生徒会室では楽しいおしゃべりが続いていく。まったり)

 

作品について

葵せきな作『生徒会の一存シリーズ』、もしくは『碧陽学園生徒会議事録シリーズ』*2は会話劇を主体にしたギャグ7割シリアス1割ラブコメ2割のライトノベルです。ハーレムっつってんのにラブコメ要素少ないな……。いや後半はすごいんですけどね!ホントだよ!

全般の語り部かつこのシリーズの作者*3でありハーレム野郎の生徒会副会長『杉崎鍵』と、人気投票によって選ばれた四人の━━一癖も二癖もある━━美少女達が、ただ喋ってるだけ(?)という、日常もの小説の先駆けみたいな作品です。作者自身も『4コマ小説』と紹介するほど短いスパンで起承転結のオチがついていくため、4コママンガを彷彿とさせます。発売当初こういった「何も起こらない会話ばかりの作品」というのは珍しかったらしく、かなりの冒険作であったことがあとがきやムック本で触れられています。今読むとそう突飛には思えないので、時代の変化を感じますね…。

よく四ページ小説のGJ部と並べられたりしますが、あちらよりも一話ごとが長めに、ギャグ強めに、という感じです。GJ部も好きです。久々に読んでみようかな?

 

本編の特徴は、ギャグ時空特有の『ふしぎパワー』とか『夢オチ』とか『次の話でなかったことに』とか、メタネタとか時事ネタとか出版社ディスりとか何でもありのやりたい放題なところ。

生徒会室でしゃべってるだけなのに記憶喪失も起こるし(??)、とくに伏せ字まみれになることすらあるパロネタの多さはすごいです。数年越しに読み返すと、自分の知識の深まりを実感できてしまう。いや本当に、ドラマからアニメから漫画からゲームまで、カバーしているネタの幅が広い!兎に角広い!読むときはスマホ片手にじゃないと追い付けない……!

 

 

キャラクターについて

とくに会話を面白くするのが、生徒会メンバーそれぞれの個性だと思います。生徒会の一存において、登場する役員はそれぞれボケにおける特徴と持ち場が決まっています。会話における担当、発言のテンプレート。

四ページ近く地の文なしでかっ飛ばしても、ごちゃまぜでも、どのキャラとどのキャラがしゃべっているのかということに一切不都合がでないレベルに固められてます。これ普通にすごいことだと思うんですよね。明確にボケツッコミが定められてないため、シーンごとにガンガン立場が切り替わるのにも関わらず、ですから。呼称と口調とで基本キャラ特定が容易になってるからですね。こういうの分かりやすくていいなあって思います。

 

・生徒会長の桜野くりむは高校三年生。しかし純真無垢なロリッ子で、勉強もできず頭も回らないかなりのアホの子。愛読書はあかずきん。夜はすぐ眠くなる。サンタの存在をいまだに信じている……というコナンくんもビックリの心と体が子供の18歳。
生徒会に厄介事を持ち込むのも増やすのも大体彼女で、トラブルメーカーと『子供』としての役割を持っています。自由奔放で幼く無茶苦茶だけど、発言が真理をついてることも。
一人称は私。杉崎だけ名字で、他三人は知弦、深夏、真冬ちゃん呼び。気を張ってるときは「~なのよ!」とちょっと偉そうになるけれど、気を抜いたら「そうだよ!」とかフワッとした口調になります。う~ん子供み~!!!   
 
・副会長の椎名深夏は高校二年生。ツインテールが似合う快活な美少女で、熱血少年漫画が大好きなとんでもパワーの持ち主です。野球をしたらクレーターを作り、サッカーをすればブラジル代表全員ぶち抜く驚異の身体能力。
故に碧陽の運動部からは引っ張りだこの超人気者。それを抜いてもたぐいまれなカリスマ性の持ち主ですが、本人に自覚は少ないのが憎いところ。可愛い。妹の真冬の事を過保護にしているため、度々百合呼ばわりされて鍵を吹っ飛ばすことも。とはいえ妹の将来を憂うことも多い。……もう、手遅れかもだけど……。担当は『熱血』。友情努力勝利の話と、パワー系ならお任せ。変な夢を見たりする不思議ちゃんなところもある。
一人称はあたし。呼び方は鍵、真冬、知弦さん、会長さん、と上級生には敬称を、加えて普段は男勝りな口調も砕けた敬語にする律儀さがあります。デレると強い。通称デメリットが強いのなんの。
 
・書記の紅葉知弦は高校三年生。会長と同じクラスで、グラマラスかつ母性を感じさせる慈愛と色っぽさの持ち主……のように思えてその実Sっ気たっぷりの地雷のごときお姉さん。謎に闇社会のつながりを示唆したり破滅思考だったり、明るく楽しくみんなを惑わす怒らせたらやばい人。何故かムチを常備している。時々イラっとしつつも会長を甘やかしてしまう第一人者。生徒会の裏の支配者でもあります。
鍵が語り部を出来ないときは代わりに努めることが多く、逆に言えば彼女と鍵が暴走するともうだれにも止められない。担当は『ドS』。仮定でよく世界をウイルスなどで滅ぼしたり、謎の機関と連絡をとって怯えるキー君を弄ぶ。楽しそうで何よりです。
一人称は私。唯一メンバーにあだ名をつけている人で、会長をアカちゃん、鍵をキー君と呼びます。椎名姉妹は深夏を呼び捨て、真冬をちゃんづけ。大人びた調子で話します。
 
・会計担当の椎名真冬は唯一の一年生。深夏の妹で、姉とは真反対のゲーム好きインドア、男性嫌い、病弱*4という貧弱極まるか弱い女の子です。弱すぎる。メンタルも弱い。そして無類のBL狂い。どうしてこうなったんだろうね。唯一鍵を同じ土俵で精神面において追い詰める強者。巻を追うごとに酷さが増すせいで知弦さんに期待のホープとして目をかけられていたり。
どちらかといえば思考が鍵よりのため、意気投合も多く、しかしBLオチで寝首をかくことも多々あり。担当は『ゲーム』。RPG寄りの思考でなにかとややこしーくややこしーく、無理難題を押し通そうとします。無茶苦茶が過ぎるとBLになる。
一人称は真冬。杉崎先輩、お姉ちゃん、知弦さん、会長さん、と立場に応じた呼び方をします。だれに対しても敬語を抜かない。
 
・そして主人公(自称)、副会長の杉崎鍵。深夏と同じクラスのハーレム野郎。世界中の美少女は全部俺のもんじゃー!とのたまう軽薄男子でありながら、その実生真面目で絶対に苦労を他人に見せない男の中の男。いや杉崎のイケメンムーヴ、すっとぼけがナンバーワンに強いから、ふざけずいれば余裕でハーレム形成可能なのに……ここぞで照れが勝っちゃうからダメなんですよなあ。担当は『エロ』。思春期童貞の域を出ないセクハラをしては深夏にどつかれ知弦さんにため息をつかれ真冬ちゃんに軽蔑され会長さんにキレられます。呼称は以上と同じ。一人称は俺。先輩には敬語を使うさわやかな青年口調ですが、さわやかさが高まるときもいって言われる不憫な奴。日頃の行いですね。その名の通り、『生徒会の一存』における鍵(カギ)の役割を果たします。
全員、本当に役割通りに話します。だからこそ会話もテンポよく進んでいく。
卒業後改めてこの5人で集まったときに、鍵がフリに対して担当に忠実なボケをかます元役員'sに安心感を覚える一幕があるんですが、そこに彼らが積み上げたものが集約されてるのかもしれません。
 
 
 
 

ブコメについて

何がいいって本編全十巻、番外編全八巻+アフター二冊やってるわけなんですけど、本編一巻の時点で既にメンバー四人とも鍵のことを認めてるんですよね。みんな鍵が馬鹿なことしなければ普通に好きになってくれるのに、それに気づかないのは鍵だけ。だからいい。10巻通して杉崎鍵の高校二年生の一年間をやっていくわけなんですが、サザエさん時空じゃないんですよね。不可逆。だからこそ徐々に鍵に対してメンバーの恋愛的好感度が高まるにつれ、会話ややり取りにも変化が生まれるのは面白くもあり寂しくもあり。10巻は本当に泣いた。『新生徒会』含めるなら個人的にはカガミが一番つらかった…お前だけはセンパイを嫌いでいてほしかったんだ私は…。

 

 

 

シリアスについて

五人とも、実は抱えているものは結構大きかったりします。そのトラウマめいた過去をネタにすらする時期を迎えるのはだいぶ早いんですけど。会長さんは…まあ仕方ないとして、いや知弦さん一番笑えないのに…そんな会話の流れでサクッと…。そことの折り合い付けとか、企業との抗争とか*5(?)シリアスはちょくちょくちりばめられます。必要性がどれほどかなんて私には分からんのですが、企業編に関してはキー君がカッコいいのでオールオッケーですね!ヒューッ!五彩!!

特に鍵が生徒会を目指す過程はいいお話でお気に入りです。生徒会役員杉崎健がどうやって生まれたのか……四季を冠する4人*6との出会いとそれに受けた影響……後水無瀬……それと水無瀬……大体水無瀬では?葉野菜食ってろ

 

本編より本編してるとは作者談、番外編に当たる曜日シリーズ*7も普段とは違う役員の皆がみられて面白いです。シリアス具合が高めな分、周りから鍵がどういう風に見られているのか、みたいなのがよく分かる。いいやつだけど致命的にバカってまあ普段の会議とほぼほぼ変わらんのですが。中目黒君いいキャラなのに本編だと鍵のいじり要因にしかならないのが寂しい。真冬ちゃんハブの理由づけとなる話のアキバくんのから回り具合は読んでてしんどかったけど、真冬ちゃんがキー君以外と喋ってるのなんか…よかった…(?)

 

 

その他

アニメも一期はいい出来でお気に入りです。アニオリも悪くなかった。Lv.2?記憶にないですね

個人的にアニメと同時に発売されたキャラクターファンディスクについている、60分弱のドラマパート、はちゃめちゃお気に入りです。神がかって面白い。キャラソンも聞けば聞くほど癖になるし、そもキャラソンネタをちゃんと本編の会話から拾っているという時点で評価ウナギのぼりだし。暇があると聞いてしまうから小説と同じかそれ以上に展開覚えちゃったよ。もし生徒会が好きで聞いたことない人がいたら是非聞いてほしい。役員の好きなガ〇ダムを知って。あと鍵子ちゃんを愛でて。

 

TVアニメ「生徒会の一存」キャラクター・ファンディスク「杉崎鍵」

TVアニメ「生徒会の一存」キャラクター・ファンディスク「杉崎鍵」

 

 

後個人的に、『イベントごとの話をしない』という点をけっこう評価してます。生徒会なんだから文化祭でなにをしたか!とか、そういう話があってもいいのに、あるのは忘れ物の話だけとか。クリスマスもまともにやらないし、せいぜいバレンタインくらいかな?アラキークングウゼンネ。えっ荒木君?あくまでメインが生徒会室の駄弁りである、という軸はぶれないんですよね。そも鍵の目的もそこにあるし。卒業式は、例外です。

そういうの(日常のみを抜き出した描写)はゆゆ式にもちょっと通じるところがあるな、って思います。キャラ同士のボケツッコミが入れ代わったり担当がある、というところではこみっくがーるずとか。……あっ、私の好きなものがここに……!?

 

そんなわけで大好きな生徒会のお話でした。

他の生徒会も役員共とかヲタのしみ。とかキリカとか子ひつじとかいろいろあるけど……いや生徒会多いな?

*1:週10冊ペース。いや暇だった

*2:一切浸透しなくて作中キャラ達がディスる悲しいシリーズ名

*3:作中では全てキャラクター達が執筆した、という体になっている。語り部=執筆者

*4:忘れられた設定

*5:キャラクターに必要性を問わせるなシリーズ2、作者自信持って

*6:桜野・深夏・紅葉・真冬

*7:本編がその巻の数字を含むタイトルに対し、番外編は日曜始まりで曜日、+祝日というタイトルがつけられている

ハロ君(HAPPY YELLOW)を作ったよ

ガンダム……?うんロボットのやつだよね………わかるわかる………(分かってない)

所用でビックカメラに行ったら特設売り場の↑のハロ君と出会い運命感じました。えっ色分け済みでワンコイン以下でさらになんか可愛い!可愛いだと!?お得!買っちゃう!!!(チョロいオタク)

お家で開封しながら、よく考えなくてもガンプラ的なもの作るの初めてじゃない!?って思ったんですけど多分作ったことはあるんですよね。全然思い出せないけれど、作ったことだけは覚えている。何故かラノベの主人公みたいな言い回しになった。私、不器用だけど工作大好きなんです!とても不器用なんですけど!だから作品はすぐに行方不明!それは不器用ではなくものぐさが原因ですね。ハロ君はなくさないようにしたいです。

ガンダムに対する知識はいっそ清々しいほどないので*1、お前ごときがハロを作るな~~~!って言われたらもうどうしようもないんですけど、ロボットが好きなこととハロ君が好きなことは別なので許されてほしいです。見た目無茶苦茶シンプルでかつ可愛いですよねハロ君。なんかあれかな、ナビゲーターなのかな。喋るのかどうかすらも知らないけど。ただマスコットなことは!分かる!ひええ我ながら酷過ぎる、後で調べてみます…


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↑パーツ一覧

箱を開けたので、ぺけぺけ説明書通りにもいで組み立てていきます。ニッパー不要のり不要、ということなので手で破壊折ります。壊してないですし。プラスチックのくせに生きがいいので勢い余って机の向こう側まで飛んでいきますが、回収すればいいんです回収すれば。よっこい。こういうの、不器用さとものぐさを同時に実感できる貴重な機会ですね。
説明書、すごく丁寧にかかれてて助かりました…。初心者に優しい。この前ガシャポンで当てたVSビークル*2はシールを貼る方向とかが一切かかれてなくて困ったものです。いやガシャポンと比べんじゃねえっつー話ですがね!

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↑本体完成

顔と背中が上手くはまらないので貧弱な腕力にものを言わせて無理やりはめようとしたら超やばかった。整えたらきちんとはまりました。
いや、顔だけでもむっちゃかわいいですね…。ころころさせたいですが手足を付けられるみたいなのでつけてみます。こっちはスムーズにはまりました。



台座に乗せて、開封から10分程度で完成~~~~~~!




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…えっ…めっちゃ可愛い…!

…かわ…嘘可愛い…想像の五億倍可愛い…気軽に旅先に連れて行きたくなる可愛さ…すごいキュート…かわぅいい…語彙がないから誉め言葉がすごい単調になる…この感動を伝えたいという衝動だけが強くなっていく…
ハロ蔵って名付けてうちの子にしたい…あっ既にうちの子だった…めろめろですわ、ハロ蔵どっちゃくそキュートでコロコロしてます。真ん丸なところがすごいかわいい、おめめも可愛い。おめめ内部パーツの出っ張りで黒色なんですよね、色分け済みに感謝です…初心者にあまりにも優しすぎる…そしてとてもかわいい…ハロ蔵お散歩行く?雨?そうだねやめておこっか…(危うい幻聴)すごいかわいい…

私の下手くそ写真だとそう?(笑)って思うかもしれないんですけど肉眼の破壊力これ凄いんです!!作って!是非に作ってください!!




そんなハロ蔵を作った午後でした。楽しかったしかわいかった。暇になったのでゆゆ式でも見よう。ゆゆ式ニコニコ無料ですよ!(露骨な宣伝)

追記:今時小学生もしないタイトル脱字しててめっちゃ笑えない

*1:コナンとケロロの方がよほど分かる。赤いのが三倍速いこともなぜか分かる

*2:快盗戦隊ルパンレンジャーと警察戦隊パトレンジャーの変身アイテム。VSチェンジ!

『ゆゆ式』を見てほしいだけ

ゆゆ式ニコニコ動画全話無料は終わったけどAmazonprimeは会員特典で見放題!
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ゆゆ式、はちゃめちゃ好きです。どれぐらい好きって好きなもの歴代五本の指に入るくらいには好きです*1。無限周回するせいで台詞を若干暗記し始めてるレベルですし、そしてその技能は一切役には立たない。ゆゆ式の台詞復唱してどうするんだよ…。
公式作品ですが「やまなしおちなしいみなし」を貫き通すこういうスタンス、日常系において、なかなかあるようでないんですよね。去年の年末に見つけて、何も起こらなすぎてドはまりしました。
意味がわからない?
見れば分かる……。


(必要性の失われたあらすじ:櫟井唯、野々原ゆずこ、日向縁は仲良しの高校生三人組。教室で暇を潰したり、唯ちゃんの家に集まったり、部活で調べ物をしたり、時々外にでかけたりしつつ、毎日一緒にお喋りするよ。ゆるっと)


作品について

三上小又作『ゆゆ式』はまんがタイムきららで連載されている四コママンガであり、2013年にはアニメも放送されました。分類はきらら科日常属日常目。正真正銘完膚なきまでに私にとっての『日常四コマ』であり、ノーイベント・グッドライフの精神を徹底しています。特別なことがないのがいい人生、ひたすらにそれを感じる作品。ゆゆ式においては会話と、後その中でのジェスチャーが作品の中心となっています。女子高生三人のどこか抜けたやりとりを延々と、読者である私たちは俯瞰的に眺め続けます。本当に、眺めるだけなんです。すき…。

現時点で単行本は9巻まで出てますが、作中において、名前がある登場人物はたった7人です。物語シリーズだって増えるのに
主人公格である3人組のゆずこ、縁、唯。初めの頃は彼女たちと間接的に、やがて仲良くなる3人組のあいちゃん(千穂)、おかちー(圭)、ふみお(ふみ)。最後に、6人のクラスの担任で、ゆずこ達3人が所属する部活の顧問なお母さん先生(松本先生)。
ちなみにきららファンタジアには、既におかちーを覗いて6人が来ている驚異の集合率。王手早すぎない?

しかも半分以上はゆずこ達3人の会話で進行する上、アニメにおいては殆ど三人が喋りだおしです。ゆゆゆ*2三人の独壇場。それがゆゆ式です。いや改めて考えるとすげえな……


好きなところ

ゆゆ式において、ゆずこ、縁、唯の三人は閉じられた関係性です。物理的にどうこうとか、意図するものがあるとかではなく、この3人は3人組で過不足がないというのを、会話や、やり取りを通して初話から提示してきます。先生や他の友人、生徒は+αの扱いです。そも1年時なんか全然描写されないし。これは3人が自分達以外をそこまで気にしてない、ということでもあるんじゃないかなぁと思います。

基本的に3人の会話は3人の中で完結します。なぜなら、話し手は他の二人にのみそれを伝えたいのであって、外部に広げる理由がないからです。
認識もまた、3人にのみ共有されます。なぜなら、3人が同じことを分かっていれば問題がないからです。
故に3人の会話はいつも突飛で言葉足らず、かつ面白さにもムラがあります。それは、読者に向けての表現ではないため。ギャグ作品としては配慮が足りず、日常系にしては特殊な突飛さもなく。とんちんかんで未完成にすら見えるそれが完成形。だからこそこの作品は、ゆずこと縁と唯、ゆを頭に持つ3人の『式(やり方)』━━ゆゆ式という名前、なのかなあ、とか。
そしてノーイベント・グッドライフの言葉の真意がここにあります。3人は喋っています。海に行こうと学校にいようと、帰り道だろうと唯ちゃんの家だろうと、場所は変われど、常に喋ってます。この3人の特殊さとして、『情報処理部』という部員0人だった部活動に所属してることが挙げられますが、それすらも3人にとっては会話のネタの一つでしかありません。イベントをイベントとして処理せず、『いつも通り』、通常運転でこなしていく。ゆえにノーイベント・グッドライフ。
ハマればハマるほどむしろそれがいい!って思えてきます。彼女たちにとっては、何よりそれが一番素敵なことなんですね。

故に

分かってはいるんですが納得してないことにゆゆ式の評価についてがあります。上記読んで貰えば把握できるかと思いますが、つまるところ一話完結、展開的な盛り上がりも盛り下がりもないゆゆ式って大分ニッチな作品で、人によって評価がわかれてるんですよ。恐らく『こちらを楽しませてもらいたい!』ってスタンスで見ると、理解ができずにつまらないとか思ってしまうんじゃないかと。
この作品において『楽しい、面白い、好き』は自分で見つけるのが正解なんです。3人は常に絶え間なくおしゃべりを続けてるんですから、どこかに好きだなぁ、って思える瞬間があるんですよ。多分。まあ私がおすすめしようにも全部好きなんでおすすめのしようがないんですけど。最早分からないのが可愛いんですよな……。

キャラクターについて

他、好きなところに『考えて話してる』、って所があります。いや会話に中身はないよ~って散々書いてるんですけど、『中身のない会話』を成り立たせるために、彼女たちは頭使ってるんですよね。特にゆずこさん。野々原ゆずこ、きみだよきみ。
ゆゆ式の会話って言葉遊びがすごいんです。単語の韻だったり関係性だったり、はたまた台詞の共通点だったり逆に全く意味がなかったり(?)。口にした言葉の一つ一つから要素を抜き出して、それを繋げてテンポよく進めていく。打ち合わせなんてものは勿論なく、各々が各々の役割に応じて、フィーリング、もしくは考えて適切な言葉を発言します。役割はわかりやすく、おちゃらけたゆずこがボケ、ゆるっとした縁が相槌、恥ずかしがり屋の唯がツッコミを担当します。逸脱しすぎない現実味はゆるキャンと少し似てますかも。

  • 会話スタート、フリは、基本的にゆずこが務めます。

ゆずこは一見というか大体アホの子です。いつもわけわかんないことを口走って二人を困惑させたり、突飛なことをして驚かせたり。感覚に頼って生きてるとしか思えない奔放ぶりですが、彼女の行動は一貫して『唯と縁をどれだけ面白がらせるか』に執着しています。二人を笑わせて、三人での会話をより面白いものにすること。ゆずこはいつも、そのために頑張っています。
一方、ゆずこは賢い子でもあります。かしこマン。成績はいいし、夏休みの宿題は早々に終わらせる真面目さがあります。会話を振る前に、ある程度その流れを構成してから発言している旨も漫画の中でこぼしています。じつは視力が良くないのでメガネも掛けています。でも、それはキャラじゃないのであまり口にしたがらないし、眼鏡も普段は外しています。ゆずこのことを苦手にしていたあいちゃんも、二人で話した後、唯たちとのノリでのメールを受け取ったときには、『あの時は普通だったのに…』と不可思議そうにこぼします。相手に合わせての振る舞いも分かっている。
そんなゆずこは、唯と縁に小さな疎外感を覚えています。具体的な描写は無いですが、二人は幼馴染で、ゆずこはそれに後から加わっていることは明言されています。それ故かはわかりませんが、ゆずこは会話に『いること』を求めて、嫌われてないかを心配するきらいがあります。わずかな会話の掛け違いだって、ゆずこにとっては結構なダメージがあったり。

  • ゆずこの発言に、縁が楽しそうに笑います。

縁はぽやーっとしたマイペースな子です。実はいいところのお嬢様だけど、二人にその扱いをされるのは苦手だったり。そして笑い上戸。ツボが浅い。ゆずこの一挙一動や唯のツッコミにいつも笑っていて、ゆずこはそんな笑ってくれる縁ちゃんがスキ…、なんて言ったりもします。要所要所で相槌を打ったり軌道をそらしたり、緩やかに会話の流れを動かすのも縁です。親戚のおじさんたちのせいで妙に古いネタやマニアックなことにも精通していて、しかし時折その解説を放棄するところもあります。不惑の夏だね~。
一方、縁は聡い子でもあります。二人の些細な感情のゆらぎにすぐ気づいて、フォローを入れてあげられる。ゆずこが疎外感を覚えていれば、唯からすれば唐突な愛の告白を繰り出します。唯が黄昏れていれば、それに一番に気づきます。ゆずこが何を願っているのかも分かっていますし、唯がどう思っているのかもお見通しです。ぽやぽやしてはいるんですが、二人が大好きだからこそ、この三人でいるために動いている。

  • 縁の笑い声を聞きながら、唯がツッコミます。

唯はちょっとぶっきらぼうないじられ役です。尚且二人の保護者役も務めています。親友であるアホと天然の暴走に振り回されつつ、時おり一緒になってふざけます。ツッコミとしては珍しく常に冷静な立ち位置じゃなく、ゆずこのとんちんかんに同意することも多いです。しかしツッコミに手は抜かず、うまい言い回しで的確にツッコめるよう頑張りますが時々不発なことも。反応がいいため時折ゆずこにからかわれては腕を捻り、調子に乗ったセクハラまがいの二人の発言には赤面で抗議します。かわいいね唯ちゃんかわいいねえ
一方、唯は一番受け身な存在です。自発的に会話を振るゆずこ、それをサポートする縁に対して、唯はただ享受する立場にいます。それは、この三人の関係性が唯を上にして成り立っているためでもあります。ゆずこも縁も、基本的に優先するのは唯なんですよね。そのために唯は、この中で一番関係性の不安定さに疎い人間です。けれど、自分の立ち位置だけはしっかりとわきまえています。作中、唯ちゃんお言葉わるい~、みたいなゆずこからの抗議に、お前らにだけだよと返す一幕があります。唯もまた、ゆずこと同じで三人組においての振る舞いを他と差別化しているわけですね。本当かわいい…。


そうして回されていく三人の会話は、いつも楽しくなるように動きます。ケンカもなければ文句もなく、行き過ぎないよう常にブレーキを片手に、会話という関係性の構築を丁寧に丁寧に続けます。のんきなやり取りの下では三人の言葉にならない感情がそろそろとうごめいて、それは見方を変えれば砂上の楼閣のようでもあり、どこか壊れ物のようにも思えます。まあ三人とも互いのことが好きなので、おそらくはプラスチックの耐震工事済楼閣なんですけど。そういうゆゆ式の表と裏、みたいなのがたまらなく好きです。考えすぎ?考えちゃうから仕方がないでしょ!

だから、外部存在であるところのおかちー達との絡みは非常に好きです。戸惑う唯、二人に任せる縁、警戒しつつ距離を測るゆずこ。ゆずこの威嚇、ギャグ処理されてるけど切実さを感じる……かわええ……。でも一番仲良くなるところまでアニメは至らないからそこはちょっとさみしいですが。ゆずこさんアホ賢くて本当かわいいんですよ。ナンバーワン好きピンクです。かおす先生も好きです。




そんなわけで、ただ面白いから見よう!!!等と大声で宣伝してもどーせ見て貰えねえよなあ~って諦めて寝るより、0.01%の可能性にかけて宣伝をする道を歩むことにしました*3。いいぞ保科、例え読まれずとも修羅となれ(?)ここまで読む人やっぱ既にゆゆ式読んでんじゃないかなって感じですけど。

今さらになりますがこちら感想ではなく視聴を勧奨するゆゆ式ダイマブログになります。ほぼほぼ感想ですけどね!なんとAmazonprimeに入れば特典で見れちゃいますからニコニコの配信が終わっても安心ですね(しかも今日から配信だ)!シュラァ!

高校生になりました

高校生になりました

  • 発売日: 2017/10/13
  • メディア: Prime Video

*1:オムライスと同じくらい好き(?)

*2:勇者の方ではなく、ゆずこ唯縁の名前の頭文字をとった略称。三上先生が呼んでいることがある

*3:松潤だって冤罪を勝ち取れる確率。99.9%に負けるな

『魔法少女育成計画』を鬱々と読んでいる

※この文章は、この作品の本質には触れますが、誰が死ぬとかどのお嬢が悪いとかは一切明記しないので安心ですよ!

でも推しは全員死にました。そのため今は数字の人とか生きている人を推しています。支離滅裂。

 

 

魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)

魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)

 

 

 

魔法少女育成計画、少しずつ少しずつ薄目に読み続けてJOKERSまで来ました。来てしまった、というべきなのか、もう何も分からない。私の読書にすら正義があるのかないのかとか考えてしまう。意味が分からないけれど私が観測しなければ彼女たちは生きていられたのでは…などと考えてしまうわけです。しんどいですね。

 

つらいね私。次はACESだ。

 

(あらすじにもならない:魔法少女が殺し合うよ。大体死ぬよ)

 

作品について

遠藤浅蜊作『魔法少女育成計画』から連なるまほいく*1シリーズは、多種多様な魔法少女達がのっぴきならない事情——もしくは思惑通り――により殺し合いをする、ダーク・サバイバルアクションです。イラストを担当されているマルイノ先生の絵がゆるふわほわほわとしているため、表紙買いトラップが十全に機能…機能し続けていますし、アニメ化の際には騙された人も多かったんじゃないかなぁと思います。ズルいよな。いやホントずるい。

 

この作品において、魔法少女は才能をもつ者のみがなれる、特別な存在です。魔法の国から力を授かることで、スペシャルな能力を持った、この世のものとは思えない美少女に変身することが出来ます。一人一つずつの特殊な能力と、人間を遥かに越えたパワーとフィジカルを得て、困った人を助けるのが魔法少女の使命です。ここまでニチアサ版。能力固定のプリキュア……の方が印象としては合ってるの……かな?
が、です。能力如何で振れ幅はあれど、同じ魔法少女同士ならば互いを傷つけあうことが可能であり――一定以上を超えるパワーや攻撃によるダメージを受ければ、その体は人と同じように壊れます。それはもうあっけなく、血をまき散らし臓物を飛ばし、首が転がり足はちぎれ。意識がなくなれば変身も解けます。そうすればそこには、無謀に無残に無意味にずたずたにされた少女が一人、無造作にごろりと転がるわけです。…そもそも、死体すら残らないことだってあるし。それゆえ戦闘描写は、自然、生と死をかけた、血沸き肉躍る少年漫画もかくやというものになりがちです。淡々とした語り口がそれを余計に引き立てる。熱い。そして痛い。つらい。

 

基本的に世界観とキャラクターはサブタイトルの作品ごとに独立しており、各作品ごとの生き延びた数人のキャラクターと、バックにいる『魔法の国』というろくでもない機関のみが共通して出演します。その世界観の違いも、結局根本は魔法の国によるものだったり魔法少女の仕業だったりと、タネを明かせば共通点しかなかった~なんてこともざらです。ほんとゴミで満ちている。プライドと上下関係に支配され、内部抗争や対立、不正も横行する公的機関の如き魔法の国の俗っぽさと、魔法少女という非現実のミスマッチがホント酷いです。しかしそれは魔法少女の世界観が、現実の上で成り立っているという証左でもあります。現実は決して揺るがないことを示します。それが救いになるのかは後述で。

 

『現実』 

そんなまほいくにおいて私が一番好きで苦手な部分は、いうなれば『すべての魔法少女は確かに生きていたのだ』というところ。どんなに早く死ぬ魔法少女であれ、彼女たちが何を思い何を見て何を背負い、誰と共に暮らしているのか――暮らしていたのかを、作者の遠藤先生は必ず本の中に書き記します。そこに差はあれど、少なくとも、『こういう道のりを歩んできて、だから今ここに魔法少女として立っていて、これから彼女はこうしていきたいんだ』と明確に分かるくらいには、作中のキャラとの会話を通して、戦いの中の成長を通して、独白を通して、回想を通して、彼女たち一人一人のパーソナルを紹介してくれます。いやというほど淡々と、どれだけのクズもどれだけの聖人もどれだけの凡人も、ひとしく。ひとしく描いて、そして死にます。

みんなみんな死ぬ。述べられたそこにどれほど痛烈な願いがあっても、どれだけ渇望する未来があっても、どれだけ死に恐怖を抱いていても、ばっさりと。死にます。強者が弱者に、弱者が強者に。ライバルが敵に、友達が味方に。みんなのっぴきならない事情で、もしくは享楽的に刃を向けて、そして死にます。死亡フラグなんて論議するだけ無駄です。死は平等で不条理なものです。

そう、先述した通り――だってこのファンタジーの世界観で、根幹を這うのは現実というシビアで容赦のない、あまりに冷徹な観念ですから。フラグなんて都合のいいそんなもの、現実には存在しないんですから。死ぬときは死ぬし、生きてるときは生きてる。もう本当に、そういう、それが、つらい…。現実なんて嫌い…。

 

遠藤先生はインタビュー*2でこう述べています。

「禁じ手ナシ」という感じが好きなんです。少女だから守られている……特定のだれかにというわけではなく、物語の見えない部分に「少女はひどい目にあわないだろう」という「お約束」があるようなのは好きじゃないというか。そういうものをとっぱらって、少女でもひどい目にあうし、主人公というか、人物視点であっても死ぬか生きるかわからない。そういうタブーのない感じの作品が書きたい。読者をびっくりさせたり、おどろかせたりしたいという気持ちが、作品を書く時の根底にありますね。

びっくりは好きだけど!好きだしびっくりするけど!サプライズは!嬉しいのがいいよね!!!!

 

現実は、死以外にも、魔法少女の背景に分かりやすく現れます。

魔法少女はあくまでこの現実を生きるものが変身しているので、変身できたことは無条件に幸福や願い事の成就にはつながりません。魔法少女になっても変わらない人生に嫌気がさしたり、魔法の力に頼り切ることで身を持ち崩したり、活動していくうえで現実の職と折り合いをつけなくてはならなかったり、逆に能力のせいで不幸になったり。もたらすものは千差万別です。そこには夢も希望もなく、年を重ねた魔法少女程、魔法の国に雇われていればなおのこと、魔法少女としての姿勢にはOLのような倦怠感がにじみます。

個人的に、SFと呼んでもいいのかもしれないな、と思います。現実という要素に魔法少女を溶かし込むのがとてもうまいんです。うますぎて、だから常に何が起こるかわからない。先が読めない。誰が死ぬのか、どこに行きつくのか、何が待ち受けるのか――それが気になって、だから読み進めてしまう。怖い以上に先が知りたくなる。

 

進め方も憎いです。語り部は、務める登場人物誰かの視点が短いスパンで切り替わって進んでいきます。その為、いったい作中で何が起きているのか、読者すら全容を知るためにはその人間の視点からの文を読むか、もしくは登場人物と共に解き明かす他ありません。勿論、視点固定の罠として、そのキャラクターの思い込みで読者側まで惑わされたり、死亡したために大事な所が分からないままだったり、逆に認識したことを思い返さず、重要な場面をあえて飛ばして描かれていたり━━などなど。全部が終わってから読み返すと、なるほどここがミスリードだったのか、等と魔法少女を襲った理不尽に対してキレながら改めて把握することができます。何度読んでも楽しめる。いえーい!死に際百回読んでも大丈夫なわけねーだろ!

 

などとまあ述べましたが読んでもらうのが一番ですね。

さああなたも地獄楽しい魔法少女たちの活動をのぞいてみませんかぽん?

*1:公式略称。響きはかわいいのに……

*2: http://konomanga.jp/interview/77067-2

『SAOAGGO』を読んだ

全部打とうとしたらタイトルが長すぎるのん。過去と現在の比較とか、理想と現実のギャップとか、仮想とリアルの関係性とか、一見常識人なようで頭のおかしい登場人物とか、後SAOとかキノの旅が大好きなんですよね。好きなものと好きなものを煮詰めたらそりゃ面白いですもん。無理だよ抗えないよ……無理……(巻き戻す)



先日最終回を迎えた「SAOAGGO」こと「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」を、アニメで放映されたストーリーと同じ3巻まで読んでみました。やー……好き!です!キャラもストーリーも好き!アニメは視覚を、小説は詳細をそれぞれ補完してくれるのでこれ見て読んだ方がより楽しめますね。アニメ版の最終話視聴まだなんですけど楽しく思ったことを書きます。この作品に関してはそのうち読み進めた上で改めて書き直したいけど一先ず今の時点で。
【追記】アニメ見ました日笠さんすげえよ!!!うまくアニメ尺に収まってたし戦闘描写最高でもう文句がなさすぎるイエーイ!すき!!!


(あとがきじゃないあらすじ:主人公の小比類巻香蓮は長身コンプレックスの大学生。五感を使う仮想現実ゲームVRMMOでチビのアバターを求めた末に辿り着いたのは、銃と硝煙の世界、『GGO(ガンゲイルオンライン)』でした。相棒の銃と共に世界を満喫していた香蓮=レンの元に、フレンドのピトフーイから『スクワッド・ジャム』への誘いがかけられます)


こちらライトノベルFPSバトルロワイヤル属になりますが(なるのか?)、実質女の子と女の子のお話であることは大まかなアニメの流れなんかを知ってる人には丸分かりでしょう。丸分かりでないなら女主人公で直接関わる男性が1クール通してMさん一人だけみたいな時点でお察しですよ。百合……と呼ぶには……まだ……まだ足りない……と思うけど感じますよね。波動を。変なものを感じてんなって感じてる自分に気味悪くなりますよね。まっちぽんぷ。

原作は川原礫先生の『SAO(ソードアート・オンライン)』ファントムバレッド編、つまり5巻6巻。舞台であるGGOの世界で、原作アニメの監修を勤めたガンマニア時雨沢恵一先生によるオリキャラハーメルン二次創作とかいうとんでも作品になります。えっ公式!?そう公式なの……!
しかし、あくまで別の主人公による別の物語のため、SAO原作のメンバーはほぼほぼ出てきません。主人公であるキリトに到っては名前すらでず、実質原作とは無関係と断言できる位に別物。故にSAOを読まなくても楽しめる。でも、そこにはSAOに対するリスペクトやあからさまな対比なんかがしっかり見え隠れしていて、原作読破済みだとより楽しめる仕掛けたっぷりになってます。んんっうれしい~!

対比

という訳で対比からあらすじをたどってみます。ざっくりSJ初めくらいまで。

  • 主人公の小比類巻香蓮は上京してきた大学2年生。180センチを越える高身長のせいで周囲に馴染めず、鬱屈とした日々のなかでVRMMOを始めます。目的は『違う自分になること』。逃避と言う点ではSAO主人公の和人*1と同じだけれど、目的をもって逃げる香蓮と目的なく逃げる和人、それ故にリアル優先の香蓮とゲーム優先の和人というように異なります。まず第1の対比。
  • 各ゲームごとに自動生成されて変更不可のアバターを目的の「チビ」なものにするため、いくつもの世界をコンバート(渡り歩いて)して、とうとう香蓮はチビのレン━━『LLENN(レン)』のアバターを手に入れます。現実とは似てもにつかぬ、ウサギのごとき小ささ。超絶キュート。SAOにおいてリアルの体をスキャンされていたため、強制的に変更されてしまったキリトとは真逆ですね。ここ第2の対比。本来MMOゲーム小説の醍醐味ってこういうところなんですけど、SAOのゲーム内においてこの仕様が活用されるのはヒースクリフ位なんですよね……。フェアリーダンス編はばっちしですが。
  • かくしてゲームを始めたレンは次第にこの硝煙の世界に熱中していきます。装備も、現実じゃ似合わないかわいいピンク色に塗りまくってウキウキ。そんな おまえが かわいい。ピンクの砂漠でモンスター狩りとPKを繰り返すうちに『ピンクの悪魔*2』などと悪名高く呼ばれることになります。その常に纏う黒衣で『黒の剣士』として名を馳せたキリトと似てますね。対比その3。この辺りからもうこじつけでもテンション上がってきます。いえーい!
  • ゲーム内で出来た、上京して以来初めての友人のピトフーイことピトさんとは、ピトさんなんか時折おかしいけど関係ないよね!って仲良くします*3。血みどろの女と女の約束したりしてモンスター狩りしてたら、彼女からの頼みで小隊同士のバトルロワイヤル、スクワッドジャムに参加することに。そこで紹介されるのは大男のMさん。凄腕のスナイパーの方です。まだ強い。レンは彼と二人、戦場に立つことになります。使う武器がレンのP90とキリトのフォトンソードと武器が異なることは勿論、予選開始時点でまだ勝つぞ~!としか思ってないレンと、死銃でピリついてるキリトもある意味対比ですね。対比4。
  • また、二人とも近接に特化してて、共に相方がスナイパーでありながら、リアルとそこまで変化がないキリトとシノン、共にリアルと大きく違うレンとM。対比5です。好き!心が踊る!
  • 他、ゲーム内に度々登場する「殺す」という単語に対する二人の認識も分かりやすく対比ですね。レンちゃんくらい軽く痺れる言い方が、SAOの殺人を引きずるキリトくんには出来ないから。作中リアルを持ち込むことになっても、ゲームはゲームだって言ってんのにピトさんは~!っていうレンちゃんと、ゲームであって遊びじゃない、だからデスガンは俺は止めないといけない、ってなるキリトくん。これに関しては同じSAOβテスト経験者のピトフーイとキリトの対比もできて面白いです。対比~!対比6~!

ざっと思い付くだけでもこれだけありますね。……こんな感じに、たのし~く対比の比較ができます。原作を読んでいると~~、と私が述べるのはこの辺りに起因します。もちろん設定や用語においても本編においてのあれだな?みたいなのがちょくちょくでるのでそういう面でもおススメですが。この他だって山盛りなんですけど、衝動のままに書きなぐってる私の記憶が危ういので今度余裕があったらまとめてみたいもんです。SJ2、目覚めたピトさんがフォトンソードと共に、主人公に立ちはだかるのなんてもう……この上ない……!

キャラクターについて

女主人公ゆえの女の子との絡みは時雨沢先生テイストにアレンジ効いてて、さっくりしてて大変好みです。例外的なMさんとのフワッとした関係も好きです。現実での会話で香蓮の口調ににじむガンナーとしてのレンちゃんみがいい。
すれ違うように現れたシャーリー達SJ2の女子共を知るためにも私は続きを読むべきなのだと思っていますが…どうなんだろう。

  • ピトさんとは言わずもがな、レンは「私が殺すまで死なないで!」と、目的からすれば真っ当なようで、歪みすぎてイカれた感情と共に全力で迫ってその喉元を噛みちぎりながら笑うんですから、実質これって告白ですよな。ひゃっほうたまんない!四六時中ピトさんのこと考えて強くなって、ピトさんが誰かにとられかけたらキレながら怨嗟の声をあげる……!私が殺す……!絶対殺す……!百合って難しい…。小説版の初手でオンライン相手ゆえにおちょくられて慌てたり、二人で仲良くモンスター狩ってるのも可愛いです。リアルでは唇奪われちゃうし。この二人のリアルとゲームで入れ替わる身長差が個人的に一番好きです。ナンバーワン百合ポイントでは?
  • フカ次郎!美優!紛れもない香蓮の親友!いやコヒーの頼みとあらば~でここまでしてくれるんだもんな……悩みも聞いてくれるしアシストもしてくれるし思いきりがよくて泣き言いうけどあきらめない、まるで人気投票で上位に来るチャラいイケメンみたいな……おまけにレンちゃんと並ぶ美少女アバター、もう隙がないのでは?任せた、相棒!の下り大好き。というかあの頃のレンちゃんが砕けて話す珍しいシーンは全部好き。つまるところフカとの絡みは全部好き。
  • 新体操部の面々はやっぱり、SJ1後のチビ助とデカ女!のやり取りが、正体バラシの上でこんなかっこよく決めてくれるなんてもう私のほしかったそれだったからありがとう……ありがとう……って感じです。どういうこと?そういうことなんですね。伝われ!お菓子食べてるときの女子高生の姿が、時折ロールプレイが解けて表れるのハチャメチャかわいいですよね。そんな6人が好き。早くレンと戦って欲しい……!!ままならねえ……!

銃火気は全編わからずのちんぷんかんぷんなので雰囲気で感じ取ってます。ほーんふーん、ってコナン読むときのあれですね、理解せずにオチだけ読むときのあの感覚です。弁明の余地なく申し訳ないけど、詳しくかいてくれるのである程度の理解はできます。有難い。戦闘シーンの臨場感は、小説版の緻密な描写だけだと脳が追っつかないのでうまく落とし込んだアニメすげえなあって思います。アニメのレンと香蓮の演じ分け本当凄い。EDも可愛い。もう楠木ともりさん無敵では?レン役演じてくださってありがとうございました。いっぱい売れて


そんな感じに楽しく楽しい鉄砲バトルロワイヤルSAOAGGO、録り溜めしてる最終話を見るために明日も生きます!ヒューッ楽しみ!またブログタイトル回収になっちまった…

*1:キリトの本名。桐ケ谷和人。キャラ名がレンと同じで本名からのもじり

*2:星のせんしとの関係はない

*3:後々関係しかなくなる