(追記:雑すぎてバカの間違いナンバリングになってたのを修正しました。ごめんなさーい!)
私=保科はカゲロウプロジェクトに足掛け八年狂っているオタクなのですが、久しぶりにじんさん*1のツイキャスを聞いたらエモをまき散らしながら死にそうになってしまいました。最高でした…。
走馬灯と一緒にフォロワーがカゲプロを知らない~という話をしていたことを思い出し「この名曲を聴いてない人生なんて…許せんッ!!!!!!!!!!!」という感情がぶちあがってしまったので、カゲプロを知らないオタクに向けてカルピス5滴に水ぶちまけたみたいなうっっっっっすい紹介をします。熱だけは込めるのでアッツアツの謎液体が完成する。何なのコレ???
いつかちゃんとした記事を書きます。切っ掛け程度にしてください。詳しく知りたかったらオタク(一人称)に声を掛けてください。
クソ雑な概要
カゲロウプロジェクトとは?
通称カゲプロ。じん(自然の敵P)が関わり手掛けたメディアミックス作品群――あるいはとある夏の日のこと。カゲプロが好きなオタクは全員夏に囚われているといっても過言ではないし夏が来るとみんな発作を起こすんだよ(流れるように嘘をつく)。
ニコニコでボカロの曲が聴けてKCG文庫で小説が読めてジーンコミックスで漫画が読めてDVD・Blu-rayでアニメが見れます。全部違う『とある夏の繰り返しの日』の話をしています。同じ話が一つもない。
繰り返しって?
根幹にかかわる設定です!
登場人物たちは全員死ぬ度、8/15を何度も何度もずれながら繰り返しています。繰り返す人物たちには共通項として、「能力」の存在が挙げられます。
その繰り返しのうちのどれか一つにスポットを当てているため、曲・小説・漫画・アニメで得られる情報や描写が大きく異なります。
能力って?
クソエモ厨二ワードっていうな。主要キャラクターには「目の慣用句」にまつわる能力が付与されています。(ex.目を隠す…自分と自分の近くの人を周囲から見えなくする)
これは楽曲の説明文にも記載されており、その曲が「誰」に関係するものか、何につながるものか…という考察にも使われます。
考察?
今でこそ殆どすべてのカラクリが明かされたコンテンツですが、全盛期の頃は「楽曲」「小説」「漫画」「アニメ」のすべてのコンテンツが交錯する形で徐々に明かされていく情報から、キャラクターの心情、行動、過去、選択、時系列、作品ごとの差異、複雑な世界観などを全て考察するコンテンツだったんですよ……。マzzzzzッジで楽しかった。
キャラクター?
ネームドキャラのことです。このキャラクターたちの波乱万丈ライフがカゲプロの中心です。お気楽そうに見えるやつらは全員過去が重かったりします。
能力を持つ主要メンバーは「メカクシ団」というチームを結成して、自分たちの能力の謎を解き明かそうとしています。団員は全部で9人、それぞれ加入順にNo.1~No.9のナンバーが割り振られています。私は6が好き。
つまり?
わかった!?わかんない?いやこれで分かれってのに無理があるのでは?
とにかく夏と生と死にあらゆる感情を持ち合わせる少年少女たちの物語を味わえるコンテンツがこの世には存在しており、今回紹介するのはその中の楽曲の一部になります。最高を味わってほしいのでよければ聞いてください。
すき楽曲イッパイアッテナ
1.チルドレンレコード
「目に物見せる話」
何を最初に紹介するかっていったらこの曲っきゃねえだろうなあ、という、プロジェクト全体のOPを務める楽曲。ちりばめられた過去作のフレーズがオタクを熱くたぎらせる。
他の楽曲と共通ではあるのですが、特に強調される「子供」にまつわる文言が、世界観をよく表してると思います。少年少女、前を向け!
ぶち抜く疾走感に混ざる、暑くうだるような夏の匂い。そんな世界の物語であることを感じてほしい…。
2.ロスタイムメモリー
「目に焼き付いた話」
アーーーー!こんな順番で紹介するはずじゃ!抑えきれない衝動…。こちら私の最高ゲキエモクソ推しド天才超絶大好き楽曲になります。多分初見だとすげえ何言ってんだコイツって感じの内容なんですけど、メカクシ団No.7、「如月シンタロー」という少年の過去と今を描いています。
赤いマフラーの少女「楯山アヤノ」は既に故人であり、メインで描写される彼はずっとそのことに苛まれ続けて引きこもった生活を送っている、という事前情報の中投稿された作品でした。
深夜二時の投稿された瞬間からずっとお前が大好きだぞ如月シンタロー…。
3.アディショナルメモリー
「目の届かない話」
こんな狂った紹介も許されてしまうなんて2020年は罪ですね。も~~~~すごい良い曲なので聞いてください!一回聞いて!
タイトルから察される通り上で紹介した「ロスタイムメモリー」と対になる楽曲です。ロスタイムメモリーのシンタローが終始「アヤノ」のことを想っていたならば、この曲はアヤノが「シンタロー」を想う曲になります。――死因である投身自殺の、落下中。
元来彼女は楽曲群含むあらゆるコンテンツで「聖人君子」のように描写されることが多く、その辺の印象に関しては是非「アヤノの幸福理論」という楽曲を聞いていただきたいな~…と思うのですが、その印象をめためたにぶち壊す曲でした。
4.如月アテンション
「目を奪う話」
ここでちょっと指向を変えた一曲。じんさんはロック調を好む方でありながら、こういう可愛い曲も超絶上手いんです。けものフレンズの「かばんちゃんとサーバルちゃん」のキャラソンとか可愛いんですよ~。話がそれた!
メカクシ団No.5で現役女子高生アイドル「如月モモ」の、ちょっと憂鬱で楽しいある日を描いた楽曲です。この曲はストーリー進行にまつわる話ではなくモモという少女のパーソナルに焦点を当てた進行ですが、登場キャラは結構多かったりでたまんない一作です。ロスメモでぐっちゃぐちゃメンタルを発露してる兄貴のシンタローとかもぬるっとカメオ出演してますね。
5.夜咄ディセイブ
「目を欺く話」
一転してジャズ調なこちらの曲はメカクシ団No.3、「カノ」のパーソナルに焦点を当てた楽曲です。LOVE。自分の姿、表情を変える「目を欺く」力を持った彼の心情が深く描かれています。小説や漫画で道化の側面が印象的な少年だったので、こう来たか~~~~と唸りまくったのを覚えています。数々の過去重人間が登場する作品群において、実は指折りの救われて欲しすぎる人間ですカノくん。
兎にも角にも曲がいい!じんさんの引き出しいくつあるんだろう。未だに底が知れない人です。
6.アウターサイエンス
「目は口ほどに物を言う話」
クソ雑楽曲群紹介を締めるのはこの曲しかないって内なる私も言っている。何千何万の繰り返しに失敗した彼らの上であざ笑うは黒幕。かくして終焉、息絶えた少年少女は「次の次の日」へとまた繰り返す――言い忘れていましたが、楽曲群は「BADEND」のルートです。そんな絶望をお手軽摂取できる素敵曲。是非聞いてください。
くそざつまとめ
そんなわけでさっくりと六曲紹介しました。物語の関連性、キャラクターの描写、雰囲気なんかがこういう感じであるんだな~、そういうのが楽しいんだな~みたいなのを感じ取ってもらえればな…興味をもって貰えればな…という気持ちです。歌詞の一つ、メロディーラインの一つにも意味があるコンテンツ、沼です。
このほかにも素敵な曲はたくさんあるので、何か定額配信サービスに入ってれば多分ネットに投稿されてない曲含めて聞き放題になれます。プロジェクトの中でもものすごい多様な曲が存在するので、お気に入りを見つけて貰ったりしたらオタク大喜びです。
Spotify、LINE MUSIC、をはじめ各定額制配信サイトで、カゲロウプロジェクト楽曲を好評配信中!! ぜひお気に入りのプレイリストを作成して、お楽しみ下さい!!
— メカクシ団 (@mekakushidan) 2018年6月11日
【Spotifyはコチラ】https://t.co/hc5PN6Debf
【LINE MUSICはコチラ】https://t.co/I19iKVpvvr#カゲプロ #Spotify #LINEMUSIC pic.twitter.com/MlWmQWOTvw
知ろう!カゲプロ!
以上!
*1:じん(自然の敵P)。カゲプロの作者