サイリウムを振りながらボロボロ泣いてしまったせいで床に涙のシミを作ってしまったことは誠に申し訳なく思っています エモい…
VR ZONE SHINJUKU(以下VRZONE)で現在公演中の『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS new generations Brilliant Party!』に行ってきました。すごくよかったのでズタボロの記憶を組みなおしてテキストレポを試みてみます。よ過ぎてよかったんです…。
※ネタバレ配慮しません!ので!あしからず!
キャラクターの台詞などはかすかにのこってる記憶をもとに書き綴ってるので恐らく詳細は異なります。ぜひ現地で生の台詞を聞いてください!
行った人:保科…渋谷凛と本田未央に異様な執着を見せるNGsが好きな人。友達は少なくコミュも苦手で毎日が孤独。今日も一人。
概要について
このライブは、VRZONEで行われているコンテンツの「CG STAR LIVE」の新規プログラム。今年の7月から10月の期間限定で開催されている、CGモデルによるライブです。THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSからnew generationsの島村卯月・本田未央・渋谷凛の3人がピックアップされて、単独公演を行っています。かきおろしの新曲は『Stage Bye Stage』、今までとこれからをアップテンポに歌ってくれます。
<CG STAR LIVEとは>
「CG STAR LIVE」は、来場されたお客さまが振るコンサートライトの色や声援により、その日の楽曲やトークの内容が変化するコールアンドレスポンスが特徴のイベントです。キャラクターとファンとのリアルタイムなコミュニケーションをお楽しみいただけます。
憧れのアイドルたちが目の前のステージに等身大で登場し、歌い、踊る姿は、あたかも本当に実在するかのようなリアリティを感じることができます。第1弾は「IDOLiSH7 PRISM NIGHT(アイドリッシュセブン プリズムナイト)」を公演し、のべ1.5万人の来場者を動員しました。
引用:https://www.lisani.jp/0000107229/
CGモデルのライブ?つまりは映像でしょ?となる方もいるかとは思われますが、本来こういった二次元キャラクターによる会場を利用したライブは、中の声優さんが着飾って行うものが普通です。まあつまり卯月と未央と凛が目の前で踊るなんてことは「ありえない」ことであり、それをひっくり返すとんでもないライブなわけです。いくっきゃねえなあ!
チケ購入~開場
丁度1か月ほど前に今日(8月10日)の3時ごろの回の一般チケットを取って発券作業をしたんですが、記載されてる『整理番号1番』とかいう人智を超えた数字に目を剥きました。…いやいや連日開催されているとはいえこれ大丈夫なのか…?
客入りは平気なのか、もしかしてお客私一人だけなんじゃ…?とそわそわしながら迎えた今日、ひいこら現地入りした私の目の前にいたのは――10人ちょっとのお客さんだった!20人もいない!キャパはこの10倍以上なのに…!マジかよ最悪は免れたけど…!そりゃ平日で日も出ててコミケ1日目だけど、本日渋谷凛の誕生日ですよ!?
駆け巡る不安、大丈夫なのかなあと焦燥に駆られていじくるTwitterでは『荒木比奈のガチャ更新*1』がTLを駆け巡ってもうパニックに近かったです。直ぐ開場だからスマホ機内モードにするからガチャ回せないし…!
とりとととととり取り敢えずVRニュージェネ終えてから担当を担当
— じぇる (@qqelsmzg67) 2018年8月10日
退場後にお迎えはできませんでしたがまあスカチケ待ちます
平常心を保つコツはオタクになること(?)、購入したリストバンドを装着、デジタルカメラも構えてもうだれにも負けないりっぱなオタクの完成!いえーい!なんの自慢にもならねえ!意気揚々と他のPさんたちと共にがらんどうの会場に向かいます。
人が居なさ過ぎて過半数が私含めて最前列。写真撮影も後方前方関係なく撮っていいとのお達しを受けました。神では?ほぼ中央ポジも獲得できました、神では??
スタッフのお姉さんから一人一本貸し出された専用ライトの説明を受けて(三本バルログしたい…)と思う矢先、アナウンスが流れました。
卯月「プロデューサーさん!」
う、卯月―――!!!!!そう、今日のMCは卯月でした!可愛い!たしかMCは回ごとに異なる、という話を聞いた気がしますので、別の回だと凛や未央が案内をしてくれるんだと思います。子細忘れましたが(大体の子細は可愛いという感想以外全て吹っ飛んでますが)ペンラを振り回したり厄介しちゃだめですよ~、という注意を受けて、いよいよライブが始まります。
ライブ感想
一曲目は「できたてEvo! Revo! Generation!」。ライブの爆音とともに三人が笑顔で登場して、アニメと同じ振り付けで踊ってくれます。「new generations」のユニット名*2からしてやってくれるのは確信していましたが、それにしてもいい曲だ…!いや~なにより…近い!可愛い!最高!最前列を獲得できたことによる恩恵が大きすぎて、初っ端から興奮しすぎました。目が合うダンス一切合切全て見える何もかもが私の目の前…!もう、腕もげるくらいサイリウム振った。
特に振り付けが細かく、全員が違う動きをしていて感動しました。未央は元気よくオーバーに、凛は魅せるように優雅に、卯月は基礎をしっかり可愛らしく…というような個性が、のちの曲を含めてすべてのダンスに現れていて本当にすごい…ってなりました。同じ振り付けでも全然違う。特に同じ振りを未央は跳ねるみたいに踊るのに、凛は足をあまり浮かさずに踊っててうおおおああああ…!って思いました(?)
一曲終えて、ここで一旦MCが挟まります。挨拶をしてすぐに次の曲に行こうとする未央を凛がなだめ(このやり取りの二人が可愛すぎてやばかった)、三人の自己紹介に移ります。一人ひとり名乗ってコメントをして、最後に声をそろえて「私たち、new generationsです!」知ってるよ!!!!!!すごくよく知ってるよ!!!!!!
そうしてかかった次の曲は「Star!」でした。アニメ尽くし!フォーメーションの移り変わりとかが丁寧で、すごくよかったです。当たり前のように三人違う振り付けが一つの同じ振りに集約されていくのヒエ…ってなりました。手を振る未央、歌う卯月、踊る凛、みたいなその一瞬がつよく焼き付いてます。というか、当たり前のようにNGsのみの全体曲が流れていくの死ぬほどやばいですね…。NGsの単独ライブ、がいかにヤバいかここらから本格的に実感を始めます。気が狂う。
ここらでふと後ろを振り返ると、数人サイリウムを持ったここの職員の方がいらっしゃることにも気づきました。定期的にMCにおけるコールのタイミングとかをはかりつつ入れてくれて助かりました…持つべきものは友達よりもスタッフだ。人数少ないからどうしても多数の力で押し切れないんですよね。
ここでまたMC。ハハーン尺稼ぎだな?という気持ちと並行するもっとおしゃべりみたーい!という私の気持ちにこたえるように、「教えて!シンデレラ」のコーナーとシャッターチャンスタイムが各キャラごとに行われました。
私の回の「教えて!シンデレラ」では、選ばれた質問は卯月が「アイドル以外になってみたい職業は?」凛が「最近あった嬉しかったことは?」未央が「もし無人島に何か一つ持っていくなら?」でした。
それぞれ卯月は「いい子」が、凛は「アイドルとしての成長」が、未央は「Passion」が垣間見れました。…いや未央、君は天才だよ…マジで…今日の笑いあり笑いありのライブの主成分は君だよ…。
シャッターチャンスタイムは前述通り「タイミングを待たずすべて撮影オッケー!」とのお達しがあったので無我夢中で写真を撮りました。すべてポーズが異なるのでもうシャッターが止まらない止まらない…!いいよー可愛いよー!とか声掛けとかもしてたら変態性が増してイケない写真撮ってる気分になってきましたけど、いたって健全です。
入れ代わるときのハイタッチ、可愛かったです…つんのめって凛に頭こっつんされる未央を見たときは心臓発作起こしかけて胸ぶん殴りました。挙動不審。
あと、ここのみならずどの場面でも、1人1人はけるときにちゃんと舞台袖に引っ込んで引くのが印象的でした。初音ミクのライブならその場で消えちゃうので、特に。彼女たちは生身のアイドルとしてこの場にいるんだなあ、と強く思わせてくれました。
そうして三人分が終わって、次の曲…とその前に卯月が。
卯月「次の曲は、いつもはプロデューサーさん達に選んでもらうんですが…」
選ぶ?と言われてちょっと呆けて気づきました。あっ、そうかソロ曲か!そういや選ぶって聞いたな。今日はミツボシ☆☆★が聞きたいけど…でも、せっかくのMC卯月ならやっぱりSm…
卯月「今日は特別に全部見せちゃいますね!!!!」
Why!?!?!?!?
私、大パニック。NGsめっちゃ笑顔でプロデューサーさんにいつもの練習の成果見てもらいましょうね~とか言ってる。正気か。何その大盤振る舞いもっと好きになってしまうんですが。
卯月「それでは聞いてください!S(mile)ING!」
凛「Never say never、」
未央「ミツボシ☆☆★!」
ウ、ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!(サイリウムを振る)
というわけで実質三曲の連続メドレー、怒涛の開幕。全部かわいい。ソロ曲のためほかの二人がバックダンサーに回るんですが、個人的にネバネバの、サビの腕をクロスさせるみたいに交互に振りぬきながらするステップをする未央と卯月がよかったです…。あとミツボシステップ真正面から見るとマジいいですね。スマイリングの横ステップも、かわいい…。惜しむらくは、やっと出会えた鳴り響く「歓声」を届けきれなかったことですね。…人が…少ないんじゃ…。
終わった後は8月生まれの人を祝うバースデータイム。今日誕生日の人はどこかな~?という未央の後ろで辺りを見回す凛に会場の心が一つになる。『お前だよ渋谷!』
隣のお兄さんがシャッターチャンスタイムで「流石16歳の色気…」と口にしてたことが異様に記憶に残っています。そう今日はしぶりんの誕生日なんですなあ!
一緒に歌いつつも「Happy Birthday Dear」の続きは「凛ちゃん」と「しぶりん」が入り乱れることに。いや本当にお誕生日おめでとう。最初は渋谷凛サプライズバースデーかと思ってたからPのこと呼び始めてびっくりした。
そうして始まる最後の曲、新曲。「Stage Bye Stage」、泣きました。視界のぼやけること。歌詞がずるいんですよ歌詞が…。他の曲がおおよそデレステで配信されてる尺程度だった代わりに、新曲だけあって二番含めたフル尺を披露してくれました。
もうなんかいろんな感情がごっちゃになって後半の記憶ないんですけど、一人が歌ってるときにほかの二人がわちゃわちゃしたりわちゃわちゃしてるのがすっごく可愛かったです。VRの予算を最大限に生かしたフォーメーション、振り、モーション、表情、全部が最大限詰まった素晴らしい時間でした。金額にも納得です。
さっくり終わったなあ、と呆けてるのもつかの間、アンコール、の声が飛んできます。えっいいの!?NGsつかれてない!?と思いつつも欲には逆らえず、しばらく少人数アンコールを入れていると――三人が戻ってきた!知ってた!
そう、まだ披露してない表題曲のターン。お礼の後に、アンコールは「お願い!シンデレラ」。全力でコールを入れて、もう完膚なきまでに最高でした。
最後に三人が一言ずつ今日のお礼を言って、卯月の「アイマスですよ、アイマスー!」の掛け声でお開きになりました。本当にアイマスのライブだ…!
セトリとしては
- できたてEvo! Revo! Generation!
- Star!
- S(mile)ING!
- Never say never
- ミツボシ☆☆★
- Stage Bye Stage
- お願い!シンデレラ
になります。これが変則的なのか最近のレギュラーなのかはわかりませんが…ソロ曲を一曲としてカウントすれば、MCの挟まるタイミングなどは他の回のライブと大差ないようです。
総括
まあそんな感じでめちゃくちゃ楽しかったです。やべえもん。目の前に三人がいるんだ…。皆ぜひ行ってほしいです。
私、なんとなくNGsに対してファン心理が抜けきらないまま向かったわけですが、個人的に一番感じたのはこれは『身内向けのライブ』である、ということです。三人は集まってくれてるのが自分たちをプロデュースしてくれているPだと分かったうえで、歌や踊りを披露してくれます。だからアイドルのライブ…という風に呼ぶのは、少し違うのかなと思いました。それがだめというわけではなく寧ろ分かってんじゃん!ってことなんですけど、私たちはファンでなく、彼女たちに寄り添う立場にあるのだなあ、と、三人に呼ばれながら強く思いました。でもファンでいたい私もいるんですよ…。めんどくせえなあ自分。
機会があったらまた行ってみたいです。このライブ、繰り返し見ることを前提に作られているので、質問含む分岐全部コンプしたい気持ちがあふれそう…!
バク泣きしたし私はニュージェネレーションに出会ったんです 神
— じぇる (@qqelsmzg67) 2018年8月10日
もし閲覧してくれた方の中にご一緒した方がいらっしゃったら…本日はお疲れさまでした!途中から二度と会わねえ!もう自由にやらせてもらうぜ!と思って外聞を気にせず全力オタクになってたので何かしらご迷惑でもかけていたのではないかと思いますが申し訳ないです。すみません。
次は…6th…!!!